つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
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天国までの百マイル
![]() ★★★★☆ 浅田次郎。なんて期待を裏切らない作家なんだ。 もう、その力量にくらくらです。 会社を失い、妻子とも別れ、日々の生活にも 事欠く安男。 母が心臓病に倒れ、 天才医師がいるというサン・マルコ病院まで 母を運ぶことになる。 安男を支えるマリの献身、 前妻の栄子、母、母の担当医、 そしてサン・マルコ病院の天才医師。 みんな印象深い人たちばっかりで、 物語に深みを与えてます。 安男がつぶやくこのセリフにぐっときました。 「死ぬなよ。俺、ちゃんとするから。前みたいに金持ちにはなれないだろうけど、おかあちゃんが安心できるぐらいには、ちゃんとなるから。なあ、おかあちゃん死ぬなよ」(P177) 後悔と、懺悔と、それでもなお深い愛情と。 後半のマリの告白以後泣けて仕方なかったです。 浅田次郎の描く家族には泣かされっぱなしです。 『椿山課長の七日間』もおススメです! |
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