アリスン・ブレナン 『ザ・プレイ』 集英社
ザ・プレイ (集英社文庫 フ 26-1) ザ・プレイ (集英社文庫 フ 26-1)
アリスン・ブレナン (2007/09/20)
集英社
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★★☆☆☆
元FBI捜査官で、今は作家活動をするローワン。
彼女の作品を模した連続殺人が実際に起こり始めるがー。
・・・まずは無駄に長い。
何度放り投げようかと思ったことか。
まわりくどくて内容が無いのに
ボリューミーだからだいぶ挫けた。
ノーラ・ロバーツ+スティーブン・キングってそんなバカな。
キングに謝れ!
ノーラ・ロバーツを読んだことないのでなんともいえないけれど、
いくらなんでもこんなに冗長じゃなかろうて。
二時間ドラマでももうちょっとまとまってるような。
あぁ。時間を返してくれ。
んでもって、たいして面白くないんだなこれが。
通俗的すぎるというか、なんというか。
すごく時間が余ってて、他に何も読むものがなくて、
追い詰められた状況でもない限り、おすすめできません。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/31 22:19 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
あさのあつこ 『NO.6 ♯6』 講談社
NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT) NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT)
あさの あつこ (2007/09/22)
講談社
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★★★★☆
ナンバー6、第六巻。
六巻で完結だとなんとなくキリが良いと思うのですが
そういうこともなく。まだまだ続きそうな。
ネズミとともに矯正施設に侵入することに
成功した紫苑は老と呼ばれる人物から
NO6の成り立ちについて聞くことになる。
近視眼的な科学者の弱点みたいなのと
紫苑がしっかりしてきたなぁというのと
いつまで続くんだろうという危惧と
間に挿まれる写真はやはりいらないのではないのかしらっていうのと
赤ん坊がどう関係してくるのか気になるのと、
なんだかんだで続きを読みたいなぁって感じです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/30 23:34 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
野中ともそ 『おどりば金魚』 集英社
おどりば金魚 おどりば金魚
野中 ともそ (2007/07)
集英社
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★★★★★
とあるアパートに住まう人々を描いた群像小説。
これが、驚くほど良いんです!!
7つの短編に別れてて、それがちょっとずつ
リンクしてて、油断がならないんです。
人々の暮らしというのは色々なところで繋がってるんだなぁって。
それはしがらみとか重いものじゃなくて、
もっとあわあわとした関係で、そういうのを
おだやかに丁寧に、そんでもって軽やかに掬い取った物語。
「草のたみ」
父の経営するアパートで暮らす依子さん。
恋の終りを予感した依子さんが出合ったのは
おどりばで人を待つタミさん。
物語のはじまり。
これだけだとイマイチぴんとこないのですが、
読み進むうちに伏線があちらこちらに張られていたことに
気がつくのです。
「ダストシュートに星」
ゴミ集積所でゴミの分別に励む管理人・太田さん。
ところが最近クーポンばばあとあだ名される竹ノ塚さんが
入り浸っていて、ちょっぴりげんなりな様子。
そんな太田さんには一人息子がいたのだが、
今では女性として生きていて・・・。
竹ノ塚さんとのやりとりにうんざりしながらも
気の優しい太田さんの人柄がよく出てるんです。
そんでもって息子さんとの思い出と、苦い悔恨とが
バランスよくて!
「小鬼ちゃんと明日」
ジャハドさんのお部屋にするりと入り込んできたのは
なんと小鬼ちゃん。
小鬼ちゃんとジャハドさんの珍妙な共同生活。
ジャハドさんの書く手紙がうっすら涙を誘うのです!
「イヌとアゲハ」
タミさんの娘さんのふうちゃんの物語。
ジャハドさんの章で出てきたキタザワ君が登場しますが、
こやつがなんともふわふわしてて、どうにも
憎めない。登場人物の描き方がとっても魅力的で個性的。
「タイルを割る」
依子さんのお母さん草代さん、つまりはアパートのオーナーの奥さん。
草代さんのかつて叶わなかった恋と、旦那さん、つまりは
オーナーさんのぬくたい日常。
草代さんが知る驚きが心地よいのです。
登場人物にさん付けするのは一定の距離感を
もたせつつ、丁寧さも演出するので
この本にはぴったりだなぁと思った。
「砂丘管理人」
初登場ではないでしょうか。ひきこもりの陸二さん。
姉から猫を預かることになり、思い出したのは
かつて飼っていた愛猫・砂丘管理人のこと。
あぁ。砂はいいなぁ。砂は。
ジャハドさんの章でもちょっぴり感じたのだけれど、
異国情緒というのか、違う国の匂いがする。
ジャハドさんの国には熱気を、この章では乾燥した大地を、
それはもうほれぼれするくらい身近に感じられてしまいます。
「金魚のマント」
タミさんの待ち人がとうとう現れます。
これ、ほんとに良い。
何も聞かずに是非とも読んでみてください。
いやー良いものを読みました。

