つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
★★★★☆ 出町商店街の北にあるアパート「コーポ枡形」には 現役を退いた天狗が住まうておったそうな。 名を赤玉先生と言わんとす。 鈴木聡美なる人間のおなごを攫うて天狗教育を ほどこしたが良いがこの鈴木聡美、後に弁天と言われ 恐れられるこの女子、己の実力に気付くや否や 赤玉先生をば見捨てさり、天狗的才能を遺憾なく発揮し やりたい放題の放蕩三昧。 さてここで赤玉先生を師と仰ぐ下鴨矢三郎の登場。 彼氏めは狸であり、狸以外の何者でもないのであるが こやつめが赤玉先生に頼まれ弁天に 恋文を届けようとする。なんと赤玉先生 もふもふしてるだけでなく弁天に懸想しておったのじゃ。 ・・・と、なんだか自分でもよくわからんくなってきましたが、 別に赤玉先生と弁天の恋物語などでは全然ありませぬ。 主役はこの矢三郎。 この狸の矢三郎には他に兄と弟がおり、さらには母がおる。 ライバルである夷川の金閣銀閣兄弟とその妹海星との因縁なんかもあって結局のところ、 京都を舞台に有象無象どもが縦横無尽に飛び回る とても楽しい物語。 金閣銀閣の四字熟語やら弟君の不憫なあだ名やら やっぱり独特な言葉の選び方やら 笑いどころ満載でした。 嗚呼げにも恐ろしきは金曜倶楽部。 読み終わった後は 「面白きことは良きことなり!」と呟いてしまいます。 さぁ皆の衆。面白おかしく生きようではないか。 |
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