有川浩 『図書館戦争』
図書館戦争
図書館戦争

★★★★☆
あらゆるメディアの良化をめざし、
書籍・映像・音楽作品を任意で取り締まる権限をもつ
メディア良化法が成立した時代。
メディア良化委員会の検閲に抵抗できる
唯一の勢力は
図書館の自由法を持つ図書隊。
その図書隊の活躍を描いた物語。
主人公・笠原郁は図書隊の中でも
戦闘も業務に含んだ防衛隊志望の
女の子。
この子がまたすごいのだ。
まっすぐに前だけ向いて、
敵はなぎ倒していく強さをもった、
すんごいパワフルで正直で、
それでいて「王子様」とか言っちゃえる
夢見がちなところもあったり。
最初はちょっと設定が理解しにくくて、
郁の言動にも引き気味でしたが、
読んでるうちにどんどん
面白くなっていきます。
読み終わったころには郁が
好きになってるからアラ不思議。
友人の柴崎もまた良い女なのだ。
郁の上司や同僚もステキな
奴らばっかで、ああいいなぁって思います。
それでもって、こんな時代には絶対に
生きたくないと思いました。
自由っていうのは、選択肢と選択権が
あるということだと個人的には思っているのですが、
どの本を読んではいけないか、自分以外に
決められるなんてまっぴらごめんですよ!
こんな世界にならなければ
良いなぁと祈っております。
ちなみに。
有川浩の最高傑作は今のところ
断然『空の中』です。
もし未読の方がいらっしゃいましたら
是が非でも読んでいただきたい。
ものすごくおススメなので!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/02/10 20:23 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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