坂木司 『ワーキングホリデー』 文藝春秋
ワーキング・ホリデー ワーキング・ホリデー
坂木 司 (2007/06)
文藝春秋
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★★★☆☆
ホストの大和の元に息子と名乗る進むがやってきた。
それを機に大和はホスト業からドライバー業へと職を変える。
夏の日のそれは親子の物語。
坂木司ならではの優しさや読後感の良さに加えて
ユーモアがたっぷりで、面白かったです。
人情味たっぷりの大和や進の素直さや
脇役達もいい味出してて、
シリーズ化されるんじゃないかしら。
むふふ。楽しみだ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/30 22:19 】 | 日文 | コメント(2) | トラックバック(2) | page top↑
アンソロジー 『午前零時』 
午前零時 午前零時
鈴木 光司 (2007/06)
新潮社
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★★★☆☆
午前零時をテーマにした
人気作家たちの掌編アンソロジー。
執筆者が豪華なんですよ。
石田衣良、恩田陸、朱川湊人、高野和明などなど。
朱川湊人が出てる時点で私の心をわしづかみなわけですが、
幼い兄弟が明日が今日になって、今日が昨日になるところを
見ようとするお話で、やっぱりステキでした。
他のは玉石混交、石多めって感じですかねぇ。
うーん。これといって良い!!と
思えるものが少なかったような。
表紙をめくったところの「本自体の柄?がとっても
かわいいので一度ぴらっとめくってみてくださいな。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/28 23:34 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
誼 阿古 『クレイジーカンガルーの夏』
クレイジーカンガルーの夏 クレイジーカンガルーの夏
誼 阿古 (2006/11/14)
ソフトバンククリエイティブ
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★★★★☆
4人の少年達のある夏の日々。
1979年に13歳ってことなので、
イマイチ自分と青春がかぶってないので
はやってる歌やアニメの話なんかが
ついていけなくて、
のめりこめなかったのが残念。
新人さんだということなので
今後が楽しみです。
ただ、この本の表紙はすごい好き。
夏空の田舎道。
中学時代なんて過ぎてしまえば
あっという間で、思い出すこともそんなにはないけれど、
あの頃はあの頃で色んなことに一喜一憂してたし、
楽しかった。一日が今より長かった気がします。
いつの間に時間はこんなに早く過ぎるようになっちゃったんだろう
なんてことを思うとがっくりきてしまう。

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【2007/06/27 23:02 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
笠井潔 『魔』 
魔
笠井 潔 (2007/02)
文藝春秋
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★★★☆☆
私立探偵・飛鳥井シリーズ第三弾。
・・・って前二作読んでませんがな。
ミステリーマスターズは無駄に不親切な気がする。くそぅ。
シリーズ物ならやっぱり1作目から読んでおきたかった。
前二作読んで無くても分からないわけではないんですが。んーむ。
セラピストの鷺沼の依頼でストーカー被害に悩む学生の元へ
赴くことになった飛鳥井だが。
社会派やらハードボイルドやらのジャンルに分けられそうなのですが、
淡々と物語が進んで誰に感情移入して良いのやら。
なんというか文章に色気やら華がないのです。
さぁ次はどうなるの?っていうワクワク感が薄い。
そういうジャンルなのだとしたら私には向いてないなぁ。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/26 21:30 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
雫井修介 『犯人に告ぐ』
犯人に告ぐ 犯人に告ぐ
雫井 脩介 (2004/07)
双葉社
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★★★★☆
いや、すみません。
これだいぶ前に読んだんで、細部は覚えてないんです。
でもけっこう面白かったはず。
んで、なんでそんなものを今ご紹介するかといえば、
今テレビでやってたんですよねー。
今年の秋に映画で公開されるらしいんですが、
先行上映ということでwowowでやってたわけでございます。
なのでそれの感想。
ま、いつものことながらそない大した感想でもござんせん。
連続誘拐事件の指揮を執ることになった巻島。
彼はかつて誘拐事件で犯人を取り逃がし
僻地での勤務を命じられていたが、その検挙率の高さゆえに
本部に戻されることになった。
巻島は停滞していた捜査を一挙に進めるべく
犯人との対話をテレビを通して行おうとするー。
面白かったんですが、映画館で見に行くべきかと聞かれると
うーむってなるような。
原作を一応読んでたので、警察内部での対立や裏切りなんてのが
映像を通してだけじゃなくて伝わってきたので、原作読んでから
映画を見られることをおススメします。
原作よりだいぶカットされてるところもあったような。
残念だったのは巻島の奥さん役。
どうみても心臓が弱そうに見えない・・・。
私の気のせいですかねぇ。
映画公開にあわせて原作文庫化とかしそうなので
それが出たら読み直そうかなぁ。
あのセリフがかっちょえぇんですわ。
たしか単行本の時には帯に書いてあったような
気もするんですが、
「犯人に告ぐー今夜は震えて眠れ」
ぐはぁ。かっちょいい。

