つれづれに読んだ本の内容をご紹介していければなぁと思っております。ミステリーに偏りがちかもしれませぬ。目標は毎日更新です。あくまで目標ですが・・・。
★★★☆☆ 帯には「御手洗潔シリーズ最高傑作がついに文庫化!」とありますが、 そりゃ言いすぎってなもんです。 どう考えたって占星術や眩暈、暗闇坂なんかにはかなわない。 ネス湖の近く、ティモシーで起こる連続殺人事件。 殺されるのは老女ばかり。 しかも胴体から腕や頭を引きちぎられ、バラバラに されている。 合間にはさまれる画家・ロドニーの手記には 不吉な物語が描かれるが・・・。 おどろおどろしい事件と、それを論理的に 解決させようとするその姿勢はあいもかわらず素晴らしいと 思うのです。思うのですが、いやいやそんな無茶なという 展開なわけです。 アクロバティックさについていければ楽しい一冊。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
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魔法にかけられて見てきましたー。
おとぎの国のジゼルが罠にかけられたどり着いた先は なんと現代のニューヨーク。 彼女を救おうとエドワード王子と、 2人の仲を裂こうとする継母の手先ナサニエル、 ジゼルの友達のリスのピッポたちまでがやってきて、 ニューヨークで大騒ぎ! おとぎの国のテンションそのままのジゼル達の行動が おかしくって!かなり笑えるのです。 ニューヨークに来てからは喋れなくなるピッポが あれやこれやと身振り手振りで伝えようとするんですが、 全く通じなくて、そんでもってその動きがかなりかわいらしいのです。 ラストはちょっと急ぎすぎた展開な気もしますが なかなかに楽しい映画でしたー! |
★★★☆☆ サーフィンをしてる最中、昭和19年に飛ばされた健太。 反対に昭和19年から平成の世に飛ばされた吾一。 対照的な二人の歩む先は・・・。 けっこう笑えるところもあるのですが、やはり 扱っている時代が時代だけにどんどん生きにくくなるんですな。 んでもってラストが納得いかんというかなんというか。 うーん。テレビでドラマになってたみたいなので それも見たかったなぁというのもあります。 ラストはどんな演出にしたんだろう。気になるなぁ。 |
★★★☆☆ 本好きの常で本屋も図書館も好きで、 そこを舞台にしたお話もまるっと好きです。 お話的には微妙なのですが、 副店長さんがかっちょ良いんです。 もうたまらん。 自分より本を読んでる人というのはそれだけでフォーリンラブです。 実際1日10冊読めればどんなに良いことか! 溜まってる本が一月あれば片付くじゃないか。 |
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バンテージポイント見てきましたー♪
かなり面白かったです!! 大統領狙撃の瞬間を捉えた8人の視点。 その時何が起きたのか、彼らはそれぞれ何を見たのか。 繰り返される12:00、少しずつ明らかにされる物語の全容。 いやはや満足。 ただ今回の映画もやっぱりちょっとわかんないところが。 以下ネタバレになりますので反転 ↓ なぜ犯人グループは大統領を殺さずに 誘拐しようとしたのかが疑問。 人質ってただでさえ厄介なのに、それが 大統領であるとなると、何をするにも邪魔になるし 目立ちすぎると思うんですよね。 何か意味があっての誘拐なのかが曖昧だったような。 あと、弟とハビエルを会わすつもりがないのなら、 何故にガード下に連れ出そうとしたのか。 まだ役に立つ的な発言があったと思うんですが、はて。 あと、デニス・クエイド不死身すぎ。 いや、もうそりゃ仕方ないっちゃ仕方ないんですが。 |
