岩岡ヒサエ 『土星マンション』
土星マンション 1 (1) 土星マンション 1 (1)
岩岡 ヒサエ (2006/10/30)
小学館
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★★★★☆
きゃ。岩岡ヒサエの新刊出たんですね。ムフフ。
好きだわー。愛らしい。
ほわんほわんした線もステキだし、
憎めない登場人物たちもステキだし、
なによりやっぱり物語自体がステキすぎ。
油断してたらちょっぴり涙ぐんじゃいました。
地上35000メートルに暮らす人々たち。
上層、中層、下層に別れた空間。
リング状に作られたその人工物の
窓を拭くのが主人公のお仕事。
父親も同じ仕事についていたのだけれど・・・。
窓を拭いてもらおうと依頼する人々。
彼らの願いや想いが明かされる時のときめきったら!
んもうツボですがな。
つ・・・続きが読みたい。
いつ出るんだろう。
っていうか他に何か連載とかしてないのかなぁ。
むーん。と、思ったらホームページをお持ちで、
お仕事記録とか出てました。
ファンの方は要チェックです!かいらしいのです!!

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/30 22:13 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ヴァシィ章絵 『ワーホリ任侠伝』
ワーホリ任侠伝 ワーホリ任侠伝
ヴァシィ 章絵 (2006/10/20)
講談社
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★★★☆☆
勢いはある。
・・・というか勢いしかない。
だから読み終わっても何も残らない。
ハテ、どんな話だったからしら?ってなもんです。
どんどん展開する(しかもとんでもない方向に)
物語は読者を選ぶんではないかしら。
まぁ、時間と心に余裕のあるときに、
気が向いたら読めばいいかなぁくらいの本ですな。
【2006/10/29 20:54 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
父親たちの星条旗
文字色父親たちの星条旗見てきました。
うーん。
・・・うーん。
・・・うーん?
硫黄島に星条旗を掲げる様子をとらえた一枚の写真。
そこに写った兵士達は英雄として称えられ
本国へ帰還することになる。
歓迎を受けた本国で
「英雄」達は戦意の高揚、国債の確保の為に
各地を遊説することになるー。
英雄達の苦悩と戦場での惨状を交互に描いてあって
それが何度か続くので
途中でちょっと飽きてしまいました・・・。
色褪せた感じの映像は好き嫌いが別れるかなぁ。
アメリカ軍の船隊の多さには衝撃。
象と蟻の戦争とう言葉が頭の中を駆け巡ったり。
あと、ところどころグロイシーンがあるので、
苦手な方はちょっと注意です。
けっこう期待してたのでそれほどでもないかなぁというのが
正直なところ。
続編の『硫黄島からの手紙』のほうが楽しみです。
【2006/10/29 00:11 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
カポーティ
カポーティ見てきました。
カポーティーが『冷血』を書き上げるまでを描いた映画なのですが、
「冷血」というのが一家惨殺した犯人のことなのか、
その犯人と接触し、時には嘘をついてまで
真実を知ろうとしたカポーティー本人のことなのか、
見てるうちに判然としなくなってきます。
暗い色調で静かに淡々と進むストーリーで、
途中で中だるみした気がしなくもないのですが、
それでも2時間しっかり映画を見たなぁという感じです。
時折はさまれる映像の美しさは最近見た中でベストだったかも。
最初のほうの緊張感の持たせ方なんてのは巧いなぁと思います。
何よりも君の死を恐れ、
誰よりも君の死を望む。

この言葉の意味の持つ重さは見終わってずーんと
心にのっかかってきます。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2006/10/28 19:07 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三浦しをん 『まほろ駅前多田便利軒』
まほろ駅前多田便利軒 まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん (2006/03)
文藝春秋
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★★★★☆
東京のはずれ、「まほろ」にある駅前。
そこで便利屋をしている多田の元に転がり込んできたのは
元クラスメートの行天。
便利屋家業を通じて出会う人々。
彼らを通じて向き合わねばならない過去。
多田も行天もどこか心に虚ろを抱えていて
読んでて辛くなったりするのですが、
それ以上にしんみりしちゃいます。
便利軒に持ち込まれる依頼も、
その奥にある心の持ちようもちょっと切なくて!
素直に面白い小説だなぁと思ったものの、
どうも行天のキャラが伊坂幸太郎の『重力ピエロ』の
春とかぶってしまって・・・。
名前が似てるからかなぁ。
あ。行天の下の名前は春彦といいます。
微妙に気になってしまってのめりこめませんでした。
惜しいなぁ。
【2006/10/27 20:18 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
墓場鬼太郎 3
墓場鬼太郎 (3) 墓場鬼太郎 (3)
水木 しげる (2006/10)
角川書店
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★★★★☆
今回の鬼太ちゃんはけっこう悪どかったりします。
借金取りの手先となって
水神様にちょっかいをかけたあげく
命を狙われてしまうのです。
そんもってその解決法がぴどいんですよ。
読んでのお楽しみです♪
なにげに有名人も出てきます。

