笠井潔 『バイバイエンジェル』 東京創元社
バイバイ、エンジェル (創元推理文庫)バイバイ、エンジェル (創元推理文庫)
(1995/05)
笠井 潔

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★★★☆☆
パリを舞台に繰り広げられる連続殺人事件。
資産家女性が殺され、首を切られた姿で発見された。
警部の娘・ナディアは矢吹駆とともに事件の謎を追う。
と、書くと普通のミステリーに思えるのですが、ところがどっこい。
この探偵役の矢吹駆がなかなかに曲者で、
哲学を駆使して事件の核心に近づくのです。
数ある可能性の中から探偵が真相を知ることができるのは、
探偵が元々真相を知っているからだという、
わかったような、わからないような論理がぶちまけられて、
直感によってのみ本質を糺そうとするのです。
で、実はですね。私も直感でこやつが犯人ではなかろうかと
思ってた方が犯人で、えぇー!そりゃないよってなりました。
あ。あと登場人物がみなさん海外の方なので、
覚えにくいのなんのって!誰が誰やら途中でわからなくなってしまいました・・・。

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【2008/11/17 21:34 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
センター・オブ・ジ・アース
『センター・オブ・ジ・アース』見てきましたー。
字幕がやってなかったので吹き替えで見たのですが、
普段字幕でしか見ないので、やはり違和感が!
さらに、3Dメガネをかけると飛び出して見えるという映画の作りなので、
2Dで見るとんんん?という場面がいくつか。
飛び出すメガネをかけてたらすごく迫力のある映像だったんだろうなぁと。
が。しかし。
面白かったです。何も考えずに楽しめる映画です。
地球のどこかにあるマントルを貫く筒?トンネル?を探しだし、
地底旅行を楽しむって話で、ファンタジックな映像と、
実にご都合主義なストーリーで、安心して見れました。
ブレンダン・フレイザーはこういう冒険ものが
似合いますなぁ。

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【2008/11/16 21:17 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
デニス・ルヘイン 『運命の日 上・下』 早川書房
運命の日 上 (1) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)運命の日 上 (1) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
(2008/08/22)
デニス・ルヘイン

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★★★★☆
第一次世界大戦後のアメリカ。
警部の父を持つ前途有望な白人のダニー、
地元で事件を起こし、ボストンまでやってきた黒人のルーサー。
彼ら2人の視点を交互に、時には別の視点や別の物語を挟みながら
当時のアメリカと、彼ら二人の人生を描き出した大作。
まだ黒人差別が根強く、電気も一般には普及していない時代。
アナーキスト達のテロが続発し、警官たちは待遇改善の為に会合を繰り返していた。
上下巻、しかも2段組というボリュームなのですが、
そのボリュームもうなずける内容の濃さ!
すべてがフィクションということではなく、
ところどころ実際に起こった事件や、実際にいた人物なんかが
出てくるので、歴史に強い方はさらに楽しめるかも。
私はベーブ・ルースとフーヴァーくらいしか分からなかったんですが。
いやはや今年は海外作品が豊富。

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【2008/11/15 23:23 】 | 外文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
小森健太朗 『大相撲殺人事件』 文藝春秋
大相撲殺人事件 (文春文庫 こ 35-2)大相撲殺人事件 (文春文庫 こ 35-2)
(2008/11)
小森 健太朗

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★★★☆☆
過去に起こった事件。関係者からの脅迫状。密室。見取り図。
と、本格ミステリの要素を備えていますが、ところがどっこい。
うははははははは!ページをめくると、めくるめくバカミスの世界が広がっているのです。
章題からしてスゴイんです。
「土俵爆殺事件」「頭のない前頭」「対戦力士連続殺害事件」
「女人禁制の密室」「最強力士アゾート」「黒相撲館の殺人」
タイトルから分かるように容赦なく力士達が殺害されていきます。
登場人物が幕内にいた力士の40%がいなくなっちゃったというようなことを言っていたので
その数の半端なさが分かるかと。
一応、謎は解かれるし、動機も描かれるし、
本格の骨格はもっているけれど、やっぱりその内容からして
バカミスの名に恥じない一品。

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【2008/11/14 23:21 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
『ブロードウェイ・ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』
ブロードウェイ・ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』を見てきました!とても面白かった。
16年ぶりに再演が決まった「コーラスライン」
そのオーディションに集まったダンサー達を描いたドキュメンタリー!
集まった3000人の中から選ばれるのはたった19人。
最終選考までかかる8ヶ月もの月日。
少しでも美しく、誰よりも華麗に、高く、速く、優雅に。
爪の先まで神経を研ぎ澄まし、一つの動き、一つの音にまで注意を払う。
鍛え上げた肉体と、経験を積んだ自信、不屈の精神を持ったダンサー達が
繰り広げる自分との、そして他人との戦い。
それぞれの夢と、それぞれの人生をかけて役に挑むダンサー達の姿が
素晴らしいのです!かっこいい!!
もちろん夢が叶うこともあるし、夢が破れることもある。
それでも、自身の力だけでその道を行こうとする人々の姿がもうたらまらんのです!

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【2008/11/12 23:49 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
飴村行 『粘膜人間』 角川書店
粘膜人間 (角川ホラー文庫 あ 4-1)粘膜人間 (角川ホラー文庫 あ 4-1)
(2008/10/25)
飴村 行

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★★★☆☆
怖いっていうより、気持ち悪いです。
体だけが異様に発達した末弟に危険を感じ、
彼を殺そうと決意した兄弟は、河童に殺害を依頼する。
ナチュラルに河童が登場するんですが、予想外に気持ちの悪い河童なんです。
かわゆくきゅうりなんか食べてないの。要求もえげつないし。
河童だけじゃなくて、末弟含む兄弟たちも、嫌なやつら!
というわけで、誰にも感情移入することなくつらつらと
嫌な描写が続くのです。
途中で違う視点が挟まれるのですが、それも
いやな話で、救いようがない!
嫌な気分になりたい方にはおススメです。

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【2008/11/10 23:10 】 | ホラー | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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