アンソロジー 『サンタクロースにご用心』 扶桑社 
サンタクロースにご用心―クリスマス13の物語 (扶桑社ミステリー)サンタクロースにご用心―クリスマス13の物語 (扶桑社ミステリー)
(1991/11)
不明

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★★★☆☆
クリスマスに関する短編ミステリー集。なぜか13編。
こういうのは細かいところまでこだわって、クリスマスらしく12編にしてほしいなぁ。
さて、内容なんですが、うーん。面白いのもあるけれど、若干微妙なものが多いような。
短編なわりにけっこう登場人物が多かったりして読みにくくて、
肝心の謎解きも、驚きが少なかったり。
総じて緩いんですなぁ。
クリスマスに楽しめるミステリーを!という思いつきは大変素敵なんですが、
イマイチいかしきれてないように思います。全部書き下ろしで豪華なのに。
日本でもこういう企画があればもっと楽しいのに。

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【2008/12/29 22:52 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
映画版 魍魎の匣
実はまだ見てなかった魍魎の匣を見ましたー!
まさかのSFコメディ大作になってました。
めっちゃ笑いました。
原作をほっとんど忘れているのでなんともいえないんですが、
各々、こんなキャラクターじゃなかったような?!っていう登場人物と、
んんん?!こんな話だったっけ?!ていうかSF?!みたいな展開で
どうも原作とは別モノになってるような。
原作を読んでない人には分かりにくいし、原作好きの人には
受け容れがたいしという、なかなか素敵な映画になってる気がします。
私は大変楽しめたのですが。
っていうかこれギャグだよね。
京極作品を頑張って映画化するのは良いんですが、
そんなに無理しないで!頑張らないで!と、言いたい気分でいっぱいです。
んがしかし!
BGMがすごく良いですねー。
調べたところによると松村崇継の「魍魎の箱」ってものですな。
どことなくNHKでやってたシャーロック・ホームズのあのテーマソングを
思い起こさせる調べで、素敵なんです。

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【2008/12/26 23:59 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
折原一 『叔母殺人事件』 講談社
叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫)叔母殺人事件<偽りの館> (講談社文庫)
(2007/09/14)
折原 一

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★★★☆☆
折原一は損してると思うんです。
どこかでひっくり返してくるというか、絶対騙しが入ってると
前提条件として思って読んでしまうので、
うわー!騙されたー!という驚きが少なくて、
ほぅほぅ。こう騙してきたのかと、納得してしまうんですな。
なので、これも読んでる間ずっとどこで騙そうとしてるんだろうと
思いながら読んだので、なんというかイマイチ楽しめないのですな。
もったいない気がしますが、いたしかたありません。

・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*

それはさておき。
今日はクリスマスイブですよ。
みなさん良いクリスマスをー。メリーメリー!

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【2008/12/24 21:12 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
地球が静止する日
地球が静止する日見に行ってまいりました。
キアヌ・リーブスかっちょよい。スーツが似合う良い男です。
で、それ以外はどうってこたない映画です。
突如地球に向かって現れた謎の物体。
その中から現れたのはクラトゥと名乗る人そっくりの生物だった。
彼は宇宙からの使者で地球を救いに来たと言う。
これ、もともと1951年に作られた映画のリメイクだそうで、
その監督はスゴイなぁと思うわけです。
50年前にこんだけのことを考え付けるとは!先見の明がある人だ。
地球温暖化とか、環境問題の悪化が取り沙汰されてますが、
結局のところ人類という種が滅びれば問題ないんです。
たかだか気候の良い一万年の間に繁殖したからって
でかい面してんじゃない。滅びろ人類。うはははは。
と、思わなくもないわけで。
若干映画とずれた気もしますが、ま、映画館で見なければならん!って
映画ではないように思います。キアヌ・リーブス好きは楽しめると思いますが!かっちょよい!

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【2008/12/21 20:30 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
西條奈加 『金春屋ゴメス』 新潮社
金春屋ゴメス (新潮文庫)金春屋ゴメス (新潮文庫)
(2008/09/30)
西條 奈加

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★★★★☆
近未来、日本にありながら小国家として都市機能を持つ「江戸」
なかなか入れない江戸に入国を許された辰二郎。
彼はかつて江戸で生まれたことがあり、しかも本人は覚えていないものの、
重要な記憶を抱え持っていたー。
近未来の江戸で繰り広げられる捕り物帖!
と、いうわけで、大変楽しく読めました!
時代物が苦手な方も主人公が現代日本の青年とそう変わりないので、
視点的にも違和感なく読めるかと。
登場人物たちがいきいきとしてて、物語のテンポも良いので
読みやすかったです。
シリーズ二作目も出てるみたいなので、読んでみたいです。

