つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
★★★★☆ ううん。巧い。 9つの短編集で、やっぱり表題作が良いなぁ。 築35年のおんぼろマンション。 恵太が借りることになったその部屋には 明治生まれの幽霊が憑いていたー。 幽霊のちよがね、もうかわいらしくて いじましくて! 「予期せぬ訪問者」は笑える面白さ。 はずみで愛人を殺してしまった隆三。 愛人宅でなんとか殺人の証拠を消そうとするが、 なんとそこに訪問者がやってきて・・・。 ドタバタっぷりと、とぼけっぷりがすんごいユーモラス。 荻原浩の初期作品を彷彿とさせます。 他の作品もどれも荻原浩の幅の広さを みせつけるものばかり。 ホラーチックなものも、ミステリーっぽいものも、 切ないものも、どれも良いのですよ。 やっぱり荻原浩は良いですよ。 本当は『オロロ畑でつかまえて』みたいな 何も考えずに笑える作品をまた書いてほしいなぁとは 思うのですが。 |
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