重松清 『きよしこ』
きよしこ きよしこ
重松 清 (2005/06)
新潮社
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★★★★☆
友人がはまっているという重松清。
あんまり読んだことなかったので、
手を出してみたのですが、
良いですなこりゃ!
吃音のある少年が青年になるまでの
一時期、一シーンを切り取った物語。
少しづつ成長する少年と
彼をとりまく環境の変化。
思ったことをそのまま口に出すことが難しくて
やり場のない怒りや悔しさを胸のうちに留めながら
それでも変なふうに歪んだりしないで
前だけ向いてる姿がすごく良いのです。
主役じゃなくて、しかもサラリとかかれるのですが、
父親の決意がすごくグッときます。
少年だけじゃなくて、家族や友人のかかわり方
の描写がすごく巧いです。
良いもの読んだな。
他のも読まなきゃ!って気にさせます。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/06/04 21:20 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
誉田哲也 『ストロベリー・ナイト』
ストロベリーナイト ストロベリーナイト
誉田 哲也 (2006/02/22)
光文社
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★★★★☆
葛飾区でビニールシートにくるまれた死体が発見される。
女性の警部補である姫川玲子と、彼女の部下達も
事件解決に向け動くが、
事件は単純な殺害ではなく、捜査は難航する。
冒頭の回想から物語に引き込まれて、
ラストの加速まですごく読みやすかったです。
スピーディーに展開するので
飽きずに読めます。
ただ、登場人物たちの書き方がなんていうか軽い。
設定やら造形やらはすごく良いと思うんですが、
どうにもこうにもどこか軽い。
せっかく面白いもの書くのにもったいない。
監察医の先生の活躍ももっと見たかったような。
あ。でも軽いおかげで、読後感が
物語の暗さや残酷さに比べて良いのかも。
うーん。
一読の価値有りって感じです。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/06/04 00:27 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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