つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
★★★★☆ きゃ。岩岡ヒサエの新刊出たんですね。ムフフ。 好きだわー。愛らしい。 ほわんほわんした線もステキだし、 憎めない登場人物たちもステキだし、 なによりやっぱり物語自体がステキすぎ。 油断してたらちょっぴり涙ぐんじゃいました。 地上35000メートルに暮らす人々たち。 上層、中層、下層に別れた空間。 リング状に作られたその人工物の 窓を拭くのが主人公のお仕事。 父親も同じ仕事についていたのだけれど・・・。 窓を拭いてもらおうと依頼する人々。 彼らの願いや想いが明かされる時のときめきったら! んもうツボですがな。 つ・・・続きが読みたい。 いつ出るんだろう。 っていうか他に何か連載とかしてないのかなぁ。 むーん。と、思ったらホームページをお持ちで、 お仕事記録とか出てました。 ファンの方は要チェックです!かいらしいのです!! |
★★★☆☆ 勢いはある。 ・・・というか勢いしかない。 だから読み終わっても何も残らない。 ハテ、どんな話だったからしら?ってなもんです。 どんどん展開する(しかもとんでもない方向に) 物語は読者を選ぶんではないかしら。 まぁ、時間と心に余裕のあるときに、 気が向いたら読めばいいかなぁくらいの本ですな。 |
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文字色父親たちの星条旗見てきました。
うーん。 ・・・うーん。 ・・・うーん? 硫黄島に星条旗を掲げる様子をとらえた一枚の写真。 そこに写った兵士達は英雄として称えられ 本国へ帰還することになる。 歓迎を受けた本国で 「英雄」達は戦意の高揚、国債の確保の為に 各地を遊説することになるー。 英雄達の苦悩と戦場での惨状を交互に描いてあって それが何度か続くので 途中でちょっと飽きてしまいました・・・。 色褪せた感じの映像は好き嫌いが別れるかなぁ。 アメリカ軍の船隊の多さには衝撃。 象と蟻の戦争とう言葉が頭の中を駆け巡ったり。 あと、ところどころグロイシーンがあるので、 苦手な方はちょっと注意です。 けっこう期待してたのでそれほどでもないかなぁというのが 正直なところ。 続編の『硫黄島からの手紙』のほうが楽しみです。 |
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カポーティ見てきました。
カポーティーが『冷血』を書き上げるまでを描いた映画なのですが、 「冷血」というのが一家惨殺した犯人のことなのか、 その犯人と接触し、時には嘘をついてまで 真実を知ろうとしたカポーティー本人のことなのか、 見てるうちに判然としなくなってきます。 暗い色調で静かに淡々と進むストーリーで、 途中で中だるみした気がしなくもないのですが、 それでも2時間しっかり映画を見たなぁという感じです。 時折はさまれる映像の美しさは最近見た中でベストだったかも。 最初のほうの緊張感の持たせ方なんてのは巧いなぁと思います。 何よりも君の死を恐れ、 誰よりも君の死を望む。 この言葉の意味の持つ重さは見終わってずーんと 心にのっかかってきます。 |
★★★★☆ 東京のはずれ、「まほろ」にある駅前。 そこで便利屋をしている多田の元に転がり込んできたのは 元クラスメートの行天。 便利屋家業を通じて出会う人々。 彼らを通じて向き合わねばならない過去。 多田も行天もどこか心に虚ろを抱えていて 読んでて辛くなったりするのですが、 それ以上にしんみりしちゃいます。 便利軒に持ち込まれる依頼も、 その奥にある心の持ちようもちょっと切なくて! 素直に面白い小説だなぁと思ったものの、 どうも行天のキャラが伊坂幸太郎の『重力ピエロ』の 春とかぶってしまって・・・。 名前が似てるからかなぁ。 あ。行天の下の名前は春彦といいます。 微妙に気になってしまってのめりこめませんでした。 惜しいなぁ。 |
★★★★☆ 今回の鬼太ちゃんはけっこう悪どかったりします。 借金取りの手先となって 水神様にちょっかいをかけたあげく 命を狙われてしまうのです。 そんもってその解決法がぴどいんですよ。 読んでのお楽しみです♪ なにげに有名人も出てきます。 ※※※※※※※※※※※※
このムック買っちゃいました。 なんと浦沢直樹の書き下ろしが載ってるんですよ!!! こりゃすげぇ。 他の企画も豪華なんですよー。 井上雄彦のインタビューとか載っちゃってます。 |
