泡坂妻夫 『亜愛一郎の狼狽』 東京創元社
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
(1994/08)
泡坂 妻夫

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★★★★☆
亜愛一郎シリーズ第一弾!
この探偵が大変愛すべきキャラクターなんです。
眉目秀麗でお洒落でありながら、どっか抜けてて、
挙動が怪しかったり、真相に気付くと白目をむいたり。
落ち着くためにタバコをもらってようやく解決を話し出すようなありさまなんですが、
和むんです。短編なんですが、短い中にもミステリーのエッセンスが
詰まってて大変面白かったです。
作中に出てきた消えるドクロがほしいですなぁ。

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【2009/03/31 21:23 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
今邑彩 『いつもの朝に』 集英社文庫
いつもの朝に〈上〉 (集英社文庫)いつもの朝に〈上〉 (集英社文庫)
(2009/03/19)
今邑 彩

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★★★★☆
優太が幼い頃から持っていたぬいぐるみから見つかった手紙。
そこに書かれていたのは、父を名乗る人物からの手紙だった。
出来の良い兄・桐人や子どもを助ける為に自分の命を犠牲にした父、
画家で、美しい母。そんな中で自分ひとりだけが違っていると感じてた優太は
その手紙の真相を確かめるべく岡山まで赴くが、
そこで待ち受けていたのは思いもかけない出来事でー。
桐人と優太の兄弟愛や、母を含めた家族愛、
それぞれの絆が描かれてて、これ、すごく良いですな。
詳しくは言えないんですが、ラストの展開がグッとくるんです。
母が兄弟それぞれの欠点を言うところとこかもう!
いやはや、良いもの読みました。

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【2009/03/30 21:39 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三津田信三 『四隅の魔』 角川書店
四隅の魔  死相学探偵2 (角川ホラー文庫)四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)
(2009/03/25)
三津田 信三

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★★★☆☆
ホラーとミステリーとジャンルを分けているのでどっちに
入れようかと迷ったんですが、謎解きがあるのでミステリーに
カテゴライズしてみました。ま、どっちでも良いっちゃ良いんですが。
城北大学の百怪倶楽部に入部する事になった転子。
その活動中、怖ろしい出来事が起こる。
相談を持ちかけられた弦矢は真相を知るために動き始めるがー。
と、いうわけで死相学探偵シリーズ第二弾です。
ホラー+ミステリーということで、神永学の心霊探偵が好きな方は
きっと楽しめるんじゃないでしょうか。
原書房で書いてるような、ガチガチの本格を書く三津田さんが好きだ!!
というミステリーファンと、光文社文庫で書いてる『禍家』とかの家シリーズの
怖さを求めるファンにはちょっと物足りないかもしれません。

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【2009/03/29 22:52 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
真保 裕一 『連鎖』 講談社
連鎖 (講談社文庫)連鎖 (講談社文庫)
(1994/07)
真保 裕一

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★★★☆☆
放射能汚染された食品が国内で使われている事を
スクープした直後雑誌記者の竹脇が自殺未遂を図る。
彼の自殺の真相を知るために羽川は動きだすが・・・。
食品偽装を下地にあれやこれやと色々詰め込んだ
サスペンスなんですが、詰め込みすぎた分
若干話がややこしくなりすぎたような。
もうちょっとスマートにできたんじゃなかろうかと
残念な感じが。

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【2009/03/17 23:03 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
森見 登美彦 『恋文の技術』 ポプラ社
恋文の技術恋文の技術
(2009/03)
森見 登美彦

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★★★★☆
大学院生の守田一朗はクラゲの研究をするべく
教授から能登の実験所へ飛ばされてしまう。
そこでおとなしく実験に勤しめばよいものを、何を思ったか
手紙を書いて書いて書きまくる。
友人、怖い先輩、かつての教え子、
けれど意中の女性に書いた手紙はなかなか出せないシャイな奴。
全てが手紙の形式で描かれててるけれど、
季節の移り変わりや、何が起きたかってのがばっちり分かるようになってて
大変面白いのです。
伊吹さんに書かれて、けれど出せなかった手紙が
あまりにも面白くて読みながら声に出して笑ってしまいました・・・。
森見さん独特の軽妙で愉快な文章は今回も健在で楽しめます。

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【2009/03/16 23:55 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
松井孝典 『地球 誕生と進化の謎』 講談社現代新書
地球 誕生と進化の謎―最新地球学入門 (講談社現代新書)地球 誕生と進化の謎―最新地球学入門 (講談社現代新書)
(1990/06)
松井 孝典

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★★☆☆☆
新書って、専門家が素人に分かりやすくその知識を披露するもんだと
思ってたんですが、違うのかしら。
だってこれ、すんごい難しかったんですが!!!
私の理解力と知識が足りてないのを差し引いても難しすぎると思う。
だって専門用語やら難しい数字やらいっぱい出てくるんですもの。
もう、なにがなにやら。

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【2009/03/15 23:02 】 | 新書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
奥田英郎 『町長選挙』 文藝春秋
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)
(2009/03/10)
奥田 英朗

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★★★☆☆
お。伊良部先生シリーズの第三弾。
今回のはなんとなく実在の人物がモデルになってるのが何篇かあって
ニヤリとしてしまいます。
ただ、やはり実在の人物がモデルだと
時代を感じたりしますねぇ。
や、今回も伊良部先生は注射打ちまくりで楽しそうでしたが、
イン・ザ・プールに比べるとどうしても
はっちゃけぶりが足りないような?

