嶺里俊介 『星宿る虫』 光文社

星宿る虫

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(2016/8/5 06:50時点)




内容紹介より
人を中から喰らう虫の群れ。第19回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
宗教団体施設で発見された死体は、どれも内部から未知の虫に喰われていた。
遺体周辺に流れる讃美歌。発光し空へ向かう虫の列。何がこの日本で始まる?
息つかせぬ展開。息を呑むシーン。
綾辻行人氏、あさのあつこ氏等選考委員を虜にした超魅力作!

★★★☆☆
日本ミステリー文学大賞ってことですが、純粋なミステリーじゃないような。
SFホラーサスペンスあたりの要素も多いです。
若干雑さというか、荒さというか、著者の年齢の高さを感じる部分が
ちらほらあったんですが、そこに目をつぶれば面白かったです!
最後がすごく良かった!途中で何となく予想できた結果ではあったんですが、
でもすごくすっきり!SFホラーの復興を目指して欲しいです。

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【2016/08/05 10:51 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
野島伸司 『自殺志願』 小学館

自殺志願 (小学館文庫)

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(2016/7/23 07:22時点)



内容紹介
より僕が、少女たちを殺した。

1通目「先生にみんなで最後にメールしようよって言い出したのは、ナツキだったと思う。カオルも、確かに五人も自殺したら、担任に迷惑かかるよねって賛成して。だから先生は、これから全員の遺書めいたメールを受信します」
2通目「全員のメールを読んだ後に、一人だけ、たった一人だけ返信するんです。五人のなかで一人だけです。一斉送信はダメですよ。引き金を引かれた人が生きて残りの四人が死ぬなんて逆の意味のロシアンルーレットですね」
3通目「顔見れば分かる。みんな選ばれたいって思ってる。助かりたい、生きたいっていうのと違うから面白いよね」
4通目「私は殺される。五人の中で真実を話しているのは私だけです。これは私を殺す為の、彼女達が考えた完全犯罪なんです」
5通目「先生、いずれにしろ私は苦しむのはもう嫌なんです。私を幸福にしてください。先生、お願い、私に返信してください」

★★★☆☆
一通だけに返信できる自殺の予告メールっていう設定にまずドキドキ。
そんでもってラストでどびっくり。
センチメンタルの檻に閉じ込められた
一夏の思い出かと思いきや!!!
まさかまさかの展開ですよ。びっくりした!
面白かったですー!

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【2016/07/23 07:24 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
薬丸岳 『ラストナイト』 実業之日本社

ラストナイト

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内容紹介より
顔には刺青、左手は義手。
菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、古い友人で
刑務所を出所したばかりの片桐達夫が現れた。
かつてこの店で傷害事件を起こしてから、
自身の妻とも離婚し、32年もの間に何度も犯罪に手を染めてきた男だ。
獣のような雰囲気は人を怯えさせ、
刺青に隠された表情からは本心が全くつかめない――。
何故、彼は罪を重ねるのか?

★★★★☆
片桐さんがどうしても悪い人に思えなくって、
だからずっと「動機」が知りたいと思いながら読んでたんですが
本人の心理描写が一切なくってやきもき!
でも、周囲の人々から立ち上る姿とその過去にやっぱり
そんなに悪い人には思えない。
だからこそ片桐さんの動機が分かった時の衝撃!!
その人生の賭し方に涙。いやー面白かった!

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【2016/07/22 07:22 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
秋吉理香子 『聖母』 双葉社

聖母

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内容紹介より
東京都藍出市で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。
事件のニュースを見た主婦・保奈美は、大切なひとり娘は無事だろうか、と不安に陥る。
警察は懸命に捜査を続けるが、犯人は一向に捕まらない。
娘を守るため、母がとった行動とは。『暗黒女子』の著者が放つ驚愕の長編ミステリー!

★★★★☆
『放課後に死者は戻る』を読んだ時まんまと騙されたんで
今度こそ!!と、ちょっと身構えながら読んだんですが、
またしてもまんまとしてやられました。悔しいー!
トリッキーで大胆で挑戦的!まさかの展開で
面白かったです。次こそは騙されないぞ。おー!

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【2016/07/09 08:45 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
恩田陸 『消滅』 中央公論社

消滅 - VANISHING POINT

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内容紹介より
超巨大台風のため封鎖された空港。別室に集められた11人の中に、テロ首謀者がいるというらしい。
閉鎖空間で推理合戦が始まった!

★★★★☆
めっちゃ面白かった!恩田陸さんやっぱ好きですわー。
空港ってそもそも非日常な空間なのに、
さらに通信障害やら台風やらテロやらで積み重なる非日常!
ドキドキしながらもどことなく楽観的というか
ユーモラスでラストのオチも素晴らしかった。
彼は良い営業マンになれますな。
恩田さんのこういうの久しぶりに読んだ気がします。楽しい読書でした。
おすすめ!

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【2016/07/08 10:27 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
仙川環 『極卵』 小学館

極卵 (小学館文庫)

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内容紹介より
天使の卵か悪魔の卵か……。
吉祥寺にある有名自然食品店で売られている卵は、極上の味、『極卵(ごくらん)』と呼ばれて大人気の商品だった。しかし、この極卵を原因とする、食中毒事件が発生。時間がたつうちに幼児の感染者が次々に死亡していく。餌、衛生管理は完璧だったはずなのになぜ汚染されたのか。
疑惑を追い始めた元新聞記者の瀬島桐子。桐子の同級生だった野々市純子の長男も中毒患者のひとりに。純子はカリスママダムといわれブログ上では著名な存在だった。被害が拡大していくなか、過激なまでに業者を糾弾していくモンスター消費者の広告塔に祭り上げられる純子。話題性抜群と、事件を煽る新聞、テレビメディア各社。そして事件の裏には遺伝子組み換え食品を手がける大企業の影が……。

★★★★☆
導入部からしてめちゃめちゃ面白かったです・・・!!!
良い卵を食べたはずなのになぜ被害に遭わねばならなかったのか。
複数の視点で描かれる事の真相とはー?
ぐいぐい引っ張られてあっという間に一気読みの一冊。
面白かったなー。おすすめです。

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【2016/07/03 08:38 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
翔田寛 『真犯人』 小学館

真犯人

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内容紹介より
東名高速道路裾野バス停付近で、男性の他殺死体が発見された。被害者・須藤勲は41年前、息子・尾畑守を誘拐されており、遺体は発見されたが事件は未解決のままだった。静岡県警の日下刑事は、須藤の死と誘拐事件に関連性があると捜査を開始する。尾畑守くん誘拐事件については、時効直前の昭和63年夏、県警の威信をかけて再捜査が行われていた。日下は再捜査の指揮をとった当時の管理官・重藤成一郎元警視に面会を求める。
41年前、静岡県で起きた幼児誘拐事件。
26年前に時効成立した事件が、いま再び動き出す。
二度敗北した静岡県警に、三度目の機会はないはずだった

★★★★☆
失敗すると分かっている誘拐捜査で、
一体どこが悪かったのか、そして犯人は誰なのか、
ドキドキしながら読みましたー!
普通なら捜査の行方が分からずにドキドキするんですが
今回のは失敗するのが前提だったのでスゴイ新鮮!
面白い読ませ方だなーと思いました。

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【2016/06/30 18:40 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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