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/24 22:24 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
プレステージ
プレステージ見てきましたー。
19世紀末2人の奇術師が腕を競っていた。
『偉大なるダントン』のアンジャーと
『プロフェッサー』ボーデン。
ある日アンジャーの舞台中、事故が起こる。
その時近くに居たボーデンの仕業だと思われ彼は拘束される。
しかし、そこには彼ら二人の長い間にわたる確執と
おそるべき真相が隠されていたのだー!!
・・・ってなストーリーでなかなかに面白かったです。
んが、ちょっと長かったような。
途中でだいたいの見当がついてしまうので、
そっから先が長いというか冗長だったような。
んでもって結局一番すごかったのは
ニコラ・テスラじゃないか!という当然のツッコミをさせて頂きたい。
いまいちこの方がどういう方かわからんのですが、
ダーウィンとウォーレスみたいな関係だったのかしら。
うーむ。この映画の一番の収穫はニコラ・テスラという
面白そうな人物が存在したということを
知れたことやもしれませぬ。
【2007/06/23 20:36 】 | 映画 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
たつみや章 『ぼくの・稲荷山戦記』
ぼくの・稲荷山戦記 ぼくの・稲荷山戦記
たつみや 章 (2006/08/12)
講談社
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★★★☆☆
レジャーランド開発の為にマモルの家の裏山が
取り壊されようとしていた。
マモルの家は代々裏山にあるお稲荷さんの巫女を務めていて、
ちょくちょく不思議な人たちが出入りしていたが、
今度来たのはアブラゲが大好きな美青年の守山さんだった。
守山さんと共に裏山を守ろうとするがー。
自然と、それに立ち向かおうとする小さき者たちって感じですかねー。
すらすら読めてそれなりに楽しかったんですが、
なんというかイマイチ後に残らないというか。
うーん。
【2007/06/22 20:09 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三津田信三 『首無の如き祟るもの』
首無の如き祟るもの 首無の如き祟るもの
三津田 信三 (2007/04)
原書房
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★★★★★
今年のベストはこれで良いんじゃないかしら。
媛首村という土地で起こる奇妙な殺人事件。
四重の密室に、首の無い死体、連続して起こる殺人。
秘守一族の秘密。
練りこまれたプロットと、構築された謎と
不気味さの漂う空間と、それが全て明かされる謎解きと。
くっはー。面白かったー!!
今まではミステリー+ホラーで、それはそれで
とても面白かったのだけれど、
こんなにガチガチの本格を書くなんて!
やれ嬉し。
P379からちょっとずつ謎解きが行われていくんですが、
読者への挑戦みたいになってて、
ここで止まって暫く考えようかとも思ったんですが、
犯人が誰か、この事件の真相は一体どこにあるのかが気になって
すぐにページをめくってしまいました・・・。
三津田作品の中でもベストだと思います。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/21 23:50 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
舞妓haaaan!
舞妓haaaan!見てきましたどすぇ
修学旅行で迷子になり舞妓に出会ってからとうもの
舞妓が好きで好きでたまらない公彦。
そんな公彦が念願の京都への左遷が決まった。
舞妓と野球拳をするべく公彦の奮闘が始まる!
ストーリーが奇想天外なのと、安部サダオの動きがおかしいのと、
細かく笑えるところがてんこもりなので
もう始終笑いっぱなしでした。
めちゃめちゃテンションの高い映画でした!
映画に出てきたラーメンが市販されてるそうなので
食べてみたいです。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/06/20 23:56 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
霞流一 『デッド・ロブスター』
デッド・ロブスター デッド・ロブスター
霞 流一 (2002/09)
角川書店
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★★★☆☆
うはははははは。
すごく下らなくてバカバカしい。