★★★★☆ お。完結したんですね。 そろそろネタもつきたのかしらと どうでもよいことを夢想をしてみたり。 今回のは細かいところにちょっとした仕掛けが 色々とあって大変楽しめました♪ 雑誌のほうでは「番線」というのも 連載されてるらしいので、 これまた単行本になるのが楽しみ。 本も良いけど、やっぱり本屋さんも良いですなぁ。 本屋さんによって並びやチョイスが違って それぞれに個性的。 どれだけいても飽きることがない場所です。 |
★★☆☆☆ 復刊するほどのものかというのが正直なところ。 女子高生が妊娠し、中絶手術に失敗し、 相手を言わぬまま「アルキメデス」と言い残して死んでしまう。 両親は相手を探そうとするが・・・。 一方高校ではクラスメートの男子生徒が 毒入りのお弁当を食べて倒れてしまう。 この二つの事件は一体どう交わるのかー? ・・・うーん。 70年代に初版発行ということで、 どうにもこうにも古めかしい。 仕方ない部分もあるのですが、 本の中で刑事世代と、高校生世代との 世代間の対立みたいのが描かれるんですが、 私としては、どちらの世代も理解できない。 なので、誰にも共感できないまま終わりまして。 最初に出てくる高校生の名前も記号くらいにしか 思えなくて。 イマイチ個性が無いと言うかなんというか。 途中ではさまる事件もちょっと唐突で そんなバカな!と思ってしまいました。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★★☆☆ バスでデリーからロンドンまで行くと決めて 日本を旅立った26歳の青年。 デリーにたどり着くまでに香港での長居したり、 マカオでギャンブルにのめりこんだり、 色んなものから自由なぶらり一人旅。 仕事も友人も家族も置いて 旅に出る勇気はないので、大変羨ましいです。 が。しかし。 私があまりアジアに興味が無いので のめりこめなかったかなぁという感じです。 全巻読めばまた違った感想になるかとは思うのですが。 旅に出て、その土地の文化に触れるってのは 自分の世界を広げることになるので 色んなところに行ってみたいなぁという願望はあるのですが、 なかなか時間もお金もないというのが 実際のところで、そんな時はやっぱり 本を読んで行った気になるのが一番ですぜ。 一冊の本に含まれる世界の広さったならないです。 SFを読めば宇宙まで行った気になれますし! |
大人の科学マガジン。 乙女心をくすぐられるものばかりなのですが、 こちらも良いですな。 投写式万華鏡!!! ステキステキ!!! ・・・が、しかし。 実は私以前に買ったプラネタリウムも 開けずにそのまま置いてあったりするのです。 おそらくこれもこのまま本棚の肥しになることでしょう。 うーん。ダメダメだ。 |
★★★★☆ この中に収録されている「不可能な不可能犯罪」が どうしても読みたかったのですが、 それ以外のものも質が高くて、面白かったです。 密室、もしくは不可能犯罪を 手を変え品を変えて描かれてる短編集なのですが なんと12編も収録されててすんごい贅沢。 ホックのアイデアの豊富さ、引き出しの多さを 見せ付けてくれます。 昭和56年初版発行で良い具合に 紙が古くなっててそれだけでもなんだか 楽しくなってしまうのですが、 古き良きミステリーってのを読んだなぁって 実感がふつふつとわいてきます。 年代を経たものだけがもつ重厚さみたいのを感じたり。 最近のミステリーももちろん 優れた作品が多いと思うのですが、 古典と呼ばれるようなミステリーはやっぱり素晴らしいなぁと。 クイーンやらカーやら読み直そうかなぁ。 でもそれならまずホームズから再読するのが 筋かしら。うーん。時間がもっとたくさんほしいなぁ。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★☆☆☆ 「三年坂で転んでね」という言葉を残して逝ってしまった兄。 一高受験と兄の死の真相を知るために 帝都・東京へ行くことになった実之だが。 兄の死、三年坂、東京大火災。 テーマは良いんですよ。すごく。 ただ筆力に問題があるかと思うのです。 視点の移動が多いのと、説明口調なのと、 文章に色気がないのと、登場人物に魅力がないので、 読むのがつらかったです。 あと、東京の地理に疎いのでイメージができなかった。 一高受験ってのがどれだけ大変なことなのか、 この時代の帝大生ってのがどれ位すごいことなのかとかも もちょっと書いてほしかったなぁって希望もあります。 「レテの支流」も以前に読んでイマイチだった記憶があるので この作家さんは私にあってないのかもしれません。 装丁とかすごくステキなのに残念。 今年の乱歩賞はイマイチでしたな。 そうなるとですね、気になるのは年末の 各社のミステリー賞。何が取るんでしょう。 楽しみですね。 |
