乾石智子 『炎のタペストリー』 筑摩書房

炎のタペストリー (単行本)

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内容紹介より
幼い頃〈火の鳥〉に魔法を奪われたエヤアルに突然生じた能力。その力が彼女を陰謀と戦火渦巻く世界に誘う。ひとりの少女の成長を描いた本格ファンタジー。

★★★★☆
一人の少女の成長と軌跡。
細部の作り込みがやっぱりスゴイ!
ファンタジー世界を支えるのは何たってリアリティ!
そのリアリティをいかに作るかって、どこまで綿密に世界観を構築しているかだと思うのですよ。
細かなところまで考えられて、築かれた世界にどっぷり!
しかも戦を終わらせようとする思いのひたむきさったら!!
炎の神様への願い事がすごく良かった。
今、こういう時代だからこそ、
一人一人が思い出すべき大切なことだと思いました。

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【2016/08/07 12:10 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『鹿の王』 角川書店

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐

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内容紹介より
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。

★★★★☆
蜘蛛の糸のように隅々まで練られた世界観の奥深さと、
複雑で重層的な物語のつくりなのに、それを読者まで伝える筆力に圧倒されました。
上下巻でかなり長い物語なんですが、その長さを感じさせない展開でぐいぐい
読んでいけちゃいます。
生きるということ、命をつなぐということ。
領土拡大の野心のために虐げられた人々の悲しみと、
それに飲まれない強さ、なんとも読み応えのある一冊でした!!

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【2016/07/27 20:02 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
阿部智里 『玉依姫』 文藝春秋

玉依姫

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亡くなった母の弟に会いに女子高生の志帆がやってきたのは山内村。
しかし、そこで志帆を待っていたものは、ゴクとして捧げられるというものだった。
山神の母として生きることを突きつけられるがー。

★★★★☆
八咫烏シリーズ、待望の第5弾!!待ってましたー!!!
しかも今回は変化球できましたな。
今までのメインの登場人物の中では金烏の奈月彦くらいじゃないかな出てるの。
あと、猿と。私、このシリーズの中で猿の出る話がテンションが上がって好きなんですよ。
それはさておき。今回まさかの人間登場!!!女子高生!
烏の世界でまさかこんな風に人間が関わってくるとは!!!意外!!!
12国記シリーズでいうと「魔性の子」ですな。
山神の仕組みとか、烏と猿との因縁とか、この世界がどんどん深く
描かれていって面白いの。
多少、志帆が完璧すぎな気がするのでもにょったけれど、
でも面白い!それでこのあと山内はどうなるのかと、
また続きが楽しみで仕方ない。

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【2016/07/21 09:36 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
乾石智子 『竜鏡の占人』 東京創元社

竜鏡の占人 リオランの鏡 (角川書店単行本)



内容紹介より
<獅子星王朝>の妃カトラッカ。傾国の美女はその腹心エクスリダオと共に、享楽を満たすために、己の破壊欲を埋めんがために、魔手を三人の王子に伸ばした……。『夜の写本師』の著者が描く抗争と興亡の東方世界!!

★★★★☆
最初カタカナ名のオンパレードでダメだ覚えられない・・・。
エクスダリオ・・・???と慄きながら読みましたが、
それを乗り越えれば面白い!
海外モノとかこういうファンタジーモノは
登場人物の名前がとっつきにくかったりするんですが、
ある程度読み飛ばして物語を楽しむというもの全然ありだと思います!!!
この本も物語はすごく面白いんです。
アラバスの成長とかカトラッカの無垢なまでの凶暴性とか
竜鏡の秘話とか滅びゆく街とか。
細かいところまで設定が練られてて
物語にリアリティがあるのですよ。
乾石さんのそういうところ本当にスゴイと思う。
好きだなー。

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【2016/07/18 09:45 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
神狛しず 『京は成仏びより』 MF文庫

京は成仏びより (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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内容紹介より
リストラされ、妻に別れを告げられ、親類の一族が暮らすの京都の老舗呉服屋「わたり」に居候をすることになった “僕"は自他共に認めるへタレ男子。しかもやっかいな特技をもっていた。――霊が視えるのだ。さらに、居候先でもっと厄介なものに出会ってしまう。25歳の美しい和装の女性であり、“僕"の祖母でもある渡利稲――つまり幽霊だ。ばあちゃんは「視える」人間を見つけて大はしゃぎ。「成仏させろ」とつきまとう。とはいえ成仏させる技もない僕は、祖母の“未練"の心当たりを元に様々なミッションを行い、京都の町と渡利一族の事件に巻き込まれていく。

★★★☆☆
幽霊のおばあちゃんのユーモラスさに笑っちゃいます。
ヘタレな主人公の巻き込まれっぷりが多少かわいそうになりつつも
いいぞもっとやれとも思ったり。
読みやすくて楽しかった!
ただ登場人物の血縁関係が複雑でわかりにくいのが気になるかな。

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【2016/07/14 14:23 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
宮部みゆき 『過ぎ去りし王国の城』 KADOKAWA
過ぎ去りし王国の城
過ぎ去りし王国の城宮部 みゆき

KADOKAWA/角川書店 2015-04-24
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★★★★☆
Kingdom gone 過ぎ去りし王国
っていうこの単語ひとつだけで満足してしまいそうな
素晴らしい言葉ですね。
そこに込められたのは在りし日の繁栄とその衰退。
なんかこうグッときませんか?!
絵の中に入る、異世界に通じるっていう王道のファンタジーながら
そこはやっぱり宮部さん!
現実の辛さを突き付けて追いつめてくるのですよ。
面白かった!

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【2015/05/22 19:43 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
篠田真由美 『龍の黙示録』 祥伝社文庫
龍の黙示録
4396331797

★★★☆☆
篠田真由美作なので、
何の疑問もなくミステリーだと思って読み始めたら、
最初から躓きました。
えぇー。まさかのファンタジーなのかと。
内容は、うーん。ライトノベル的なキャラクター設定と
ストーリーでどうってことはないような。
シリーズ物らしいのですが、今後読み進めることは
無いんじゃないかなぁ。うーん。

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【2010/03/05 22:43 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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