ここまでバカバカしいミステリーってのもすごい。
いや、ほんとにバカバカしい。
さすがバカミスの帝王。
・・・そんな風に呼ばれてるかどうかは知りませんが。
密室、見立て、アリバイトリック、足跡の無い殺人
などミステリー好きにはたまらない色んなものが
一応入ってはいるんですが、その解決方法のものすごいこと。
そんなバカな!!!と叫んでしまうこと間違いなし。
探偵役もお馬鹿だし、まぁ、登場人物みんなが
なにやらお馬鹿なのです。
気の短い方は読んじゃいけません。
【2007/06/19 20:29 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ジェームズ・クラベル 『23分間の奇跡』
23分間の奇跡 23分間の奇跡
ジェームズ クラベル (1988/07)
集英社
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★★★★☆
新しい先生がやってきてから子供たちの
意識が変わるまでの時間。それがたったの23分間。
古いものから新しいものへ。
もちろん、意識の変容だけを描いたものではなくて
そこにはたくさんの意味がこめられていて、
例えば教育というもののあり方だったり、
国家の脆さだったり、意志の危うさだったり。
子供を大衆に教師を指導者に代えて読むと
それは、なんて恐ろしいことなんだろうって思います。
自由意志の脆弱さ。
とても短い物語なのでぜひご一読を。
【2007/06/18 20:51 】 | 外文 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
野中柊 『草原の輝き』
草原の輝き 草原の輝き
野中 柊 (2007/02)
角川書店
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★★★☆☆
幼い頃、母と弟を喪ったなつき。
喪失を抱えながらも優しい夫とともに
日常を送っていた。
そこへ教師である夫の教え子・佳奈子が家を訪ねてきてー。
ううううむ。
惜しいんですよね。
ただ、読んでる間に感じる草原のイメージや
青空の下坂道を上がるイメージなんかは
ほんとに鮮明で、あぁ、この人良い文章書くなぁって思うんです。
でも、だからこそそれを生かしきれてないというか、
もうちょっとストーリーに起伏があれば
良かったのになぁと残念な気分に。
【2007/06/17 20:43 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
鳥飼否宇 『非在』
非在 非在
鳥飼 否宇 (2005/08/25)
角川書店
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★★★☆☆
観察者シリーズ第二弾。
あ。ちなみに第一弾は『中空』です。
ボトルに入ったフロッピーを発見した猫田。
フロッピーの中身はといえば、
人魚が現れるという島に渡った学生達が巻き込まれた殺人事件と、
仙人や人魚たちとの出会いという驚くべきものだった。
事の真偽をあらためるべく鳶山と高階とともに
その島に渡った猫田たちは恐るべき真相に辿りつく。
この学生達は未確認生物を調査するサークルに属してるんですが、
名前がバカバカしくてすごく良いのです。
その名も「ウルトラ」。そんでもって部長がウルトラ部長。
なんだそりゃ。
と、変なところで私のツボにはまりまして。
えぇ、内容はなんというか、謎解きが複雑すぎて
途中で読んでんだか読み飛ばしてんだか自分でも
分からなくなりまして。
面白いっちゃ面白いんですが、うーん。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/16 22:00 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三津田信三 『スラッシャー 廃園の殺人』
スラッシャー 廃園の殺人 スラッシャー 廃園の殺人
三津田 信三 (2007/06/08)
講談社
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★★★★☆
最初からミステリーとしてではなく
ホラー、もしくはスプラッタとして読んだので
大変満足。
行方を消したホラー作家が作り上げた廃墟庭園。
その中で撮影をしようとした一行に魔の手が迫る!
いいですねいいですね。ベタですね。
次々惨殺されていくんですが、
その描写がまぁ、えぐいのえぐくないのって。
グロイのが苦手な方は手を出されない方が良いかと。
あと、ミステリーを求める方もちょっと・・・。
ただ、B級ホラー好きにはおススメです。
講談社ノベルスは創刊25周年ということで、
5冊買って応募するとブックカバーやら
著作リストやらがもらえるそうです。
詳しくはコチラから。
ううむ。欲しいなぁ。