※※※※※※※※※※※※
ニッポンのマンガ―手塚治虫文化賞10周年記念 ニッポンのマンガ―手塚治虫文化賞10周年記念
(2006/10)
朝日新聞社
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このムック買っちゃいました。
なんと浦沢直樹の書き下ろしが載ってるんですよ!!!
こりゃすげぇ。
他の企画も豪華なんですよー。
井上雄彦のインタビューとか載っちゃってます。

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【2006/10/26 23:58 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
久世番子 『暴れん坊本屋さん 3』
暴れん坊本屋さん(3) 暴れん坊本屋さん(3)
久世 番子 (2006/10/30)
新書館
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★★★★☆
お。完結したんですね。
そろそろネタもつきたのかしらと
どうでもよいことを夢想をしてみたり。
今回のは細かいところにちょっとした仕掛けが
色々とあって大変楽しめました♪
雑誌のほうでは「番線」というのも
連載されてるらしいので、
これまた単行本になるのが楽しみ。
本も良いけど、やっぱり本屋さんも良いですなぁ。
本屋さんによって並びやチョイスが違って
それぞれに個性的。
どれだけいても飽きることがない場所です。

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/25 21:34 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
小峰元 『アルキメデスは手を汚さない』
アルキメデスは手を汚さない アルキメデスは手を汚さない
小峰 元 (2006/09/16)
講談社
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★★☆☆☆
復刊するほどのものかというのが正直なところ。

女子高生が妊娠し、中絶手術に失敗し、
相手を言わぬまま「アルキメデス」と言い残して死んでしまう。
両親は相手を探そうとするが・・・。
一方高校ではクラスメートの男子生徒が
毒入りのお弁当を食べて倒れてしまう。
この二つの事件は一体どう交わるのかー?

