有栖川有栖 『乱鴉の島』
乱鴉の島 乱鴉の島
有栖川 有栖 (2006/06/21)
新潮社
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★★★★☆
火村シリーズです。
4年ぶりの新作長編ですって。
しかも初の孤島もの。
くたびれた火村の命の洗濯にと、
鄙びた島での休息のはずが
手違いでお隣の島に到着してしまう2人。
烏島に集まっているいわくありげな人々。
そして起こる殺人事件。
孤島モノときいて、
学生シリーズのほうの『月光ゲーム』のようなものを
想像していたのですが、
けっこう地味目でした。
孤島で起こる連続殺人、犯人からの挑戦状、
暗号や、ダイイングメッセージ、見立て、やがて起こるパニック・・
といったものは特に無く。トリックも特に無く。
ロジックで追い詰めるって感じですが、
じんわりと良かったです。
ネタバレになるので詳しいことは言えないのですが、
島に集まった人々の目的に賛同はできないけれど、
同情はします。人間の業のようなものを感じます。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/06/22 23:59 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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