★★★☆☆ ぬを。いつのまにか二巻が出てる! 注目するポイントが違うとは自分でも思うのですが、 表紙の2の数字の飾り?フォント?が すんごいかっちょいいー!!! こういう線を書けるってすんげぇなぁと思うわけです。 それはさておき。 うん。今回もステキな線と会話。 「困ったわ。何を着ても 驚くほど似合ってしまう」とか、んもうステキ過ぎ。 くふふふふ。 次の巻が楽しみです。 それにしてもいつ発売になるのか イマイチよくわかんないですねぇ。 |
★★★☆☆ ううん。どうも生ぬるいような。 ライトノベルってことで 私の中にひっかかりがあるのかもしれないのですが。 でもライトノベルでも面白いのはあると思うし、 ライトノベル出身の作家さんでこりゃいいやって方も 何人かいらっしゃるので、 どうもこの作家さんと合わないだけかもしれません。 巻末で大森望が解説してるのですが、 そない絶賛するほどのもんかいなぁって思いました。 黄昏の爆弾魔、ラグナロク・ボマーを追う 心理捜査官・錬磨の姿を描いたミステリーなんですが、 リアリティーが弱いというか、 そんなバナナ!って思ってしまう箇所が何点か。 例えばそれは爆弾魔の姿を追う警察の無能さだったり、 錬磨の元相棒の宗一郎の能力のことだったり、 爆弾魔の成功率の高さだったりするわけですが。 うーん。エンターテイメントって名の付くものは 全て楽しんだ者勝ちだと思うので、 素直に楽しめなかった私の負けですな。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★★☆☆ 解剖学の授業中、遺体から発見されたチューブ。 中にこめられた告発文。 それは19年の年を越え仕掛けられた復讐だった。 読ませる文章と、設定の巧みさと どこか怪奇趣味なところとなかなかに読みどころは あるかと思うのですが、 どうにも登場人物に魅力がない。 語り手がイマイチ好感を持ちにくい人物で、 物語にのめりこむってとこまではいきませんでした。 が、そこそこ楽しめるかなぁと。 ただ、これが鮎川哲也賞受賞かと思うと、 ちょっと疑問。 もっと本格本格しててほしかった。 あぁ。もんすごい面白いミステリーが読みたい。 ガチガチの本格で、探偵が出てきて、 密室の謎を解いたり、閉ざされた空間で連続殺人が起こったり、 最後に驚くべき真相が隠されてるようなやつが読みたい。 うー。古典でも読むかなぁ。読みにくいんだよなぁ。 |
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ワールドトレードセンター見てきました。
もっとナショナリズムの強い映画かと思ってたので、 そうでもなかったのでそれだけでかなりの好印象。 埋もれた警官と、その帰りを待つ家族とを平行に描きながら、 生きようとする意志を静かに描いた良作。 ところどころ「へ?」って思わないこともない 映像や登場人物が出てきたりもするのですが、 まぁ、許容範囲かなと。 「オリバーツイスト」みたいに長いだけの映画だったらどうしようと ちょっとドキドキしてたのですが、 そんなに時間を気にすることなく見れました。 9・11が映画になるくらいの時間が過ぎたのだなぁと思うと 感慨深いものがあります。 |
★★★☆☆ キャバクラ「ベイビーキッス」での女同士の確執、 逃げ込んだネット先での軋轢。 言葉が空回りしてる様子がすごくよく描けてるとは思うものの、 それが物語り自体の面白さに直結してるかといえば そうでもなく。 トリックがまわりくどいのも欠点かなぁ。 面白いような面白くないような、 なんとも微妙なお話でした。 |
★★☆☆☆ うーん。江戸川乱歩賞ってのはミステリーの賞の中でも かなり信頼のおける賞だと思うんです。 良質で、ミステリファンだけでなく ひろく一般読者がついていけるエンターテイメントってな イメージが私にはあるのですが、 この東京ダモイはまず、文章が読みにくい。 文章のリズムが悪いのかなんなのか 読むのにすごく時間がかかりました。 内容はと言えば、シベリア抑留と現代の殺人を絡めた ミステリーなのですが 推理に裏づけがないまま進んでいくのと 途中で犯人の見当がつくので、 読み物として面白くない。 ミステリーとして書かずに、 シベリア抑留の話だけをとりあげて 単体で書いていただいたほうが ミステリファンにとっても良いんじゃないかなぁ。 小説としての面白さはないのは致命的ですな。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