テーマ:**おすすめbook!!** - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/29 23:58 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
クローズZERO
クローズゼロ見てきましたー。
不良の巣窟・鈴蘭高校。
そこの頂上目指して滝谷源治と芹沢多摩雄の
抗争が始まるー。
野性味あふれる高校生達がてんこもりでした。
でも、ずっとケンカしてるわけじゃなくて
けっこうユーモアたっぷりで
楽しんで見れました。
んで、ケンカが強いってのは良いなぁと。
かっちょいい。
んであんな風に体が動くってのが良いねぇ。
本編とは関係ないんですが、
観に来てた子はやんちゃっぽい中高生が多かったです。
普段映画館では見ないタイプの子が多かったので
やはり映画によるんだなぁとしみじみ。

テーマ:邦画 - ジャンル:映画

【2007/10/28 22:32 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
復活!
ご心配をおかけいたしました。
風邪が治りやしたので
本日より読書日記再開いたしやす。
今年の風邪は喉と鼻にきます。
一時は辞世の一句を考えるくらいでしたが
すっかり完治。えがったえがった。
では皆様どうぞご愛顧を。
【2007/10/27 23:17 】 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
京極夏彦 『前巷説百物語』 角川書店
前巷説百物語 (怪BOOKS) 前巷説百物語 (怪BOOKS)
京極 夏彦 (2007/04)
角川書店
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★★★★☆
おぉ。若かりし頃の又市ではありませぬか。
青臭い正義感と、若い情熱を持った又さんが見れる、
今までのシリーズを読む上でも肝要な一冊。
ままならぬこの世の憂さをままならせようとする
若い又市の数々の仕掛け。
中でも書き下ろしの「旧鼠」がうら哀しくてでも
御行の又市の出現には欠かせない一編になってるんですが、
ずーんと来るんです。
馴染みのキャラクターがちらほら出てくるものの
やはり「前」と付くだけあって
新顔が何人も。
いやはや面白かった。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/27 23:11 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ゲフゲフ。
風邪ひきました。
しばらくお休みします。
皆様どうぞご自愛くださいませ。
ゲフゲフ。
【2007/10/22 21:36 】 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
山之口洋 『天平冥所図会』 文藝春秋
天平冥所図会 天平冥所図会
山之口 洋 (2007/07)
文芸春秋
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★★★★☆
キュートな表紙と挿絵なんですが、
騙されちゃいけません。
けっこうハード。何がハードって難読の漢字が多い。
戸主の名前ずっと間違って読みきってしまいました。
「こしゅ」ってついつい読んじゃうんですよねぇ。
んで結構頭を使って読まないとついていけない感じも。
平城京を舞台に政の裏も表もファンタジックに
描いたちょっと変わった物語で、
社会の授業で昔習った名前のお方がてんこもり。
そうか。そういう事件であったのかと復習にもなりました。
・・・もっとちゃんと学んでおけばよかった。
そしたらもっと楽しめたかもしれませぬ。
歴史というものを形作った人々や時代が
いきいきと眼前に繰り広げられて面白かったです。
そしてその人々がとても人間くさいというか
今の時代にいてもおかしくないような人たちばっかりで
親近感と愛おしさとを感じます。ラストが良いんですわ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/21 22:26 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
グッド・シェパード
グッド・シェパード見てきましたー。
「いくつ愛を失くせば、この国を守れるのか。」
っていうコピーがついてたので、
国と家族で揺れるスパイ映画だと思ってたんですが、
んーむ。元々家族に愛情を感じてるふうには
見えなかったし、国に忠誠を誓ってるようにも思えませんでした。
登場人物も多くてもう、誰がだれやら。
ラスト付近になってようやく盛り上がりを見せるんですが、
基本単調なのでそれまでがちょっと厳しいかも。
時代を追う形式のほうがスッキリしてて
良いんじゃないかなぁ。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/10/20 20:17 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
象の背中
象の背中』の試写会行ってきましたー。
余命半年と分かった藤山はかつての友人や
初恋の人、連絡を絶っていた兄の元へ赴き
別れの挨拶をすることに。
優しく美しい妻や子供たちに囲まれながらも
愛人を作った男の身勝手さを感じなくもないんですが、
その弱さもまた人間くさくて良いかなぁと。
今井美樹が美人すぎて、現実にあるであろう
葛藤や苦しみがイマイチ伝わってこなかっ気もします。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【2007/10/18 23:26 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
『妖怪のまち境港 公式ガイドブック』 実業之日本社
妖怪のまち境港 公式ガイドブック (ブルーガイド) 妖怪のまち境港 公式ガイドブック (ブルーガイド)
実業之日本社 (2007/09/28)
実業之日本社
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★★★☆☆
てへ。買っちゃった。
境港のガイドブック。
境港といやぁ、何を隠そうゲルシーの生誕地でございますよ。
駅を降りて水木しげる記念館までずらーっと
妖怪のブロンズ像が置かれてるんですが、
その写真と、近辺のお店のご紹介です。
一度行かれた方なら分かるかと思うのですが、
境港はあっちでもこっちでも鬼太郎やら妖怪やらが
てんこもりでいる、素敵な町なのです。
面白い町興しの仕方だなぁと思ったりもします。
あぁ。また行きたいなぁ境港。
三徳山三沸寺投入堂というところが鳥取にはあるのですが、
そこがまぁ、えらい場所にあるんですわ。
よくこんなところに建てたもんだっていう感じの。
ぜひともそこを訪れて昼寝をしたいというのが
ささやかな夢であったりします。