テーマ:怖い小説 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/15 23:28 】 | ホラー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
coyote ジプシーの旅立ち
coyote No.19 特集 インド[ジプシーの旅立ち] coyote No.19 特集 インド[ジプシーの旅立ち]
新井敏記 (2007/06/07)
スイッチパブリッシング
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★★★★☆
久方ぶりに雑誌のご紹介をば。
「今から千数百年前、
彼らはその土地を旅立った。」
というわけで、ジプシー特集です。
流浪の民というだけでなんだかすごく
グッとくるものがあるのですが、
三原久明の写真がすごく良いんですー。
か・・・かっちょいい。
どこまでも広がる乾いた大地と
どこからか聞こえてくるであろう異国の音楽。
はー。いいなぁ。旅に出たいなぁ。
この砂漠の写真を見ると『アラビアの夜の種族』を
読み直したくなったんですが、
今手元に積んであるこの本の山を前にして
再読する余裕が自分にあるのかと問い直して断念。
ううむ。時間が足りない。

テーマ:雑誌(既刊~新創刊) - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/14 22:21 】 | 雑誌 | コメント(1) | トラックバック(0) | page top↑
今市子 『百鬼夜行 9巻』 
百鬼夜行抄 (9) 百鬼夜行抄 (9)
今 市子 (2007/06/13)
朝日ソノラマ
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★★★★☆
わーい。百鬼夜行の最新刊が出てましたー。
今回は三郎さんに会いたいと思った晶の暴走から
始まって尾白と尾黒の過去の話、
じさまとばさまの馴れ初めやら
てんこもりで、今回も見事に混乱。
誰が誰で、一体どういう話なのか、
2回くらい読まないと、いつも分からないのです。
でも読めば読むほど面白いというか、
あぁ、そういうことだったのかと納得できたり
余計怖くなったりとさらに楽しめちゃうのです。帯に
DVD発売ってかいてあったんですが、
映像化されてるの全然知らなかった・・・。
うーん。見てみたいなぁ。

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/13 23:44 】 | コミック | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
明日、君がいない
『明日、君がいない』見ました!
すごく痛々しかったです。
2:37に命を絶った一人の高校生。
そこから1日を遡って、6人の高校生達をメインに
描いた群像劇なのですが、
彼ら一人ひとりが深い悩みを抱えていて、
しかも他人には言えないと思っているのです。
それがもう、痛ましくて!!
みんながみんな自分のことで精一杯で、
精一杯苦しんでいて、誰も希望を見出せないで居る。
ラストで手首にナイフを刺そうとする姿は
ほんとに息苦しかったです。
彼らの日常と、インタビュー、そして時折はさまれる
青空をバックにした新緑。
一つの映像にたくさんの情報が込められてて、
ずっと緊張感をもってみることができました。
いやー。良い映画でした。おススメです。

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

【2007/06/12 22:47 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
森永あい 『山田太郎ものがたり』
山田太郎ものがたり (第1巻) 山田太郎ものがたり (第1巻)
森永 あい (1996/04)
角川書店
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★★★★☆
うははははははは。面白い。
成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能の山田太郎唯一の欠点。
それは貧乏であることー。
それがもんすごい貧乏で。あばら家みたいな家に
たくさんの妹や弟に囲まれて慎ましい暮らしをしてるんですが、
非常用に犬を飼ってたり、家の前に「つくろいものいたします」の
看板が出てたり、内職してたり、
なんだか昭和の香りがいたします。
友人や、周囲のキャラクターたちも
おかしな人が多くて、そりゃもう楽しそうなのです。
絵も綺麗で、お話も面白いもんだから、
私昨日・・・っていうか今日の朝2時までかかって
全巻読み終えましたよ。
ああ面白かった!!!

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/11 19:49 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
300
300見てきましたー。
こ・・・これはシリアスなのかギャグなのか
判断に迷うような。いや、もちろん監督さんは
笑いをとろう!目指せM1なんてことは思っちゃいないんでしょうが、
どうもところどころ面白いところが。
侵略軍のペルシアと戦うスパルタの戦士を描いた
映画なんですが、ところどころ敵がおかしかったり、
設定がおかしかったり、細かいところがおかしかったりで、
ちょっと笑えてしまえました。
なんだあの忍者もどきとか、なんだこのサイはとか
そのりんごはどっから出てきたんだとか。
でも、映像はかっちょ良いので映画館で
見たほうが迫力があって良いと思います。

