梨屋アリエ 『空色の地図』
空色の地図
空色の地図

★★★☆☆
中学3年生の初音のもとに届いた
一通の手紙。
それは8歳の夏に書いた自分への手紙。
初音はその手紙が書かれた頃のことを
思い出し、
その夏の友人・美凪に会いに行くけれど・・・。
「こんにちは、みらいのわたし!
お元気ですか。
大きくなりましたか。
ちょ金はたまりましたか。
毎日楽しいですか。
今のわたしは、けっこう楽しいです。」(P13〜)
もしも、今、自分の手元にこんな手紙が届いたら
ちょっと気恥ずかしいような、それでいて微笑ましいような
なんとも言えない気分になっちゃいますね。
中学3年生。
初めての受験を迎えてとまどったり
友人との付き合い方で悩んだり
淡い恋心を抱いたり・・・。
青春をまっすぐに描いた物語。
不登校の友人を見るまなざしや
正義感をふりかざし気味の主人公が
自分自身の未熟さに気づくところとか
うまく書いてあるなぁと。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/04/10 21:28 】 | 青春小説 | コメント(29) | トラックバック(0) | page top↑
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