恒川光太郎 『秋の牢獄』 角川書店
秋の牢獄 秋の牢獄
恒川 光太郎 (2007/11)
角川書店
この商品の詳細を見る

★★★☆☆
3編からなる中編集。
「秋の牢獄」
11月7日という一日が繰り返され、
8日にすすめない女子大生の藍。
繰り返される一日から逃れられるのかー。
タイムループするけれど、それを事故みたいなもんだと
けっこう冷めた目で見てるので
なんというか不思議な透明感みたいのが漂ってました。
北風伯爵は違う物語でも読んでみたいですな。
「神家没落」
移動する「家」
その家にはルールがある。
そしてその家に暮らすことになあった「ぼく」はー。
面白い設定なのに、最後で一気に恐くなりました!
あぁ、なるほどそうきたか!
「幻は夜に成長する」
不思議な力を持つリオ。
祖母の元でその力を育んでいたがー。
んー。惜しい。
惜しいっていうか、物足りない感じが!
ここで終わりかーっていう。
その余韻を味わうべきなのかもしれないんですが
これはちょっと手札を隠しすぎなんじゃなかろうかと。
独特の世界観を作るのが上手い作家さんだと思うので
もっと読んでいたいと思わせるんです。
なので中編という短さはあんまり向いてないのかなぁと思ったり。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/11/01 23:22 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
| ホーム |