恩田陸 『木洩れ日に泳ぐ魚』 中央公論新社
木洩れ日に泳ぐ魚 木洩れ日に泳ぐ魚
恩田 陸 (2007/07)
中央公論新社
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★★★★☆
2人の男女の別れの日の会話。
と、言っても恩田陸が男女の愛憎劇を延々と
描くわけが無くて。
彼らの抱える相手への疑惑。
それは一人の男の死にまつわるものだった。
彼はどうして死んだのかー?
彼らに隠された秘密と真実。
心のひだを掠ったり掬ったりするようなもろさと
繊細さとでもどこかで感じるしたたかさ。
もうね、恩田陸の雰囲気作りの上手さったらないですな。
会話を交わしているだけなのに、
なんでこんなにスリリングで魅惑的なんでしょう。
かけひきがすっごく巧いんだな。
思わず一気読み。しかも風呂敷をたいして広げてないので
終わりまで安心して読めちゃいます。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/10/02 22:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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