テーマ:**本の紹介** - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/17 20:57 】 | 妖怪 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
山賊 『やさぐれぱんだ2』 小学館
やさぐれぱんだ 2 (2) (小学館文庫 さ 5-2) やさぐれぱんだ 2 (2) (小学館文庫 さ 5-2)
山賊 (2007/10)
小学館
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★★★★☆
アラヤダ!やさぐれぱんだの続編が出てるー!
つーか早いなぁ。
哀愁すら漂うぱんだと青年とのやりとりが
クフクフとおかしいんです。
妙な間が妙にツボにはまるんですよ。
ぬるーい空間にフッとわく
曰く言いがたい笑い。
息を抜いてふぃーと楽しんでください♪

テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/16 23:36 】 | コミック | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
関口尚 『君に舞い降りる白』 集英社
君に舞い降りる白 (集英社文庫 せ 4-2) 君に舞い降りる白 (集英社文庫 せ 4-2)
関口 尚 (2007/09/20)
集英社
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★★★☆☆
かつて失った恋とともに恋心をも封印した主人公。
彼のバイト先である鉱石ショップに
色白のかわいらしい女の子がやってくる。
新たな恋が始まりそうになるがー。
すごい。
登場人物の抱える問題の全ての根底に
色恋沙汰が絡んでくる。
透明感のある文体だったのと、
鉱石についてのお話もちらほらと出てきたので
苦手な展開ではるものの最後までちゃんと読みきれました。
石の世界ってのは素敵だなぁ。
蛍石とかほしくなっちゃいました。
本当にほしいのはアレキサンドライト・キャッツアイなんですが
どうも私の手の届かないお値段がしそうな・・・。
どっかから降って来ないかなぁ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/15 22:19 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
本多孝好 『真夜中の五分前』 新潮社
真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1) 真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1)
本多 孝好 (2007/06)
新潮社
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★★☆☆☆
ん・・・?
本多孝好ってこんなに皮肉的な物の見方を描く人だっけか。
6年前に付き合っていた女性を亡くした主人公。
新しく出会ったのは一卵性双生児の片割れであることを
悩むかすみ。妹のゆかりとの違いをみつけられずに
自分の存在意義に一抹の不安を感じていた。
サイドAでは彼らの出会いを、サイドBでは彼らのその後を
描いてあるんですが、うーん。
いまいち面白くなかった。
登場人物がなんていうか、紙の上の人だなぁって感じが
どうにもぬぐえなくて。
本多孝好って好きな作家のはずなのになぁ。
期待値が高すぎたせいやもしれませぬ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/13 22:13 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
有栖川有栖 『女王国の城』 東京創元社
女王国の城 (創元クライム・クラブ) 女王国の城 (創元クライム・クラブ)
有栖川 有栖 (2007/09)
東京創元社
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★★★★☆
15年。15年待ちましたがな。
学生シリーズ最新刊!!いやっほう。
懐かしいー。江神さんとかアリスとかマリアとかモチさんとか
信長先輩とか。いやーいつのまにかアリスの年とか
越えちゃったよ。・・・ショック。
遠出すると言い残し姿を見せなくなった
江神さんを探しアリスらは神倉の地へ赴いた。
その地は人類協会という新興宗教の発生の地であり
今も村人をはじめ多くの人々の信仰を集めていた。
ちなみに人類協会は宇宙からの来訪者ぺリパリが降臨し
代表である野坂御影にお告げを下したという
なんとも胡散臭い感じの宗教。
二つの塔を持つ『城』の中にはぺリパリの再来を
待つ聖堂があり、特に重要な建物。
そんでもってその中に江神さんがいることが
確認できたものの会うことが出来ないー。
ってとこから話始まって、城の中で起こる
連続殺人、密室、過去の事件、宗教、