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日本以外全部沈没見てきました。
ええ。日本沈没とはまた違う映画。 このお話は、日本以外の国全部が沈没するという トンデモムービー。 3流は3流だろうと思ってたんですが、 まさかここまで酷いとは! もっと笑えるのかと思ってたらそうでもなく、 もっとくだらないのかと思えばそうでもなく。 んもう、どうせノリで作るなら もっともっとはっちゃけちゃっても 良かったのにーと思ったり。 わざわざ映画館で見る映画じゃなかったです。 話のネタくらいにはできると思いますが。 |
★★★☆☆ 下巻まで読みましたが 女は怖いなぁとうすらぼんやり思った本。 美貌の妹・ユリコを持つ「わたし」、 同級生の和恵とミツル。 前半の「わたし」の記述が後半 ユリコの手記、和恵の日記によって 新しい一面を見せたとき、 そりゃもう大変に厭な感じがしましたとも。 チャンの供述もどこからどこまでが 信用できるものやら。 嘘で塗り固めた、というより、 本人自身の希望が強すぎてそれを嘘だとは 本人は認識してないようなそれぞれの言い分。 しかもそれが相反していたり、食い違ったり、 それでいてどれもがどれも痛々しかったり。 目を背けたくなるようなリアルな嫌らしさ。 この世には夢も希望もあったもんじゃないって 気分になったりします。 |
★★★★☆ 日本の古典をマンガにしたシリーズの第8巻、第9巻。 第8巻が上巻、第9巻が下巻となってますが、 特に続き物ではないので どちらからでも楽しんで読めます。 我らがゲルシーの描く『今昔物語』 「今は昔」で始まる説話集。 今となっては昔のことですが、こんなことが ありましたよ。ようするに昔話ですな。 上巻には芥川龍之介が後に題材にした『鼻』や『藪の中』も 収録されてます。ただちょっぴりエッチな話が多いので 電車の中なんかで読んじゃいけません。 周りの視線が痛くなります。 下巻は『安倍清明』なんかが収録されてます。 あとがきが味があってよいのですよ。 さっすがゲルシー。 あ。そうだ。皆さんは妖怪検定なるものをご存知でしょうか? 今年はもうすでに申し込みも試験も終了しているのですが、 来年あるのなら受けてみたいものです。 ↓こんなの。 http://www.youkai-kentei.com/index.html |
★★☆☆☆ 小学生がフリーマーケットで手にしたのは 過去に起こったことを少しの時間だけ消去できる機械だった。 最初は深爪から始まって、徐々に消去する対象が より深刻なものになっていくがー。 『時をかける少女』と似たような設定ですわな。 爽やかさやら切なさやらは無いですが。 なんだろう。面白くないこともないけれど、 面白いこともないような。 まず、文章がこなれてないので読みにくくて、 主人公が小学生にしては若さやらきらめきやらが欠けてて 物語が想像以上に暗かった。 うーん。こちらの期待値が高かったからかなぁ。 |
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『ザ・センチネル陰謀の星条旗』見てきました。
最近見た中でベストかもしれない。 すっごく面白かったです。 大統領を守るために存在する シークレットサービス。 しかし、彼らの中に裏切り者がいるとしたら? 一体何を、誰を信じるべきなのか?! と、ドキドキハラハラのサスペンスとともに、 マイケル・ダグラス演じるシークレットサービスの ギャリソンと、キム・ベイシンガー演じるファーストレディーとの 秘められた恋も描かれて切なくなったり。 スピーディーな展開と、スタイリッシュな映像と、 緊張感を持続したストーリーとが相まって ほんとに見所の多い映画になってると思います。 ギャリソンのかつての親友で キーファ・サザーランド演じる調査員のブレキンリッジの 対立も見所のひとつです。 何を見ようか迷ってる方がいらっしゃったら この映画がおススメです。 この秋は見るものが多いので楽しみです。 余談ですが、私、このタイトル 『ザ・センチネンタル 偽りの星条旗』だと思ってました。 微妙に違った・・・。センチメンタルとセンチネンタルと似てるから 映画館で言い間違わないように気をつけようとか 思ってたんですが、そもそもが間違っててがっくりです。 |