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【2008/12/20 23:01 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
池井戸潤 『シャイロックの子供だち』 文春文庫
シャイロックの子供たち (文春文庫)シャイロックの子供たち (文春文庫)
(2008/11/07)
池井戸 潤

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★★★☆☆
連作短編ですが、途中から長編になっていくという
ちょっと面白い構成になっております。
東京第一銀行長原支店を舞台に銀行員たちの人生を描いた物語。
銀行員の重圧っていうのはこんなにも重いものなのか!と怖かったり。
それぞれの章ごとに主人公が違うので、
共感したり、反発を覚えたり。
ただ、銀行という特殊な業界の内幕を垣間見れて、
大変面白かった。そうかこういうところなのかと。

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【2008/12/17 23:36 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
飯嶋和一 『黄金旅風』 小学館
黄金旅風 (小学館文庫)黄金旅風 (小学館文庫)
(2008/02/06)
飯嶋 和一

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★★★★★
飯嶋和一は本物だと思うんです。本物の物書き。
だってこんなにも読み応えのある物語を紡げるんですもの。
すげぇ。
鎖国直前の長崎を舞台に、末次平蔵の息子で、不肖の息子と称される平左衛門の
姿を熱く、生き生きと描いた傑作!!
馬鹿息子と巷間で囁かれていた平左衛門だが、
視野の広さ、器のでかさ、先を読む力量、全てを備え、
さらには私利を考えず、長崎の民の為にその力を使おうとする。
もう、めちゃくちゃかっちょよいんです!
海を愛し、長崎を愛し、市井の人々を守ろうとした平左衛門の姿に
ほれぼれしちゃいます。
骨太の歴史小説。しかも熱い。さらに面白い。
こりゃもう、必読ですよ。もしも本好きで、
飯嶋和一を読んだことがないという方がいれば、
声を大にしてもったいないと言いたいです。
ってかほんとに面白いんですから!!

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【2008/12/15 23:45 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
1408号室
1408号室を見に行ってきましたー。
スティーブン・キング原作ということで、「ミスト」みたいにトラウマ系になるかと
ドキドキしながら見に行ったのですが、びっくり+怖さの繰り返しで、
ミストとは全く違う出来になっててまずは一安心。
前半と後半で若干印象が違いまして、
前半は入ると恐ろしい事が起きるという部屋の不気味さや怖さを強調してあるんですが、
後半はわけのわからん映像が多くなってきて、
いやいやいやそっちの方向に向かうのい!と。
あと、支配人はいったい何者だったんでしょう。
幽霊の映像が出てきたんですが、死んだ後もずっと自殺を繰り返すのかしら。
それだとすごく怖いなぁと。

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【2008/12/13 20:09 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
七河迦南 『七つの海を照らす星』 東京創元社
七つの海を照らす星七つの海を照らす星
(2008/10)
七河 迦南

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★★★☆☆
児童擁護施設・七海学園とその周辺で起こる七つの謎。
いなくなったはずの先輩の姿が見えたり、行き場のないはずの非常階段から
新入生が消えたり、6人の女の子がそろって通ると七人目の声が聞こえたり。
日常の謎と、それを包む大きな謎の答え。
なかなかに楽しめましたが、謎自体が大掛かりなものではないので、
あまり満足感というのはないかもしれません。
文庫待ちでも良いかも。
ただ、物語の運びや筆さばきは大変スムーズなので、
今後が楽しみな作家さんです。
あと、作者の回文趣味はいかがなものかと。
若干食傷。

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【2008/12/12 20:51 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
飯島奈美 『朝ごはんの献立』
朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん
(2008/11)
飯島 奈美

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★★★★☆
最近ろくな朝ごはんを食べてないということに気付きまして、
お料理本を買いに行ったのですが、
見てくださいこの表紙!
なんてまぁ食欲をそそられること!
シンプルで作りやすそうで、そして何より美味しそう!
明日からは一念発起して朝ごはんをしっかり作りましょうって
気分になりますな。あくまで気分ですが。

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【2008/12/08 22:54 】 | 趣味 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
レース素材CD-ROM 
レース素材CD‐ROM―EPSアウトライン・スウォッチ・JPEG・PNGデータ収録レース素材CD‐ROM―EPSアウトライン・スウォッチ・JPEG・PNGデータ収録
(2008/07)
大室 はじめ

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★★★★☆
キレイ!!
レースの素材集なんですが、収録されてるレースが
どれもこれも素敵なんですー。
もうすぐクリスマスなのでクリスマスカードに使えるかなーと。
お誕生日カードとか、ちょっとしたメモ帳作ったりしても楽しそう。
あとはカレンダーとかブックカバーとか、
色々使い勝手がありそうです。
ラッピングの用紙を作るのも良いですな。

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【2008/12/08 00:04 】 | 趣味 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
飯島和一 『神無き月十番目の夜』 小学館
神無き月十番目の夜 (小学館文庫)神無き月十番目の夜 (小学館文庫)
(2005/12/06)
飯嶋 和一