UFO、きのこ、軟禁状態のメンバーたちと
まぁ、色々あるんですが、500ページ2段組だからそりゃ
色々あるわなと。あと、四文字熟語もあったような。
P442で読者への挑戦ってのが入るんですが、
この文面が大変かっちょよろしいの。
『論理の糸の一端は読者の眼前にあり、それを手繰った先に、
犯人は独りで立っている。作者が求める解答は、
その名前と推理の過程だ。』
全文はぜひとも自分の目でご確認を。
読んでる途中でこの読者への挑戦があるとなんていうか
ときめきます。
お話自体もとっても面白かったんですが、
なんていうか謎解きがちょっとあっけなすぎた気がしなくもない。
もうちょっと手がかりというか、これだけ長い物語なら
もう少し決め手みたいな、上手く言えないけれど、
ああそういうことか!!!みたいな驚きが欲しかった気もします。
全部で5作ということなので次でシリーズ完結。
さぁ、問題はいつ出るかだ。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/12 22:16 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
篠月 美弥 『契火の末裔』 中央公論新社
契火の末裔 (C・NovelsFantasia し 2-1) 契火の末裔 (C・NovelsFantasia し 2-1)
篠月 美弥 (2007/07)
中央公論新社
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★★☆☆☆
設定が細かすぎて何がなにやら。
登場人物に感情移入することもないまま
あれよあれよという間に自己完結。
うおい!!
・・・読者というものを考えた文章ではないような。
つーか、編集とか入ってないのかなこれ。
どうにもこうにも読みにくかったんだが。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/11 22:34 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
キングダム・見えざる敵
キングダム・見えざる敵試写会で見てきました。
外国人居住区を狙ったテロがサウジアラビアで発生。
FBIの捜査員達は殺害された仲間の為に
国の意向とは逆に行動しだす。
しかし、サウジにいられる時間はたったの5日間。
彼らは真犯人を追い詰めることができるのかー。
うーん。微妙。
全編を通してなんだかドンパチやってたような。
んでもってアメリカもサウジも怖ぇ!
なんであんなにいっぱい武器持ってんだろう。
お話自体もそうのめりこめるって感じでもなくて、
アメリカはやっぱりどこへいってもアメリカで
血で血を洗ってんだなぁと。
わざわざ映画館で見るほどでもないやもしれませぬ。

テーマ:☆試写会☆ - ジャンル:映画

【2007/10/10 23:15 】 | 映画 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
島田 荘司 『上高地の切り裂きジャック』 文藝春秋
上高地の切り裂きジャック (文春文庫) 上高地の切り裂きジャック (文春文庫)
島田 荘司 (2006/11)
文藝春秋
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★★★☆☆
上高地で見つかった女優の惨殺死体。
腹を裂かれ臓器を抜かれ代わりに石が詰め込まれていた。
体内で見つかったDNAから容疑者が一人に
絞り込まれたが、アリバイがありどうしても
犯人たりえない。
御手洗が挑む2つの謎。
・・・と、いうわけで中篇2作。
うーん。うーん。
び・・・微妙。
謎の設定は魅力的なんだけれど、
それに対する回答がイマイチ魅力的でないというか
どうなんだろうそれ?っていう疑問を抱いてしまいました。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/09 21:48 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
山口 芳宏 『雲上都市の大冒険』 東京創元社
雲上都市の大冒険 雲上都市の大冒険
山口 芳宏 (2007/10/10)
東京創元社
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★★★☆☆
まず、これを鮎川哲也賞の受賞作として評価できるかという点において
甚だ疑問。鮎川賞は本格ミステリーの雄であれと思ってるので、
これが受賞したってのはうーん。どうなんだろう。
トリックがね、スゴイの。
そ・・・そんなバカな!!!と、思わず絶句。
ぶっちゃけバカミスに近い。
絶対に出られないはずの牢獄から人が消え、
連続殺人が起こる。
ってのが基本的な流れで、なんと、探偵が2人出てくる。
びっくり。
基本バカミスなんですが、なんていうか読ませる軽さがあるので
まだ救われてるかなぁと。
いや、まぁ、うん、今後に期待?

