つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
★★★★☆ 回想で描かれる一瞬の青春。 奇病に冒された友人との日々。 「私はこれから先何度も、おまえを想って泣くだろう。 自分を想って泣くだろう。 しかし私は、生きていくのだ。いつか自分が死ぬまで。」(P143) ああ。なんだか良いですな。 哀しい別離があったとて、人は日々生きて、 そして忘れていくでしょう。 思い出だけを胸にしまって。もしかしたら心の奥底にしまいこんで。 病に冒された友人といってもお涙頂戴の物語ではなくて、 病気の進行の仕方や、その病気そのものの設定が独特。 作者の頭の中でその病にかかった人の絵だかイメージだかが 明確にあったんだと思う。 んでもってそのイメージはかなり美しかったんじゃないかしら。 若い作者さんだなぁと思わせる点がなきにしもあらずなのですが なかなかに読める物語でした。 |
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