・・・うーん。
70年代に初版発行ということで、
どうにもこうにも古めかしい。
仕方ない部分もあるのですが、
本の中で刑事世代と、高校生世代との
世代間の対立みたいのが描かれるんですが、
私としては、どちらの世代も理解できない。
なので、誰にも共感できないまま終わりまして。
最初に出てくる高校生の名前も記号くらいにしか
思えなくて。
イマイチ個性が無いと言うかなんというか。
途中ではさまる事件もちょっと唐突で
そんなバカな!と思ってしまいました。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/24 22:27 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
沢木耕太郎 『深夜特急 1』
深夜特急〈1〉香港・マカオ 深夜特急〈1〉香港・マカオ
沢木 耕太郎 (1994/03)
新潮社
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★★★☆☆
バスでデリーからロンドンまで行くと決めて
日本を旅立った26歳の青年。
デリーにたどり着くまでに香港での長居したり、
マカオでギャンブルにのめりこんだり、
色んなものから自由なぶらり一人旅。
仕事も友人も家族も置いて
旅に出る勇気はないので、大変羨ましいです。
が。しかし。
私があまりアジアに興味が無いので
のめりこめなかったかなぁという感じです。
全巻読めばまた違った感想になるかとは思うのですが。
旅に出て、その土地の文化に触れるってのは
自分の世界を広げることになるので
色んなところに行ってみたいなぁという願望はあるのですが、
なかなか時間もお金もないというのが
実際のところで、そんな時はやっぱり
本を読んで行った気になるのが一番ですぜ。
一冊の本に含まれる世界の広さったならないです。
SFを読めば宇宙まで行った気になれますし!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/23 23:39 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
大人の科学 19 投写式万華鏡
大人の科学マガジン Vol.13 (13) 大人の科学マガジン Vol.13 (13)
(2006/09)
学習研究社
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大人の科学マガジン。
乙女心をくすぐられるものばかりなのですが、
こちらも良いですな。
投写式万華鏡!!!
ステキステキ!!!
・・・が、しかし。
実は私以前に買ったプラネタリウムも
開けずにそのまま置いてあったりするのです。
おそらくこれもこのまま本棚の肥しになることでしょう。
うーん。ダメダメだ。
【2006/10/22 22:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
エドワード・D・ホック 『密室への招待』
密室への招待―ホック密室ミステリ自選集 (1981年) 密室への招待―ホック密室ミステリ自選集 (1981年)
木村 二郎 (1981/09)
早川書房
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★★★★☆
この中に収録されている「不可能な不可能犯罪」が
どうしても読みたかったのですが、
それ以外のものも質が高くて、面白かったです。
密室、もしくは不可能犯罪を
手を変え品を変えて描かれてる短編集なのですが
なんと12編も収録されててすんごい贅沢。
ホックのアイデアの豊富さ、引き出しの多さを
見せ付けてくれます。
昭和56年初版発行で良い具合に
紙が古くなっててそれだけでもなんだか
楽しくなってしまうのですが、
古き良きミステリーってのを読んだなぁって
実感がふつふつとわいてきます。
年代を経たものだけがもつ重厚さみたいのを感じたり。
最近のミステリーももちろん
優れた作品が多いと思うのですが、
古典と呼ばれるようなミステリーはやっぱり素晴らしいなぁと。
クイーンやらカーやら読み直そうかなぁ。
でもそれならまずホームズから再読するのが
筋かしら。うーん。時間がもっとたくさんほしいなぁ。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/21 23:42 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
早瀬乱 『三年坂 火の夢』
三年坂 火の夢 三年坂 火の夢
早瀬 乱 (2006/08/10)
講談社
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★★☆☆☆
「三年坂で転んでね」という言葉を残して逝ってしまった兄。
一高受験と兄の死の真相を知るために
帝都・東京へ行くことになった実之だが。
兄の死、三年坂、東京大火災。
テーマは良いんですよ。すごく。
ただ筆力に問題があるかと思うのです。
視点の移動が多いのと、説明口調なのと、
文章に色気がないのと、登場人物に魅力がないので、
読むのがつらかったです。
あと、東京の地理に疎いのでイメージができなかった。
一高受験ってのがどれだけ大変なことなのか、
この時代の帝大生ってのがどれ位すごいことなのかとかも
もちょっと書いてほしかったなぁって希望もあります。
「レテの支流」も以前に読んでイマイチだった記憶があるので
この作家さんは私にあってないのかもしれません。
装丁とかすごくステキなのに残念。
今年の乱歩賞はイマイチでしたな。
そうなるとですね、気になるのは年末の
各社のミステリー賞。何が取るんでしょう。
楽しみですね。
【2006/10/20 20:08 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
楠本まき選集2
楠本まき選集 2 (2) 楠本まき選集 2 (2)
楠本 まき (2006/10/07)
祥伝社
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★★★☆☆
ぬを。いつのまにか二巻が出てる!
注目するポイントが違うとは自分でも思うのですが、
表紙の2の数字の飾り?フォント?が
すんごいかっちょいいー!!!
こういう線を書けるってすんげぇなぁと思うわけです。
それはさておき。
うん。今回もステキな線と会話。
「困ったわ。何を着ても
驚くほど似合ってしまう」とか、んもうステキ過ぎ。
くふふふふ。
次の巻が楽しみです。
それにしてもいつ発売になるのか
イマイチよくわかんないですねぇ。