テーマ:今日観た映画 - ジャンル:映画

【2007/06/10 23:42 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
島村洋子 『ココデナイドコカ』
ココデナイドコカ ココデナイドコカ
島村 洋子 (2006/07)
祥伝社
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★★★☆☆
帯には「せつない恋の物語」とありますが、
恋愛だけを描いたものではなくて
女性の心理を鮮やかに描いた短編集でした。
読後感が重いというかちょっと暗いものが
多くてちょっとしんどかったです。
んが。ぐさっときたり、共感できたり、
そいからちょっと怖かったり。
女って怖えぇって思うことが時々あるんですが、
そういうのを真正面から突きつけられる感じです。
うへぇ。ちょっと凹みました。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/09 22:23 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
安東みきえ 『頭のうちどころが悪かった熊の話』
頭のうちどころが悪かった熊の話 頭のうちどころが悪かった熊の話
安東 みきえ (2007/04)
理論社
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★★★★★
か・・・かわいらしすぎる。
短編集なんですが、どれも良いんだな。
まずは表題作。
『頭のうちどころが悪かった熊』ですよ熊!!
んもう。だめだなぁ。なんて思いつつ頭をぐりぐり
したくなっちゃいますね。
頭のうちどころを悪くした熊が
「レディベア」を探すために右往左往するという
お話なんですが、なんたって頭のうちどころが悪いもんだから
レディベアと亀を間違えたり、毛虫と間違えたり。
でも、それがとってもユーモラスで、
そんでもって真剣なんです。すごくあったかいのですよ。
『いただきます』
旅人が声をかけたのはメソメソ泣いているトラ。
わけを尋ねると、さっき食べてしまったキツネに思いを馳せて
泣いているのだという。お腹の中でキツネに尋ねると
そのキツネも食べてしまった鳥のことを嘆いていて・・・。
と、無限ループかのようになってきて
最後どうなるのかなと思ってたら
35ページの7行目。
ああ。すごく良い言葉だなぁって。
ま、読んでみてくださいな。
『池のなかの王様』
考えるおたまじゃくし「ハテ」とヤゴの友情の物語。
このハテの考え方は哲学者然としててかっちょ良いの。
ちょっと長いけど引用。
自分の目でしか見えないんだよ。
なにがホントかなんて、だれにもわかりっこないじゃないか。
でもわかっているのは、ぼくの世界ではぼくが王様ってこと。
ほら、その証拠に・・・
ハテは目をぎゅっとつむった
「ぼくが目をつむりさえすれば、世界はなくなる」

