井沢元彦 『虚報の構造オオカミ少年の系譜』 小学館
虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり (小学館文庫) 虚報の構造オオカミ少年の系譜―朝日ジャーナリズムに異議あり (小学館文庫)
井沢 元彦 (2003/10)
小学館
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★★★☆☆
ジャーナリズムというものに興味がありまして。
ジャーナリストと呼ばれる人たちは
真実を報道しようとする真摯な姿勢を持ち、
言葉を自在に使える技術、深い知識と教養なんてものを
兼ね揃えたすごい人たちっていう
一種のファンタジーが自分のなかにあります。
ジャーナリストって聞くだけで、おおスゴイと
反射的に思ってしまう程度には。
で、この本は日本のジャーナリズム、特に朝日新聞の
報道姿勢に関しての批判本です。
朝日の記事を元にこれはおかしいってことが
すごく分かりやすく書かれてて、ははぁなるほど。
たとえ大新聞であろうともその情報を鵜呑みにしちゃいかんと
自戒したんですが、どうしても許せんというか
不愉快な文言があって、モヤっと。
井沢さんの言葉ではないんですが、
P317の稲垣という元朝日新聞記者との対談の中での稲垣氏の発言
ちなみにこの方は元朝日新聞の記者だそうなのですが、
立場的には反朝日という感じみたいです。
「今、一生懸命朝日を読んでいるのは主婦です。
世間知らずで社会の第一線に立っていない主婦は、
すべて観念的、抽象的でかまわない。『ニュースステーション』の
久米宏氏のような朝日的単純正義派が一番波長が合うんですよ。」
って、オイオイ。失礼すぎるだろう。今まで散々
朝日新聞を批判してて、その朝日を読んでるのは主婦だと、
ってことは何かぃ朝日なんかを読む社会の一線に立ってない主婦は
その程度の新聞で満足してるんでしょうよってことかい。
あ。あと。言霊信仰についてもモヤっと。
私、けっこう言霊というものを信じているので
迷信って言われるとモヤっと。
そしてイマイチ関係ないことを思いだしましたが、
ビリー・ワイルダーの「フロント・ページ」という映画は
新聞記者を描いたコメディで大変面白かったです。
DVDにはなってないようなのですが
機会がありましたらぜひ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/09/02 22:56 】 | ノンフィクション | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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