早瀬乱 『三年坂 火の夢』
三年坂 火の夢 三年坂 火の夢
早瀬 乱 (2006/08/10)
講談社
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★★☆☆☆
「三年坂で転んでね」という言葉を残して逝ってしまった兄。
一高受験と兄の死の真相を知るために
帝都・東京へ行くことになった実之だが。
兄の死、三年坂、東京大火災。
テーマは良いんですよ。すごく。
ただ筆力に問題があるかと思うのです。
視点の移動が多いのと、説明口調なのと、
文章に色気がないのと、登場人物に魅力がないので、
読むのがつらかったです。
あと、東京の地理に疎いのでイメージができなかった。
一高受験ってのがどれだけ大変なことなのか、
この時代の帝大生ってのがどれ位すごいことなのかとかも
もちょっと書いてほしかったなぁって希望もあります。
「レテの支流」も以前に読んでイマイチだった記憶があるので
この作家さんは私にあってないのかもしれません。
装丁とかすごくステキなのに残念。
今年の乱歩賞はイマイチでしたな。
そうなるとですね、気になるのは年末の
各社のミステリー賞。何が取るんでしょう。
楽しみですね。
【2006/10/20 20:08 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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