★★★☆☆ 沢渡3姉妹が毎年開催するパーティー。 しかし今年は例年にまして不穏な空気が流れていた。 一章ごとに視点が変わり、 そして一章ごとに物語が変わる。 という、ちょっと不思議な、それでいて恩田陸らしい物語。 同じ時間、同じ空間を過ごしているはずの登場人物たち、 けれど、語り手が変わるたびにその物語が すこしずつぶれていて、何が真実で何が現実なのか どんどんわからなくなってきます。 雰囲気たっぷりなのですが、 読者を選ぶやもしれませぬ。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★★☆☆ 30代のオトナの恋を描いた短編集。 若さや勢いはないけれど、 しっとりとした潤いや年を重ねた落ち着き、 変わることの無い恋心が描かれてて、 なかなかに良かったんですが、 どうも読んだ後に残るものが少ないような。 はて。どんな話があったっけと キョトンとしてししまう。 読んでる間は楽しめる本だと思います。 |
★★★★☆ 転校生のミキちゃんがクラスに溶け込めていないことに 心を痛める宇佐子は微熱を出すようになり 学校をお休みすることが多くなる。 けれどそんなある日宇佐子の耳に届いたものは 近くの公園から聞こえるトランペットの音。 その音を聴いてから宇佐子の日常が少しずつ変わり始めるー。 「楽隊のうさぎ」の続編なのですが、 良いですねやはり!! 心のゆれや動きを丁寧に描いてるってのももちろんなんですが、 音楽を文字で表現するのってすごく難しいと思うんですよ。 でも、文字を開くと音楽が聞こえてくるというか、 空気が伝わってくるのです! |
★★★★☆ うひょー。面白ぇ!! 後輩の連帯保証人になっていたカイジは 取立て屋からの提案に乗り、 船上で限定じゃんけんというギャンブルをすることにー。 この限定ジャンケンってののルールがシンプルかつスリリング。 運だけでなく、知力やひらめき、かけひきなんかが 重要になってくるのです。 いやはやめっちゃ面白かった。 ・・・お話はすごく面白いのですが、 この絵柄、好き嫌いが分かれるような。 泣き顔とかめっちゃかわいらしいんですが、 基本的になにやらかくかくしてるのです。 横顔になると違和感が強まります。 |
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柳家花緑の独演会、
「花緑ごのみ」聴きに行ってきましたー♪ あたま山と竹の水仙はこの独演会のネタ下ろしだとか。ありがたや。 ちりとてちん なんでも知ったかぶりをしたがる男に 腐った豆腐を出し、これは「ちりとてちん」という 珍味だと出してみるが・・・。 NHKの連ドラのタイトルにもなっているので ご存知の方も多いのでは。 知ったかぶりをしたがる男の前にでてくるおべんちゃら 言いが良い味だしてるんです! 江戸では「酢豆腐」といわれてるようです。 あたま山 ケチなケチべえさん。 お花見に行ったは良いが、落ちていたさくらんぼを もったいないからと種ごと食べてしまう。 するとなんと頭から桜の木が生えてきて・・・。 という、そんな無茶な!ってお話なんですが、 隣に棲むおばあさんの動きがすごく面白かった。 花緑さんは色んな人を演じられるんだなぁと 若干ほれぼれしてしまいました。 老いも若いも男も女もきっちり演じ分けられるってのは スゴイと。まだ若いのに。 今後がますます楽しみですな! 竹の水仙 あれ?この噺、竹の水仙だけじゃなくて 鼠を作るっていうパターンもあったような? どっかで聴いた記憶があるんですが。 ま、どっちにしろ大変面白かったです。 無一文の人ばかり40人も泊めてしまう お人よしの宿屋の主人の魅力にくらくらです。 |
★★★☆☆ 中学2年生の遠藤トモユキ。 校内屈指のトラブルメーカー・吉川ミチルの奇行を見てる 途中で気を失い、眼鏡を壊してしまう。 そんな折、友人の誘いでアルバイトを始めるがー。 中学生たちのリアルで透明な一つの季節を 鮮やかにきりとった青春小説。 青春時代の痛みだったり、もどかしさだったりが 伝わってきます。 笹生陽子はやっぱり良いもの描きますなぁ。 |
