グリン・ダニエル 『ケンブリッジ大学の殺人』 扶桑社
ケンブリッジ大学の殺人 (扶桑社ミステリー タ 9-1)ケンブリッジ大学の殺人 (扶桑社ミステリー タ 9-1)
(2008/05/29)
グリン・ダニエル

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★★★★☆
明日から休暇に入るというケンブリッジ大学で
門衛が射殺されるという事件が起こる。
大学の自治を取り戻すべくサー・リチャード・チェリントンは
推理を働かせるが・・・。
理詰め一辺倒といいますか、かなり本格度が高くなっておりますので
トリッキーなミステリーがお好きな方にはちょっとつらいかもしれません。
複雑に絡まりあう人間関係と、それぞれの証言。
誰がどこまで真実を語っているのか、誰をどこまで信じていいのか、
真相はどこにあるのか?!
外文なんで、なかなかに登場人物を覚えるのが大変で、
しかも入り組んでるんですが、読まないのはもったいないかも。
どこまでも論理的で、登場人物たちも一筋縄ではいかい曲者ぞろい。
サー・リチャードと警察の知恵比べもお楽しみを。

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【2008/06/29 23:52 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
フランク・シェッツィング 『グルメ探偵キュッパー』 ランダムハウス講談社
グルメ警部キュッパー (ランダムハウス講談社 シ 5-1)グルメ警部キュッパー (ランダムハウス講談社 シ 5-1)
(2008/02/01)
フランク シェッツィング

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★★★☆☆
『深海のYrr』がべらぼうに面白かったので、
フランク・ シェッツィングの著作を調べたところ、
翻訳されてる小説はこれだけのようです。
グルメなキュッパー警部が部下のラーベンホルストとともに
殺人事件を解決するって話で、
どっちかというとユーモアミステリーでした。
イールとのあまりの違いにびっくりしましたが、
サクサク読めて楽しめました。
んが、グルメ警部と銘打ってるわりには
あんまりおいしそうな食べ物の出番が少ないような。
もっとモグモグしててほしかったです。
【2008/06/21 23:06 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
井沢元彦 『猿丸幻視行』 講談社
猿丸幻視行 新装版 (講談社文庫 い 31-13)猿丸幻視行 新装版 (講談社文庫 い 31-13)
(2007/12)
井沢 元彦

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★★★☆☆
猿丸太夫の歌に隠された謎に若き日の折口信夫が挑む!
いろは歌に隠された暗号やら猿丸太夫と人麻呂との関係やら
歴史に埋もれてしまったあれやこれやがつめこまれてて
そんでもって暗号がちょっとずつ解かれるのは
とっても面白いんです。
んが!!なんと困った事に、途中でそれはこじつけなんじゃなかろうかと
思うところが出てきて、最後までのりきれなかったんですよねー。
つっこもうと思えば結構色々とつっこめそうな気がするので
もうちょっとつめられてたら良かったのになぁと思ったりします。

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【2008/05/02 23:24 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三津田信三 『山魔の如き嗤うもの 』 原書房
山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)
(2008/04/21)
三津田 信三

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★★★☆☆
首を長くして待ってた三津田信三最新刊!!
忌山と恐れられる山に迷い込んでしまった青年が
出会った山に暮らす一家。
しかし翌日彼らの姿が消えてしまう。
そこから始まる恐るべき惨劇!!!
でもほんとに惨劇なのはさっぱり頭に入らなかった
登場人物の相関図!!!
こやつは一体誰だったかいのう?
と、思ってる間に解決してしまった・・・。
展開が早すぎるのと登場人物の数が多すぎる。
うへぇ。うへぇ。
導入はほんとに怖くて期待感が煽られたんですが
むー。無念。

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【2008/04/30 22:22 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
島田荘司 『魔神の遊戯』 文藝春秋
魔神の遊戯 (文春文庫)魔神の遊戯 (文春文庫)
(2005/11/10)
島田 荘司

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★★★☆☆
帯には「御手洗潔シリーズ最高傑作がついに文庫化!」とありますが、
そりゃ言いすぎってなもんです。
どう考えたって占星術や眩暈、暗闇坂なんかにはかなわない。
ネス湖の近く、ティモシーで起こる連続殺人事件。
殺されるのは老女ばかり。
しかも胴体から腕や頭を引きちぎられ、バラバラに
されている。
合間にはさまれる画家・ロドニーの手記には
不吉な物語が描かれるが・・・。
おどろおどろしい事件と、それを論理的に
解決させようとするその姿勢はあいもかわらず素晴らしいと
思うのです。思うのですが、いやいやそんな無茶なという
展開なわけです。
アクロバティックさについていければ楽しい一冊。

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【2008/03/27 23:34 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
恩田陸 『夏の名残りの薔薇』 文藝春秋
夏の名残りの薔薇 (文春文庫 お 42-2)夏の名残りの薔薇 (文春文庫 お 42-2)
(2008/03/07)
恩田 陸

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★★★☆☆
沢渡3姉妹が毎年開催するパーティー。
しかし今年は例年にまして不穏な空気が流れていた。
一章ごとに視点が変わり、
そして一章ごとに物語が変わる。
という、ちょっと不思議な、それでいて恩田陸らしい物語。
同じ時間、同じ空間を過ごしているはずの登場人物たち、
けれど、語り手が変わるたびにその物語が
すこしずつぶれていて、何が真実で何が現実なのか
どんどんわからなくなってきます。
雰囲気たっぷりなのですが、
読者を選ぶやもしれませぬ。

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【2008/03/21 11:03 】 | ミステリー | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
西澤保彦 『神のロジック 人間のマジック』 文藝春秋
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)
(2006/09)
西澤 保彦

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★★★☆☆
世界中から集められた数人の子供たち。
彼らは学校と呼ばれる閉ざされた空間でともに暮らしていた。
しかし彼らの中で、その状況に疑問を持つ子供が現れる。
自分の境遇と現実をそれぞれ説明しようとするが・・・。
ううむ。
これ有名な作品と同じトリックなので、
イマイチ驚きがないというか、損してるなぁと。
最初は恩田陸の描く学園モノで、その環境自体が
暴かれるのかと思ったのですが、そうでもなく。
途中からの展開が速すぎるのもちょっとどうかと
思ったり。
西澤保彦は前からトリッキーでしたが、
これは西澤保彦らしい軽さが少ないような気がして残念。

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【2008/03/07 22:47 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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