つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
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★★★★★ おおお!後半は怒涛の展開です。 色々ぶっちゃけちゃいたいのですが、 これ、なんの先入観もないまま読んだほうが すんごい楽しめると思います。 なもんで、以下はネタバレになるような気がするので 読み終えた方のみ反転させてください! ↓ 1000年後の未来。 徹底した管理社会で人々は暮らし、 学校教育からはじかれた子供たちはいつのまにか姿を消した。 彼らの能力は潜在意識から溢れ出し、 周囲の環境にも多大な影響を与えていた。 異形のもの達が跋扈し、表面的には人間に服従を誓っていたが、 隙さえあれば人間を襲うこともやぶさかではなかった。 1000年の間に新しい進化を辿り、新しい文明社会を築いた人類。 しかし、その社会の構築には血腥い過去が 面々と続いていた。 そして明かされる異形のものの正体。 って長々と書いても全然この本の魅力を伝えられない・・・。がっくし。 もっと色々あってすんげぇ面白いのに!!! 世界観が特殊で、しかも細かいところまで描かれてて、 世界の良いところも悪いところも晒されて、 ラストは驚きの結末。 人類の業の深さにうたれるわけです。 バケネズミというのが出てくるんですが、 そちら側からの視点で描くと、 全然違った物語になるんだろうなぁと。 例えばそれは野生生物のドキュメンタリーを見るときに、 ライオン視点と、シマウマ視点が全く違ったものになるように。 『想像力こそ全てを変える』ってのが 心に重くのしかかるわけです。 分厚さや値段にしり込みしますが、やはり貴志ファンは 読まねばならんでしょう。 |
★★★★☆ おぉ!貴志祐介の三年ぶりくらいの新刊ですがね! 1000年後の日本。人々は呪術を手に入れ 真言を唱えることでたくさんのことを可能にしてきた。 しかし子供達は八町標と呼ばれる結界のようなものの外には出ることを禁じられ、 恐ろしい伝説がまことしやかに囁かれていた。 魔法使いのようなファンタジックな世界かと思いきや、 底辺にぞわぞわとした嫌な感じがずっと漂っていて、 悪い方向へどんどん進んでいくような、 怖い感じがしてるのです。 物語が進むにつれ世界をとりまく環境が明かされ、 事態はどんどんのっぴきならない状態に! んでもってラストが悲しくって! そんでもって続きが気になる。 どういう展開になるのか全然読めなくて、 期待がふくらむばかり。 |
★★★☆☆ スパコンを操る従兄からの依頼で ヴァーチャルリアリティの世界で「オリジナリティ」を探す詳子。 彼女がそこで出会ったのはソルトと名乗る存在。 彼が示す先にあるものはー。 近未来、現実の模倣だけでなく現実を超える仮想を 作ることができるのか、 現実と仮想の区別がつかなくなったとき、 人はどのようにして現実を知覚できるのか。 そしてその現実には己という個すら含まれる。 ・・・というようなお話だったような。 いや、完璧に理解できたかと言われると言葉に詰まる部分があって ちゃんと分かってるかどうか若干怪しかったりします。 いえ、どのようなものであれ完璧に理解できるというのは ありえないと思うのですが、 それでも折り合いってのがあると思って、 そこまで辿りつけてんだが自信がないです。 けれど、こんぴゅーたーと人の今後辿る姿の可能性ってことでは とっても興味深かったです。 |
★★★☆☆ 野尻抱介好きなんですわー。 だってめっちゃ面白いんですもん。 このシリーズ、最初は女子高生が宇宙を目指すっていう とんでもない設定だったりするんですが、 でも科学知識が豊富で、しっかり説明があるので 月にだって行けちゃうんじゃなーいって思わせるんです。 すんごい楽しいのー。 かわいい女の子もでてくるのでウハウハですがね。 んで、今回の任務はといいますと、 「はちどり」と呼ばれる小惑星探査機が載せたサンプルの回収。 シャーマンでもあるマツリがそのサンプルに精霊が宿っていると 言い出したから、ゆかりも茜も必死。 さぁ、どうやって回収するのか?! くふふ。面白かった。 |
★★★☆☆ 政府による暗殺が暗黙の了解となった近未来。 後進国で続発する内戦や虐殺の影に 一人の男の影がちらつき、 アメリカ情報軍・特殊検索群に所属するシェパード大尉は 彼を追う事を任命される。 近未来の軍事モノなんですが、いまいち世界観に ついていけなかったのであまり楽しめなかったような。 まず、シェパード大尉の一人称が「ぼく」っていうのが なんかヤダっていうどうでも良い理由と、 細かい単語が難しかったっていう自分の知力に問題がある理由で のりきれなかったなぁ。 虐殺器官っていう発想は面白いし、 ラストのオチのつけかたもおぉ!って思えるものなので 今後に期待。 あ。ついでに。 作者の名前が読めませんでした。 「いとうけいかく」と読むそうな。 |
★★★★☆ マッカンドルー航宙記の続編です♪ 今回のも確かな知識に裏打ちされた科学と論理にプラスして マッカンドルーとジーニーのかけあいが面白かったです。 ジーニーは科学的知識に薄くて、読者は 感情移入しやすいんじゃないかしら。 私はそれにすらついていけてない部分もたくさんあったんだけれど、 でも多少分からないところを飛ばしても 元々のお話や着想がすごく面白いところにあるので 全然楽しめちゃいます。 SFはやっぱり良いねぇ。 なんていうか本を読むだけで宇宙旅行しちゃえるんだから。 たまりませんな。 |
★★★☆☆ 塩害と化け物の出現に苦しめられている村・キヌーヌ。 村八分にされている少女・シエラと異形の騎士・金目は 化け物たちの創造主・パナードと対立することになるが・・・。 最近、東京創元社さんから日本人作家の描くSFが 文庫化されてて、全部追っかけようと思ってるんですが、 これはSFなのかしら・・・。どっちかちゅーとファンタジーのような。 ううむ。私の中でSFのイメージが宇宙とか、宇宙船とか宇宙人とかが 出てきてなにやらあったりなかったりって感じなのでどうも、 最初にもってた期待とは違うんですな。 宇宙とか出てきませんし。 森と人と動物たちとの共生のありかたを「揺らぎ」ってテーマで くくったファンタジーだったような気がします。 |