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/18 22:11 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
とみなが貴和 『EDGE』  
EDGE EDGE
とみなが 貴和 (2006/10/14)
講談社
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★★★☆☆
ううん。どうも生ぬるいような。
ライトノベルってことで
私の中にひっかかりがあるのかもしれないのですが。
でもライトノベルでも面白いのはあると思うし、
ライトノベル出身の作家さんでこりゃいいやって方も
何人かいらっしゃるので、
どうもこの作家さんと合わないだけかもしれません。
巻末で大森望が解説してるのですが、
そない絶賛するほどのもんかいなぁって思いました。
黄昏の爆弾魔、ラグナロク・ボマーを追う
心理捜査官・錬磨の姿を描いたミステリーなんですが、
リアリティーが弱いというか、
そんなバナナ!って思ってしまう箇所が何点か。
例えばそれは爆弾魔の姿を追う警察の無能さだったり、
錬磨の元相棒の宗一郎の能力のことだったり、
爆弾魔の成功率の高さだったりするわけですが。
うーん。エンターテイメントって名の付くものは
全て楽しんだ者勝ちだと思うので、
素直に楽しめなかった私の負けですな。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/17 23:13 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
麻見和史 『ヴェサリウスの柩』
ヴェサリウスの柩 ヴェサリウスの柩
麻見 和史 (2006/09/30)
東京創元社
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★★★☆☆
解剖学の授業中、遺体から発見されたチューブ。
中にこめられた告発文。
それは19年の年を越え仕掛けられた復讐だった。
読ませる文章と、設定の巧みさと
どこか怪奇趣味なところとなかなかに読みどころは
あるかと思うのですが、
どうにも登場人物に魅力がない。
語り手がイマイチ好感を持ちにくい人物で、
物語にのめりこむってとこまではいきませんでした。
が、そこそこ楽しめるかなぁと。
ただ、これが鮎川哲也賞受賞かと思うと、
ちょっと疑問。
もっと本格本格しててほしかった。
あぁ。もんすごい面白いミステリーが読みたい。
ガチガチの本格で、探偵が出てきて、
密室の謎を解いたり、閉ざされた空間で連続殺人が起こったり、
最後に驚くべき真相が隠されてるようなやつが読みたい。
うー。古典でも読むかなぁ。読みにくいんだよなぁ。
【2006/10/16 01:34 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ワールドトレードセンター
ワールドトレードセンター見てきました。
もっとナショナリズムの強い映画かと思ってたので、
そうでもなかったのでそれだけでかなりの好印象。
埋もれた警官と、その帰りを待つ家族とを平行に描きながら、
生きようとする意志を静かに描いた良作。
ところどころ「へ?」って思わないこともない
映像や登場人物が出てきたりもするのですが、
まぁ、許容範囲かなと。
オリバーツイスト」みたいに長いだけの映画だったらどうしようと
ちょっとドキドキしてたのですが、
そんなに時間を気にすることなく見れました。
9・11が映画になるくらいの時間が過ぎたのだなぁと思うと
感慨深いものがあります。

テーマ:今日観た映画 - ジャンル:映画

【2006/10/14 21:52 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
小川勝己 『まどろむベイビーキッス』
まどろむベイビーキッス まどろむベイビーキッス
小川 勝己 (2005/08/25)
角川書店
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★★★☆☆
キャバクラ「ベイビーキッス」での女同士の確執、
逃げ込んだネット先での軋轢。
言葉が空回りしてる様子がすごくよく描けてるとは思うものの、
それが物語り自体の面白さに直結してるかといえば
そうでもなく。
トリックがまわりくどいのも欠点かなぁ。
面白いような面白くないような、
なんとも微妙なお話でした。
【2006/10/14 21:36 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
鏑木 蓮 『東京ダモイ』
東京ダモイ 東京ダモイ
鏑木 蓮 (2006/08/10)
講談社
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★★☆☆☆
うーん。江戸川乱歩賞ってのはミステリーの賞の中でも
かなり信頼のおける賞だと思うんです。
良質で、ミステリファンだけでなく
ひろく一般読者がついていけるエンターテイメントってな
イメージが私にはあるのですが、
この東京ダモイはまず、文章が読みにくい。
文章のリズムが悪いのかなんなのか
読むのにすごく時間がかかりました。
内容はと言えば、シベリア抑留と現代の殺人を絡めた
ミステリーなのですが
推理に裏づけがないまま進んでいくのと
途中で犯人の見当がつくので、
読み物として面白くない。
ミステリーとして書かずに、
シベリア抑留の話だけをとりあげて
単体で書いていただいたほうが
ミステリファンにとっても良いんじゃないかなぁ。
小説としての面白さはないのは致命的ですな。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/13 20:07 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
日本以外全部沈没
日本以外全部沈没見てきました。
ええ。日本沈没とはまた違う映画。
このお話は、日本以外の国全部が沈没するという
トンデモムービー。
3流は3流だろうと思ってたんですが、
まさかここまで酷いとは!
もっと笑えるのかと思ってたらそうでもなく、
もっとくだらないのかと思えばそうでもなく。
んもう、どうせノリで作るなら
もっともっとはっちゃけちゃっても
良かったのにーと思ったり。
わざわざ映画館で見る映画じゃなかったです。
話のネタくらいにはできると思いますが。
【2006/10/12 23:51 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
桐野夏生 『グロテスク』
グロテスク〈上〉 グロテスク〈上〉
桐野 夏生 (2006/09)
文藝春秋
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★★★☆☆
下巻まで読みましたが
女は怖いなぁとうすらぼんやり思った本。
美貌の妹・ユリコを持つ「わたし」、
同級生の和恵とミツル。
前半の「わたし」の記述が後半
ユリコの手記、和恵の日記によって
新しい一面を見せたとき、
そりゃもう大変に厭な感じがしましたとも。
チャンの供述もどこからどこまでが
信用できるものやら。
嘘で塗り固めた、というより、
本人自身の希望が強すぎてそれを嘘だとは
本人は認識してないようなそれぞれの言い分。
しかもそれが相反していたり、食い違ったり、
それでいてどれもがどれも痛々しかったり。
目を背けたくなるようなリアルな嫌らしさ。
この世には夢も希望もあったもんじゃないって
気分になったりします。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/11 23:58 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
水木しげる 『マンガ日本の古典 今昔物語 上・下』 
今昔物語(上)―マンガ日本の古典 (8) 中公文庫 今昔物語(上)―マンガ日本の古典 (8) 中公文庫
水木 しげる (1999/11)
中央公論新社
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★★★★☆
日本の古典をマンガにしたシリーズの第8巻、第9巻。
第8巻が上巻、第9巻が下巻となってますが、
特に続き物ではないので
どちらからでも楽しんで読めます。
我らがゲルシーの描く『今昔物語』
「今は昔」で始まる説話集。
今となっては昔のことですが、こんなことが
ありましたよ。ようするに昔話ですな。
上巻には芥川龍之介が後に題材にした『鼻』や『藪の中』も
収録されてます。ただちょっぴりエッチな話が多いので
電車の中なんかで読んじゃいけません。
周りの視線が痛くなります。
下巻は『安倍清明』なんかが収録されてます。
あとがきが味があってよいのですよ。
さっすがゲルシー。
あ。そうだ。皆さんは妖怪検定なるものをご存知でしょうか?
今年はもうすでに申し込みも試験も終了しているのですが、
来年あるのなら受けてみたいものです。
↓こんなの。
http://www.youkai-kentei.com/index.html


テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/10 23:52 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
方波見 大志 『削除ボーイズ』
削除ボーイズ0326 削除ボーイズ0326
方波見 大志 (2006/10)
ポプラ社
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★★☆☆☆
小学生がフリーマーケットで手にしたのは
過去に起こったことを少しの時間だけ消去できる機械だった。
最初は深爪から始まって、徐々に消去する対象が
より深刻なものになっていくがー。
『時をかける少女』と似たような設定ですわな。
爽やかさやら切なさやらは無いですが。
なんだろう。面白くないこともないけれど、
面白いこともないような。
まず、文章がこなれてないので読みにくくて、
主人公が小学生にしては若さやらきらめきやらが欠けてて
物語が想像以上に暗かった。
うーん。こちらの期待値が高かったからかなぁ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/09 22:16 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ザ・センチネル 陰謀の星条旗
ザ・センチネル陰謀の星条旗見てきました。
最近見た中でベストかもしれない。
すっごく面白かったです。
大統領を守るために存在する
シークレットサービス。
しかし、彼らの中に裏切り者がいるとしたら?
一体何を、誰を信じるべきなのか?!
と、ドキドキハラハラのサスペンスとともに、
マイケル・ダグラス演じるシークレットサービスの
ギャリソンと、キム・ベイシンガー演じるファーストレディーとの
秘められた恋も描かれて切なくなったり。
スピーディーな展開と、スタイリッシュな映像と、
緊張感を持続したストーリーとが相まって
ほんとに見所の多い映画になってると思います。
ギャリソンのかつての親友で
キーファ・サザーランド演じる調査員のブレキンリッジの
対立も見所のひとつです。
何を見ようか迷ってる方がいらっしゃったら
この映画がおススメです。
この秋は見るものが多いので楽しみです。
余談ですが、私、このタイトル
『ザ・センチネンタル 偽りの星条旗』だと思ってました。
微妙に違った・・・。センチメンタルとセンチネンタルと似てるから
映画館で言い間違わないように気をつけようとか
思ってたんですが、そもそもが間違っててがっくりです。

テーマ:今日観た映画 - ジャンル:映画

【2006/10/08 23:47 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
大崎梢 『晩夏に捧ぐ』
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> 晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>
大崎 梢 (2006/09/30)
東京創元社
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★★★☆☆
うーん。ミステリーとして弱いかなぁと。
前の作品は、本屋さんが舞台で
日常業務のあれやこれやが描かれて楽しかったのですが、
今回は出張編ということで、
ミステリーがメインになってるのですが、
それがイマイチ楽しめないと言うかなんというか
オイオイそんなバナナ!みたいな。
老舗の書店に出る幽霊の謎が27年前に起きた殺人事件に
あると分かり、関係者に話を聞くことになるが・・・。
ってな感じで物語が始まるのですが、
そんな都合がよく!!みたいな展開が多くて
微妙な感じでした。
長編より短編向きの作家さんなんじゃないでしょうか