★★★☆☆ うーん。ミステリーとして弱いかなぁと。 前の作品は、本屋さんが舞台で 日常業務のあれやこれやが描かれて楽しかったのですが、 今回は出張編ということで、 ミステリーがメインになってるのですが、 それがイマイチ楽しめないと言うかなんというか オイオイそんなバナナ!みたいな。 老舗の書店に出る幽霊の謎が27年前に起きた殺人事件に あると分かり、関係者に話を聞くことになるが・・・。 ってな感じで物語が始まるのですが、 そんな都合がよく!!みたいな展開が多くて 微妙な感じでした。 長編より短編向きの作家さんなんじゃないでしょうか テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★★★☆ ううん。巧い。 9つの短編集で、やっぱり表題作が良いなぁ。 築35年のおんぼろマンション。 恵太が借りることになったその部屋には 明治生まれの幽霊が憑いていたー。 幽霊のちよがね、もうかわいらしくて いじましくて! 「予期せぬ訪問者」は笑える面白さ。 はずみで愛人を殺してしまった隆三。 愛人宅でなんとか殺人の証拠を消そうとするが、 なんとそこに訪問者がやってきて・・・。 ドタバタっぷりと、とぼけっぷりがすんごいユーモラス。 荻原浩の初期作品を彷彿とさせます。 他の作品もどれも荻原浩の幅の広さを みせつけるものばかり。 ホラーチックなものも、ミステリーっぽいものも、 切ないものも、どれも良いのですよ。 やっぱり荻原浩は良いですよ。 本当は『オロロ畑でつかまえて』みたいな 何も考えずに笑える作品をまた書いてほしいなぁとは 思うのですが。 |
★★★★☆ 母親を病で失ったばかりの鳳介の周辺に さらなる災厄がふりかかる。 母の死後、幼馴染の亜紀の母親が自殺を遂げたのだ。 彼女の死の真相は?彼女は何故死んだのか? ってのもポイントなのですが、 他にも色々と小さい謎が散りばめてあって、 沈鬱な気分になりつつも気になって ページをめくる手が止まりませんでした。 鳳介の父親の洋一郎、洋一郎の大学時代からの 友人水城、水城の娘の亜紀、 皆がそれぞれどこか危なげで、 行間から緊張感が漂ってくるのです。 解きあかされる真相は決して後味の良いものでは ありませんが、それでも希望が持てないラストではないのが 救いです。 それにしても筆力のある作家さんだなぁという 印象が強いですね。今後にさらに期待です。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★☆☆☆ 汽車の中で目が覚めた「ぼく」は記憶を失っていて、 目の前にはフロイトと名乗る老人が座っていた。 催眠術で記憶を呼び起こそうとするが、 気がづくとなぜかブリーフ一枚の格好で・・・。 いや、もうわけわからん。 それでもなんとかラストまで読み進むと、 さらにわけわからん。 献辞のあとの3行の言葉だけでも 充分だったんじゃないかと思わせるくらい。 夢と現と夢の中の夢と、物語と、物語の中の物語と。 混乱しないほうがおかしいってなもんです。 |
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イルマーレ見に行ってきました♪
良かったですー。 2年という時を超えて交わされる 何通もの手紙。 会えないもどかしさは募って、 せっかくのチャンスはすれ違って。 ままならない想いを抱えつつ過ぎ行く時間。 ケイトが真実を知るラスト近くで 泣けちゃいましたよ。 「すれ違い」ってテーマだけでも ツボなのに、主演がキアヌ・リーブス。 そらもう見ますわな。 実は私キアヌ・リーブス好きなんですよ! ノーブルな顔立ちなところとか どことなく影のあるところとか、かっちょ良すぎでっせ。 残念ポイントはパンフに写真が少ないところ。 あと、シカゴの街並みがもうちょっとステキだったらなぁと。 いや、アメリカで思い描いていた街並みよりは だいぶ美しいなぁとは思ったのですが、 それでもやっぱりまだ若い国だなぁと思わせる 猥雑さが見え隠れしてたような。 もちょっと美しい街がメインだったら良かったかなぁ。 |
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