つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
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★★★★☆ おお。面白い。 坂崎磐音は幼い頃からの友と供に江戸に勤めに出ていたが、 自藩に帰ったその日の内に 悪意のある艶聞が元でその友を失ってしまう。 その事件があって後 磐音は江戸に戻り浪人として日々を過ごす事に。 主人公の磐音が飄々としててとっても好感がもてるのと 展開が早いのですいすい読めてしまいます。 時代物といえば宮城谷昌光くらいしか読んでなかったので こんなに読みやすいものだったのかとびっくり。 やはり食わず嫌いはいけませんなぁ。 |
★★★★☆ 明治維新。 侍が侍でいられなくなった時代。 価値観の大きな変動。 例えばそれは「時間」という概念の導入。 太陰太陽暦から太陽暦へ。 時代の狭間で己の生き方を変えなければならなった武士達の 6つの物語。 「けっして逃げず、後戻りもせず、 能う限りの最善の方法で、すべての始末をつけねばならぬ。」(P253) 侍の矜持や男の意地を枉げなければ 生き残れなかった時代。 武士達は1000年続いた侍の時代に幕を引いた。 あああ。かっちょ良い。 男っぷりが良いってのはこういうことを云うんだろうなぁと うっとりしてしまいました。 |
★★★★☆ 斉の公子の家宰となった管仲と鮑叔。 しかし時は動乱の春秋時代。 彼らの立場もやがては対立するものに・・・。 管仲と鮑叔の才能と器。 彼らの友情と信頼。 大器とはこういうことかと。 読み終わってずっしりと重みというか 手ごたえを感じました。 上巻の管仲の不遇が晴らされて 名宰相として活躍する場が描かれるので すごくスッキリ。 気になってた季燕のその後も ちゃんと書かれてたので良かったです。 はー。満足。 良いもの読みました。 |
★★★★☆ 「理想の宰相として名高い管仲の無名時代と周囲の 人々を生き生きと描く」 と、あるのですが 歴史に疎い私は実は管仲と言う人を知らない。 そんなわけで何の先入観もなくこだわりもなく 読んだのですが、管仲が不遇の人過ぎて不憫・・・。 鮑叔がいたから救われる部分が多いのですが、 ちょっと涙目になるくらい運が無い。 そんな男がどうして名宰相と呼ばれるようになるのか、 下巻が楽しみです。 いつもの事ながら、宮城谷昌光の硬くて、 それでいて色気のある文体はステキ。 豊富な知識に裏打ちされた歴史観と 時代の熱気を伝えてくれる物語。 さ。下巻読むぞ。 |
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香乱記〈4〉
![]() ★★★★☆ 「人を殺しつづけている劉邦と項羽よりも、 人を生かし続けている田横のほうが、 数百倍も偉大ではないか」(P186) 『香乱記』ついに完結。 残虐な王・項羽、卑劣な王・劉邦。 中国の人口を半減させたとも言われる 楚漢戦争。 復興をとげた斉も その戦に巻き込まれてゆく。 田横や彼に師事するたくさんの人々。 彼らの最期は涙を誘います。 私は全く歴史に明るくないのですが、 項羽と劉邦といえば、中国の英雄だという イメージがあったのですが、 どうもだいぶ印象が変わりました。 そんなわけで思ったわけです。 歴史は歴史家によって作られると。 項羽や劉邦が主人公の小説を読めば、 また違った印象を持ったんだろうなぁ。 がしかし。最初に香乱記を読めてよかった。 項羽と劉邦を知将だ天才だと 誉めそやすだけで終わることはなくなった。 全4巻。生き生きと描かれる登場人物と 膨大な資料によって裏付けられた歴史観と 圧倒的な面白さと。良いもの読みました。 |
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香乱記〈3〉
![]() ★★★★☆ 秦の将軍・章邯に惚れそうです。 か・・・かっちょ良い。 秦軍を纏め上げ、圧倒的な力と戦術を駆使して 並み居る反乱軍たちを制圧する。 手柄を立てることも、生きて還ることも 望まずにただただ大軍を率いて 戦いたいという本能のままに指揮した 天才軍師。 それが彼を上回るさらなる男の登場によって 初めて敗北を喫す。 ドラマチックですねぇー。 今回微妙に田横の出番が少ないような。 代わりに項羽や劉邦、それにマイラバー章邯の 出番が多かったです。 いよいよ物語りも佳境に入ってきました。 大国秦の滅亡。 さらなる波乱。 目が離せませんな!!! |
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香乱記〈2〉
![]() ★★★★☆ 始皇帝が没し、 宦官である趙高の工作により、末子である胡亥が 皇位についた。 天命に反した即位。 圧制は続く。 不満の募る中、陳勝と呉広が蜂起したことを きっかけに群雄が割拠する 戦乱の時代に突入する。 か・・・かっこいい!!! それぞれの思惑やら、思想やらが より鮮明に、田横の人となりがさらに 魅力的に。 はー。こりゃ良いや。 |






