桂 望実 『RUN!RUN!RUN!』
RUN!RUN!RUN! RUN!RUN!RUN!
桂 望実 (2006/11)
文藝春秋
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★★★★☆
恵まれた肉体を持ち、努力を厭わず練習に励み
中学時代から優れた記録を残していた優。
スポーツで有名な大学に入学し、陸上部に入るが、
天才であるが故に傲慢で、他人と深く関わろうとしない優は
他の部員との確執を深めていくー。
スポーツ小説としても熱くなる物語ではあるのですが
主題は一匹狼だった優の成長にあるような。
父や母、兄達家族の秘密、
部員仲間の岩本やコーチとの関係が
ちょっとずつ丁寧に描かれて読み応えがありました。
桂望実は『死日記』という傑作を描いてるのですが、
雰囲気が似てたような気がします。
重くて、けっこう辛い。
ただ、スポーツ小説なので爽やかさや
仲間がいるってことの良さ、駅伝シーンの
ドキドキ感ももちろん伝わってくるので
重いだけじゃないのですが。
読んでるうちに優がツンデレに見えて仕方なかったです・・・。
【2006/12/12 20:10 】 | 日文 | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
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