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★★★★☆
常陸の山奥・小生瀬で起こった一村皆伐という悪夢。
300人を越える村人が死に到ることになった経緯とはー。
読んでる間中、若干気分が悪くなるくらい、小生瀬の村の人々と同化してしまって、
改めて飯島和一の筆力に圧倒されたわけです。
リアリティというのか、自分があたかもその現場に立ち会っているかのような
緊迫感があって、血の匂いすら感じられるのです。
各々のそれぞれの段階での判断や気持ちが理解できて、
だから尚一層苦しかったり。
悪い方向へ悪い方向へ進む局面が、じりじりと近づいてきて、
最終的にもう、どうにもならなくなってしまう、悪夢であり、悲劇。
しかもこれが実際に起こった事件だというのが、おそろしすぎる。

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【2008/12/06 20:43 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
このミステリーがすごい 2009年
このミステリーがすごい! 2009年版このミステリーがすごい! 2009年版
(2008/12/05)
『このミステリーがすごい!』編集部

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このミス2009年版が発売になりましたー!
1位のはなんとなく去年のイメージがあったので、ちょっとびっくり。
そうかそうか。これは今年のランキングに入るのかーと。
3位と9位を読んでないので、こりゃ要チェックですな。
今年の表紙がイマイチかわいくないのは何故かしら・・・。
このミスやらのランキングが出ると、今年も終りだなぁと
しみじみ思いますねぇー。
今年はざっくりとした感じで言うと、海外の作品に当たりが
多かったような。来年はもっとたくさん本を読めたら良いなぁと思います。

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【2008/12/04 22:14 】 | ブックガイド本。 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
鈴木志保 『ちびのこ日記』 秋田書店
ちびのこ日記ちびのこ日記
(2008/10)
鈴木 志保

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★★★★☆
秋田書店の最近の活躍は素晴らしいですな!
船を建てるの復刊やら、ちむちむパレードやらちびのこ日記の単行本化やら!
素晴らしい仕事っぷりです。
鈴木志保ファンの私にはたまりません。
さてこちらのちびのこ日記。
ちびのこと私のふうわりした日常を描いたマンガなんですが、
やはりそこは鈴木志保。
独特の風合いを出すコマ割りと構成とでぐっとひきつけられるんですな。
そしてちびのこがまぁ、かわいらしいことかわいらしいこと。
あやうく鼻血が出そうになりました。
なんというか、覚悟をした人が見せる遠い表情をうまく掴むというか、
一瞬ハッとさせられるなにかがあるんです。
んもう。鈴木志保を知らないという方はぜひ
船を建てるを読んでみてください。
たまりませんぜ?!

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【2008/12/03 21:59 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
桜庭一樹 『ファミリーポートレイト』 講談社
ファミリーポートレイトファミリーポートレイト
(2008/11/21)
桜庭 一樹

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★★★☆☆
母親が絶対的な存在だった幼い頃。
5歳の駒子は母の真子とともに逃避行のさなかにあった。
母とともにあること、マコのためのコマコであること、
それだけを運命付けられた母娘の絆、もしくは呪いの強さ。
どこからどこまでがネタバレになるのかわかんないので
一応隠してみます。反転させてください。

前半はその逃避行を後半はコマコの自立を描いた物語。
後半、作者と作品がオーバーラップして若干読むのがしんどくなりましたが、
読ませる力というか物語自体の吸引力はすごく強いんです。
ただ、それが物語の面白さとリンクしてるかというと、そうでもないような。
濃密で濃厚な母娘の縁はなんというかファンタジックで面白いのですが、
後半若干テイストが変わるので、うーん。ついていくのがちょっと大変かも?
しかしまぁ、コマコの読書体験は大層羨ましいものですなぁ。
一日何もしないで本だけ読んで暮らしたい。

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【2008/12/02 21:34 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
宮部みゆき 『おそろし』 角川書店
おそろし 三島屋変調百物語事始おそろし 三島屋変調百物語事始
(2008/07/30)
宮部 みゆき

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★★★★☆
あぁ。やっぱり上手い。
過去に起こった事件の闇を心に抱え、
叔父夫婦の元に身を寄せたおちか。
おちかの身を思い、叔父は変わった趣向を凝らす。
心に何かを抱える人々を招き、その話を語ってもらうというもので・・・。
人々の話を聞くうちにおちかの心もほどけてゆくが。
どうしたって取り戻せない過去というものがあって、
それは本当にどうしようもないのだけれど、悔い、省み、自分自身を
追い詰めてしまう。
あああもうやるせない。やるせないばかりかもう哀しかったり切なかったり。
泣きながら読み進めた部分もちらほら。
やはり宮部みゆきは一流のストーリーテラーだなぁ。

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【2008/12/01 21:09 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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