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/08 21:51 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
仁木 悦子 『聖い夜の中で』 光文社
聖い夜の中で 新装版 聖い夜の中で 新装版
仁木 悦子 (2006/12/07)
光文社
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★★★☆☆
5つの短編集なんですが、
ううむ。どれも後味がよろしくないのです。
キュートな表紙とのギャップがけっこうあったので
んー。ちょっとがっくりかなぁ。
子供の視点で描かれてさえ
暗いというか黒い部分が見え隠れするので
なんだか抵抗が。
ただ、大変読みやすかったは確かです。
読者を選ぶんではないでしょうか。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/06 21:32 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
麒麟・田村裕 『ホームレス中学生』 ワニブックス
ホームレス中学生 ホームレス中学生
麒麟・田村裕 (2007/08/31)
ワニブックス
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★★★☆☆
「ご覧の通り、まことに残念ではございますが、
家のほうに入れなくなりました。
厳しいとは思いますが、これからは各々頑張って生きてください。
・・・・・解散!!」(P7)
というわけで、一家解散した田村家の面々。
次男・田村裕の公園での生活が始まった!
公園生活だけじゃなくて、当時の友達やら
淡い初恋やら色々と描かれてて面白かったです。
そんで、なんというか昭和の香りがします。
ダンボール食べてみたり草食べてみたり。
あと、母への愛情ってのはなんとなく
東京タワーを意識したのかなぁって感じがしなくもないような。
【2007/10/05 21:02 】 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
紀田順一郎 『鹿の幻影』 東京創元社
鹿の幻影 鹿の幻影
紀田 順一郎 (1994/02)
東京創元社
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★★★☆☆
神保町で古書店の店主が殺された。
その日、愛書家グループの「黎明の会」が
会合を開いている日で、
メンバーが疑われるが・・・。
書痴狂いの面々が本に対する愛情を
惜しげもなく開陳。
作者である紀田順一郎の含蓄の深さを
かみしめながらも
ストーリーそのものには起伏がないのと
ビブリオマニアどもの近視眼的な自分勝手さが
全面に出てるのでイマイチ楽しくなかったです。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/03 21:42 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
恩田陸 『木洩れ日に泳ぐ魚』 中央公論新社
木洩れ日に泳ぐ魚 木洩れ日に泳ぐ魚
恩田 陸 (2007/07)
中央公論新社
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★★★★☆
2人の男女の別れの日の会話。
と、言っても恩田陸が男女の愛憎劇を延々と
描くわけが無くて。
彼らの抱える相手への疑惑。
それは一人の男の死にまつわるものだった。
彼はどうして死んだのかー?
彼らに隠された秘密と真実。
心のひだを掠ったり掬ったりするようなもろさと
繊細さとでもどこかで感じるしたたかさ。
もうね、恩田陸の雰囲気作りの上手さったらないですな。
会話を交わしているだけなのに、
なんでこんなにスリリングで魅惑的なんでしょう。
かけひきがすっごく巧いんだな。
思わず一気読み。しかも風呂敷をたいして広げてないので
終わりまで安心して読めちゃいます。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/02 22:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画 幸せのレシピ
幸せのレシピ見てきました♪
ブリーカー22というレストランでシェフをしているケイト。
常に完璧を目指し、自分にも他人にも妥協を許さない。
時折お客とさえも対立する。
そんなケイトの元に姉の交通事故の知らせが届く。
結果、姉の娘・ゾーイがケイトの元にやってくることになる。
事故のショックを受けたケイトはオーナーから
休暇を取るように言われる。
ケイトの休暇の間にサブで雇われたのがニック。
ケイトとは正反対の性格だが、ニックがこの
レストランに来たのはケイトと働きたい為だった。
・・・と、いうことで。
「恋に、仕事に頑張るあなたに贈る
ハートウォーミングなラブストーリー♪」
って感じの映画だったのですが、これが良いのですよ。ムフフ。
時折でてくるセラピストがなかなかに面白い味を出してるのと
ストーリーそのものがシンプルで良いの。
ニックのつかみどころの無さもちょっとグッとくるものが。
ただ、ニック(アーロン・エッカート)のアゴが
ずっと気になってしまいました。割れてるの。
そこは置いとくとしても、やっぱり
料理のできる男というのは良いですなぁ。
かっちょよいや。ケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は
美人さんでした♪

テーマ:映画 - ジャンル:映画

【2007/10/01 22:18 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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