★★★★☆ クラフト・エヴィング商会の吉田篤弘氏の描いた物語。 短編みたいになってるんですが、 ちょっとずつリンクしてて、短編とは言い切れないのです。 ビートルズのホワイトアルバムを介して少しづつ繋がる物語たち。 吉田篤弘の筆さばきの妙がさえてるんですー。 ふわふわとしたつかみどころのない雲みたいな感覚を 味わえちゃいます。 なかなかに味わい深いのです。 |
★★★☆☆ 世界中から集められた数人の子供たち。 彼らは学校と呼ばれる閉ざされた空間でともに暮らしていた。 しかし彼らの中で、その状況に疑問を持つ子供が現れる。 自分の境遇と現実をそれぞれ説明しようとするが・・・。 ううむ。 これ有名な作品と同じトリックなので、 イマイチ驚きがないというか、損してるなぁと。 最初は恩田陸の描く学園モノで、その環境自体が 暴かれるのかと思ったのですが、そうでもなく。 途中からの展開が速すぎるのもちょっとどうかと 思ったり。 西澤保彦は前からトリッキーでしたが、 これは西澤保彦らしい軽さが少ないような気がして残念。 テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 |
★★★★☆ うひゃ!怖い。 実際に起こった話を聞いて、本にまとめた怪談集なのですが、 ゾクリと怖くて、リアリティがあるのです。 おどろおどろしさを煽ることなく けっこうクールな書き方なので余計に怖かったり。 実は耳袋を読んでないので、比較できないんですが、 でもきっと耳袋もこんな感じで ぎゃ!ってなるものばかりなのでしょうなぁ。 いつかは読まねば! |
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エリザベス ゴールデンエイジ見てきましたー。
太陽の沈まぬ国・スペイン。 カトリックを信じる王が無敵艦隊を率い、 ヨーロッパの覇権を手にしていた。 その矛先はプロテスタントでありながらも カトリック信者も容認していたエリザベスに向けられる。 英国内では不穏な動きが見られるが、 エリザベスの重鎮であるウォルシンガムはその動きを把握していた。 一方エリザベス自身報われぬ想いを抱えていた。 エリザベスがかっちょ良いんです。 強いというか、もちろん弱さもあるし、脆さもあるけれど、 それでも女王であるという束縛を逃れず、 己が運命にしたがい、英国に繁栄をもたらそうとする、 その姿に打たれるものがあるわけです。 ケイト・ブランシェットの存在感が画面から あふれ出してました! |
★★★☆☆ 佳苗はしばしばお隣の紗枝子さんのところに行き 勉強を見てもらったり、お茶を飲んだり、ぬいぐるみの猫に名前をつけたり。 友人の絵里とライブの話で盛り上がったり。 けれど、そんな日常に亀裂が入る。 まずは不登校の春名から声がかかり、 紗枝子さんの束縛が強くなり、絵里との関係もギクシャクし始めて・・・。 草野たきはなかなかに女の子の心持を クールに描きとりますな! わがままで残酷な女の子たち! あったあったこんな時期。 今考えると酷いことしてたなぁと思ったり思わなかったり。 |
★★★★☆ 財政難に苦しむ比奈町。 町長は元悪ガキ・・・というか、今でも悪ガキのようなイッちゃん。 彼が作ったのは謎の生物・ヒナゴンを見つけるための類人猿課。 そこで働くことになったノブを語り手に イッちゃんの仲間や、ノブの同級生、ヒナゴンに翻弄される人々と 町長選挙を描いたものなのですが、キャラクターが良いんです! こんな人いたら良いなーって思える人や、 こんな人いない!!って人、 色々出てきて話を盛り上げてくれてるのです。 イッちゃんのお嫁さんとかあんまり出番はないのですが、 かっちょ良いんですよー。 若干語り手の回想が邪魔に感じる部分もなきにしもあらずなのですが、 下巻まで楽しんで読めました。 |
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