山白朝子 『死者のための音楽』 メディアファクトリー
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽BOOKS) 山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽BOOKS)
山白朝子 (2007/11/14)
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不可思議でどこか陰惨な香りのする
7つの短編集。
特に良かったのがこの3つ。
「黄金工場」
近くの工場から出る廃液に命のあるものを
浸けると黄金になることに気付いたぼくと母。
色々なものを黄金に変えるがー。
ラストのひねりにうならされるというか
おぉそうきたか!と驚いた。
「鳥とファフロッキーズ現象について」
怪我をおった鳥を助けた親子。
2人暮らしだった父と娘の生活には
鳥が欠かせない存在に。
その鳥は思っていることを
理解するという不思議な力があるようでー。
これ!んもう!鳥の健気さがたまらんのです。
「死者のための音楽」
手首を切った母とその娘。
交互に語られるそれぞれの思い。
「かなしまないでね」って言葉が
胸に響くのです。
さて。この作家さん、ベストセラー作家の
別名義ということなのですが、さて誰だろう。
「黄金工場」「鬼物語」は乙一っぽくて
「死者のための音楽」は朱川湊人っぽいと思ったんですが、
はてさて。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/11/15 23:58 】 | 日文 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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