良いですね。良いですねー。もういっこ良いセリフがあるんですが、
それもまぁ、読んでみてください。
『りっぱな牡鹿』
りっぱな牡鹿のホーイチは森のみんなの悩みを聞いていた。
だけどある日鬱憤がたまりすぎて大爆発。
そこで牡鹿は一切意味のある事はしないと決めた。
角に椅子をかけ、やかんをペットにし・・・。
牡鹿の奮闘ぶりが真剣であればあるほどおかしくて。
『お客さまはお月さま』
不眠症の熊は他の熊が(もちろん頭のうちどころの悪かった熊も)冬眠中、ひとりぼっちで冬を越さなければならなかった。
けれど、ある寒い夜お家に帰る途中、
お月さまがずっとついてきてくれて、とうとう
ほらあなの家まで来てくれた。
くふふふふ。この後実はお月様だけじゃなくて
お星様もついてきてくれるんですが
その様子を想像するだけで、不眠症の熊は
きっと寂しくなくなるなぁって思えて一安心。
どの短編もとってもステキでした。
ところどころ挿まれるイラストも内容にあってて
とってもキュート。
これ、ほんとに可愛らしくて、じんとくるので
ぜひ読んでみてほしいです!!
【2007/06/08 20:43 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
高野和明 『6時間後に君は死ぬ』
6時間後に君は死ぬ 6時間後に君は死ぬ
高野 和明 (2007/05/11)
講談社
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★★★★☆
初対面の青年から「6時間後に君は死ぬ」と言われた美緒。
未来のビジョンを見れるという彼とともに
死の運命から逃れようとするがー。
6時間という限られた時間、刻々と迫るタイムリミット。
こりゃドキドキしないわけがない。
というわけで、面白かったです。
他にも何篇かの短編が入っててそれも面白いんですが、
一番良いのは一番最後に入ってる
「3時間後に僕は死ぬ」
果たして運命は変えられるのか、
これのカウントダウンがほんとにドキドキで。
ただ、もっと早く気付くべきじゃね?!ってのが
ありありでそれがすごく惜しいような。
でも、きっと楽しんで読めると思います。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/05 23:07 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
東野圭吾 『名探偵の掟』
名探偵の掟 名探偵の掟
東野 圭吾 (1999/07)
講談社
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★★★★☆
久方ぶりの再読。
やっぱり可笑しいったらないです。
ミステリーにありがちな「お約束」の数々を
なんと登場人物自らが笑い飛ばした一冊。
本格ミステリってのは色々お約束やら
読者の期待やらがあるではないですか。
たとえば名探偵、密室、閉ざされた空間、見立て。
そういうのをぶっちゃけきったお話なんですが、
でも、悪意があるかっていうと全然逆で、
ミステリーに対する作者の深い愛情が感じられて
すごく好感が持てたのです。
面白かったー。東野作品で一番好きな本です。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/04 21:11 】 | ミステリー | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
森見登美彦 『走れメロス』
新釈 走れメロス 他四篇 新釈 走れメロス 他四篇
森見 登美彦 (2007/03/13)
祥伝社
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★★★☆☆
近代文学を森実流にアレンジした5つの短編集。
「走れメロス」のバカバカしさには大笑いしたし、
「桜の森の満開の下」の奇妙な怖さにはぞっとしたし、
それぞれ楽しめたんですが、
私、実は大の中島敦好きで、「山月記」なんかそりゃもう
大好きなわけですよ。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心。
確かな教養に裏打ちされた格調高い文章と
李徴の絶望的な孤独を描いた内容の深さ。
んもうどれをとっても一流だと思う一編なんですが、
それがこんな話になってしまうなんて
どういうことだい。えぇこら。そこになおれコノヤローと
思ってしまうわけでして。
草葉の陰で敦が泣いてる気がする・・・。
とかわけのわからんことを思ってみたりもしまして。
しかもそれが一番最初に載ってるもんだから
やりきれなさひとしお。
ううむ。原典好きには評価が分かれちゃうんじゃないかしら。
っていうか別にオリジナルで作ればいいじゃないか。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/06/03 22:17 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
みやこで楽しむ落語~上方の茶屋噺と江戸の廓噺
『みやこで楽しむ落語~上方の茶屋噺と江戸の廓噺』に
行ってまいりました。
・柳家喜多八「五人廻し」
ね・・・寝てしまいました。
しょっぱななのに。
滑舌が悪いのか、早口すぎるのか、
何言ってんだかサーッパリ分かりませんでした。
そらもう8割がた寝こけましたがな。
・笑福亭松喬「三枚起請」
小山のこてるからそれぞれ起請を貰った
源兵衛、喜六、清八。
ことの次第を問いただそうといざこてるの元へ。
喜六が良い味出してんです。
お馬鹿さ加減に加えてかわいらしさが
漂ってきてました。
・古今亭志ん橋「幾代餅」
あらやだ。声のハリというか艶がすごく良い。
通りの良い粋な声を出さはりますな。
清蔵が恋わずらいをした相手は錦絵で見ただけの
幾代太夫。一年間しっかり働いてお金を貯めれば
幾代太夫に会える算段をつけてやると親方に言われて
働き通しで働くが・・・。
えぇ噺ですわぁ。江戸落語の人情噺ってのはじんわりと
良いですなぁ。
・桂春團治「親子茶屋」
待ってましたの三代目。
華やか華やか。
旦那に怒られた若旦那と茶屋ででくわしてしまうってだけの
噺なんですが、
その御茶屋での様子がとっても華やかで
わくわくしてしまいました。

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

【2007/06/02 21:53 】 | 落語 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド見てきました。
前回クラーケンだかなんだかの怪物に飲み込まれたジャックの
救出の為、それぞれ思惑を抱えながらもディヴィー・ジョーンズの
海の墓場へと向かう。
・・・と、いうわけで。
パイレーツ完結編でしたが、笑いました。
シリーズ物の強みってのはそれぞれの登場人物の
特徴ってのが掴めてるので入りやすいですな。
脇キャラたちもちゃんと活躍してたので嬉しい限り。
が。やっぱし3時間は長いかなぁ。
もうちょっと短くしていただいても全然かまわないのです。
大入り満員で前のほうの席で見てたので
く・・・首が痛い。
そしてやぱりシリーズ物ってのは最初の一作が
一番面白い。んむ。
この映画を略してパイカリというらしいんですが、
なんでもかんでも略すのはいかがなものか!と
思わなくもない略し方ですな。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/06/01 23:57 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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