石持浅海 『セリヌンティウスの舟』 光文社文庫
セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4)セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4)
(2008/05/13)
石持浅海

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★★★☆☆
かつてダイビングで命を落としかけた仲間たち。
その時に培われた絆は彼らを強く結びつけていたはずなのに、
その中の一人が自殺してしまう。
彼女が選んだ方法は青酸カリを飲むというものだったが、
残されたメンバーは彼女の死に納得できないものを感じ、
真相を知ろうとするがー。
ううむ。
だいたいがセリフと海での描写だけで進んでいくので
どうにもこうにもなかだるみ感が。
それはまぁ、いたし方ないとして、
ドキドキするような謎の提供がないのは致命的ではないかと。
タイトルに結びつける状況もちょっと牽強付会。
謎を解いていく過程の論理は分かるんですが、んー。
盛り上がりにかけますなぁ。
もしかしたらネタバレになるかもしれませんので
ちょっくら色変えます。反転をば。

たとえどんな理由があれ、人を試そうとする行為は
あまり気持ちの良いものではなく、
個人的には嫌いなので自殺した子の意志に
反感を覚えました。
あと、この自殺の理由がどうにも・・・。
ラストもどうかと思います。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2008/06/02 20:54 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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