桜庭一樹 『私の男』 文藝春秋
私の男私の男
(2007/10)
桜庭 一樹

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★★★☆☆
直木賞受賞作!・・・というわけで、躍らされてみたわけですが、
うーん。微妙。
父と娘の歪んでねじれた関係を
濃密に描きだしてあるんですが、
どうもふわふわしているというか地に足のついていない
親子なもので、たとえどんなに困ったことになっても
あなた達なら大丈夫なんじゃなかろうかと
思えて仕方ない。
どうも現実感が希薄。
彼らの隠す罪にしろ、それは全然重みが感じられなくて、
二人だけの秘密を愉しんでるようにすら思えるんですな。
構成も穿ちすぎというか、時代を遡るならもうちょっと
読みやすい工夫があっても良いんじゃなかろうか。
っていうかこれで直木賞あげるくらいなら
赤朽葉であげたほうがよっぽどマシだと思うんですが。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2008/01/22 21:42 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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