奈須きのこ 『空の境界』 講談社
空の境界 上  (講談社ノベルス)空の境界 上 (講談社ノベルス)
(2004/06/08)
奈須 きのこ

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★★★★☆
おお!面白かった。
若干手に取りにくい表紙で、気にはなりつつも
読んでなかったんですが、もっと早く読んどきゃ良かった。
戦う美少女と普通の男の子、倒すべき敵みたいな、
ステレオタイプなキャラクター小説家かと思いきや、
ストーリーのアクロバティックさや構成の面白さで
中々に読ませるのです。
ところどころ倫理的にどうだろうと思うところもあるんですが、
そこはフィクションだと割り切って読めば良いかなぁと。
伝奇小説といわれているようなのですが、
そのジャンルに今まで触れてこなかったので
これからはそっちもありかなぁと。
あ。あと解説分かりにくい。んで長い。

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【2008/06/25 21:15 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
アンソロジー 『14歳の本棚 初恋友情編』 新潮社
14歳の本棚 初恋友情編―青春小説傑作選 (新潮文庫 き 29-2)14歳の本棚 初恋友情編―青春小説傑作選 (新潮文庫 き 29-2)
(2007/03)
石田 衣良

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★★★☆☆
あ。しまったしまった。
前に読んだ時にもなんだか物足りない気がしてたシリーズだこりゃ。
いくつかの短かいお話が収録されてはいるんですが、
短編だけでなく、長編の一部だけとか、
出だしの少しだけってのも収録されてて、
読んだ気がしないんです。
長編の一部を読んでどうなるってんだい。
てやんでべらぼうめ。

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【2008/06/20 19:36 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
有吉玉青 『車掌さんの恋』 講談社
車掌さんの恋 (講談社文庫 あ 97-2)車掌さんの恋 (講談社文庫 あ 97-2)
(2008/04/15)
有吉 玉青

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★★★☆☆
5編の電車にまつわる短編集。
なんですが、はて。
一番最後に収録されてる「あみだなの上」は
すごく良い味を出しているというか
味わい深い、余韻の残る一編なんですが、
最初の「車掌さんの恋」で若干つまづきまして・・・。
読みにくい文章というわけではないのですが、
あまり魅力的ではない文体なような。
長編に比べて短編は文章の巧さが
ダイレクトに伝わるので、そこでひっかかると
読むのが辛い気がします。

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【2008/06/05 23:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
雨宮 処凛 『ともだち刑』 講談社
ともだち刑 (講談社文庫 あ 95-2)ともだち刑 (講談社文庫 あ 95-2)
(2008/04/15)
雨宮 処凛

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★★★☆☆
きっとどこにでもあるだろうし、
今現在この状況に陥ってる子もいるんだろうなぁと
リアルに思える中学生の女の子たちの姿。
絶望的な閉塞感と圧倒的な孤独感。
空気を読むことに長けた者だけしか
生き残れない学校という閉ざされた空間。
ぬくぬくとは生きられない環境もあるんだって
実感させられる1冊。

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【2008/06/03 23:26 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
石持浅海 『セリヌンティウスの舟』 光文社文庫
セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4)セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4)
(2008/05/13)
石持浅海

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★★★☆☆
かつてダイビングで命を落としかけた仲間たち。
その時に培われた絆は彼らを強く結びつけていたはずなのに、
その中の一人が自殺してしまう。
彼女が選んだ方法は青酸カリを飲むというものだったが、
残されたメンバーは彼女の死に納得できないものを感じ、
真相を知ろうとするがー。
ううむ。
だいたいがセリフと海での描写だけで進んでいくので
どうにもこうにもなかだるみ感が。
それはまぁ、いたし方ないとして、
ドキドキするような謎の提供がないのは致命的ではないかと。
タイトルに結びつける状況もちょっと牽強付会。
謎を解いていく過程の論理は分かるんですが、んー。
盛り上がりにかけますなぁ。
もしかしたらネタバレになるかもしれませんので
ちょっくら色変えます。反転をば。

たとえどんな理由があれ、人を試そうとする行為は
あまり気持ちの良いものではなく、
個人的には嫌いなので自殺した子の意志に
反感を覚えました。
あと、この自殺の理由がどうにも・・・。
ラストもどうかと思います。

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【2008/06/02 20:54 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
佐藤賢一 『オクシタニア 下巻』 集英社
オクシタニア〈下〉 (集英社文庫)オクシタニア〈下〉 (集英社文庫)
(2006/08)
佐藤 賢一

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★★★☆☆
オクシタニアの下巻が魔境から発見されまして、
読み終えたのですが、
信仰と魂と愛情を、歴史を交えて描ききった大作でした。
カタリ派に進んだジラルダとキリスト正教に進んだエドモン。
かつて夫婦だった二人の魂の行く末と
彼らの信仰の果てに見えるもの。
著者の歴史的な知識やそこで暮らしたであろう人々を
イキイキと描き出す才能にただひたすら
圧倒されます。

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【2008/05/28 23:54 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
山田詠美 『風味絶佳』 文藝春秋
風味絶佳風味絶佳
(2005/05/15)
山田 詠美

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★★★☆☆
6つの滋養に満ちた短編集。
恋愛短編と謳ってありますが
それだけじゃないような。
「間食」に出てくる寺内が好きだなぁ。
ところどころグサリとくるようなセリフや
表現が出てきて、油断なりません。
しかもその表現がシンプルで力強いのです。
装丁もキュート。

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【2008/05/11 22:09 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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