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/07 22:29 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
荻原浩 『押入れのちよ』
押入れのちよ 押入れのちよ
荻原 浩 (2006/05/19)
新潮社
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★★★★☆
ううん。巧い。
9つの短編集で、やっぱり表題作が良いなぁ。
築35年のおんぼろマンション。
恵太が借りることになったその部屋には
明治生まれの幽霊が憑いていたー。
幽霊のちよがね、もうかわいらしくて
いじましくて!
「予期せぬ訪問者」は笑える面白さ。
はずみで愛人を殺してしまった隆三。
愛人宅でなんとか殺人の証拠を消そうとするが、
なんとそこに訪問者がやってきて・・・。
ドタバタっぷりと、とぼけっぷりがすんごいユーモラス。
荻原浩の初期作品を彷彿とさせます。
他の作品もどれも荻原浩の幅の広さを
みせつけるものばかり。
ホラーチックなものも、ミステリーっぽいものも、
切ないものも、どれも良いのですよ。
やっぱり荻原浩は良いですよ。
本当は『オロロ畑でつかまえて』みたいな
何も考えずに笑える作品をまた書いてほしいなぁとは
思うのですが。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/04 23:58 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
道尾秀介 『シャドウ』
シャドウ シャドウ
道尾 秀介 (2006/09/30)
東京創元社
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★★★★☆
母親を病で失ったばかりの鳳介の周辺に
さらなる災厄がふりかかる。
母の死後、幼馴染の亜紀の母親が自殺を遂げたのだ。
彼女の死の真相は?彼女は何故死んだのか?
ってのもポイントなのですが、
他にも色々と小さい謎が散りばめてあって、
沈鬱な気分になりつつも気になって
ページをめくる手が止まりませんでした。
鳳介の父親の洋一郎、洋一郎の大学時代からの
友人水城、水城の娘の亜紀、
皆がそれぞれどこか危なげで、
行間から緊張感が漂ってくるのです。
解きあかされる真相は決して後味の良いものでは
ありませんが、それでも希望が持てないラストではないのが
救いです。
それにしても筆力のある作家さんだなぁという
印象が強いですね。今後にさらに期待です。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/03 23:58 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
デイヴィッド・マンセン 『フロイトの函』
フロイトの函 フロイトの函
デヴィッド マドセン (2006/09)
角川書店
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★★☆☆☆
汽車の中で目が覚めた「ぼく」は記憶を失っていて、
目の前にはフロイトと名乗る老人が座っていた。
催眠術で記憶を呼び起こそうとするが、
気がづくとなぜかブリーフ一枚の格好で・・・。
いや、もうわけわからん。
それでもなんとかラストまで読み進むと、
さらにわけわからん。
献辞のあとの3行の言葉だけでも
充分だったんじゃないかと思わせるくらい。
夢と現と夢の中の夢と、物語と、物語の中の物語と。
混乱しないほうがおかしいってなもんです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2006/10/02 23:19 】 | 外文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
イルマーレ
イルマーレ見に行ってきました♪
良かったですー。
2年という時を超えて交わされる
何通もの手紙。
会えないもどかしさは募って、
せっかくのチャンスはすれ違って。
ままならない想いを抱えつつ過ぎ行く時間。
ケイトが真実を知るラスト近くで
泣けちゃいましたよ。
「すれ違い」ってテーマだけでも
ツボなのに、主演がキアヌ・リーブス。
そらもう見ますわな。
実は私キアヌ・リーブス好きなんですよ!
ノーブルな顔立ちなところとか
どことなく影のあるところとか、かっちょ良すぎでっせ。
残念ポイントはパンフに写真が少ないところ。
あと、シカゴの街並みがもうちょっとステキだったらなぁと。
いや、アメリカで思い描いていた街並みよりは
だいぶ美しいなぁとは思ったのですが、
それでもやっぱりまだ若い国だなぁと思わせる
猥雑さが見え隠れしてたような。
もちょっと美しい街がメインだったら良かったかなぁ。

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【2006/10/01 23:48 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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