朔立木 『暗い日曜日』
暗い日曜日
暗い日曜日

★★★★☆
『死亡推定時刻』でも活躍していた
川井倫明弁護士が主役です。
愛人を刺したとして逮捕された
芸術家の梶井。彼の妻からの依頼を受ける形で
梶井の弁護を受けることになった倫明先生。
しかし、梶井本人は全ての罪を認め、
裁判で争うことをしようとしない。
梶井、愛人の七緒、梶井の妻、七緒の夫、
さまざまな思惑が混じりあい、
どうにもままならない結果が生まれてしまう。
誰かを愛するということ、想うということ、
複雑に絡み合い、拗れてしまう気持ち。
もう、切なかったり、やりきれなかったり
する思いでいっぱいです。
『死亡推定時刻』ではトリハダものの
ミステリーが展開され、すっかりはまってしまいましたが、
今回のものは人々の心の動きを
描いていて、それはそれで大変面白い。
いやぁ、いい作家さんですねぇ。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/02/17 22:17 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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