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【2009/03/14 23:45 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
講談社 『世界百不思議 2』
画像が出ないのですが、
講談社さんから出されている『世界百不思議』が
おもしろいんですよー。
創刊号がUFOの特集で、今日出た2号目が第四のピラミッド特集。
うふふふふ、すんげぇ怪しいでしょ。
たまらんのですよ。私、ついうっかり定期購読を申し込んでしまいました。
呪われた宝石とか、日本にキリストの墓があるとか、もう
いいたいほうだいのやりたい放題で、素晴らしく面白いのです。
多分ムーとかと同じ系統なんですが、
なんというか怪しさやらチープさやらちょうど良いツボついてるのです。
ニヤニヤしながら読みふけっております。あぁ楽しすぎる。
毎週木曜発売です。みなさんもどうぞチェックしてみてください!!

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【2009/03/12 23:47 】 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
百田尚樹 『ボックス!』 太田出版
ボックス!ボックス!
(2008/06/19)
百田尚樹

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★★★★☆
ボクシングにかける高校生達の青春を描いた物語。
天才型の鏑矢と彼の親友で努力型の木樽。
彼らのライバルとなる稲村、部活仲間、顧問の先生、マネージャー。
練習、試合、練習、試合の繰り返しなんですが
読ませるんですよー。いやはやまっすぐな青春小説でした。
ボクシングの知識がなくても分かりやすく描かれてるので
すごく素直に読むことが出来ました。
さらに顧問の先生に対する淡い想いなんかもかかれちゃって、
やきもきしたり。面白かったです。

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【2009/03/11 20:07 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
高田 崇史 『QED 竹取伝説』 講談社
QED 竹取伝説 (講談社ノベルス)QED 竹取伝説 (講談社ノベルス)
(2003/01)
高田 崇史

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★★★☆☆
あれ?QEDシリーズてこないにずーっと喋りっぱなしでしたっけ?
だーいぶ前に百人一首のを読んだ記憶があるんですが、
確かによく喋ってたけど、なんていうかもっと
物語に即した喋りだったような?
なんといいますか、ちょっと黙れと思うくらい喋りっぱなし、
ずっと俺のターンみたいになってて、若干うっとおしいですな。
竹取物語の謎解きと、事件が絡まるというか絡めるんですが、
無理があるような。
うーん。なんとなくこんな話だったっけー?という違和感がたっぷりです。

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【2009/03/10 23:57 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
『五月女ケイ子のレッツ!古事記』 講談社
五月女ケイ子のレッツ!!古事記五月女ケイ子のレッツ!!古事記
(2008/08/01)
五月女 ケイ子

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★★★★☆
五月女ケイ子画伯が古事記を大胆に漫画化。
てかそもそも無茶な古事記を画伯がマンガにするもんだから
もうなにがなんだか、楽しそうなことになっちゃってます。
支離滅裂というかなにがなにやらです。ステキ。
テンションの高いイラストと、わけのわからんストーリーで
大変楽しく古事記が勉強できちゃいます。

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【2009/03/09 23:57 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
和田竜 『のぼうの城』 小学館
のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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★★★★☆
武州・忍城は内通の意を秘かに秀吉側に告げつつも会戦にいたる。
そこには「のぼう」と民から呼ばれ、慕われていた男の決断があった。
軽く読めて楽しめる娯楽小説。
飯嶋和一なんかに親しんでる人だとこの軽さはちょっとないかもしれない。
のぼうが何故そこまで慕われるのかのエピソードが少ないので
展開が若干ご都合主義なような気がしなくもないですが、
楽しく読めたのでまぁ良いかと。
こんな風にどういう経緯でお城が建てられたかとか、
どんな戦を経てきたかなんかを知ってると
お城めぐりの楽しみが増しますなぁ。

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【2009/03/08 23:37 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
今泉忠明 『進化を忘れた動物たち』 講談社現代新書
進化を忘れた動物たち (講談社現代新書)進化を忘れた動物たち (講談社現代新書)
(1989/08)
今泉 忠明

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★★★★☆
シーラカンスやオオサンショウオといったメジャーな動物から
ブーラミスやツパイといった聞き覚えの無い動物まで、
動物の進化を語る上で重要な動物たちをピックアップ。
捕食者がいなかったり、生息地域が限られていたりして
独自の進化を遂げた生物達。
彼らの不可思議な生態や姿態。
興味深いし、大変わかりやすく書かれてるので、
とても面白かったです。
カラー写真や口絵も挿まれていて、理解を誘います。

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【2009/03/07 23:26 】 | 新書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
道尾秀介 『鬼の跫音』 角川書店
鬼の跫音鬼の跫音
(2009/01/31)
道尾 秀介

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★★★☆☆
道尾秀介初の短編はたいそう不気味で暗いですな。
初期の頃の作風を思わせます。ステキだ。
短編で物語自体はそれぞれ独立しているのですが、
Sという登場人物名と、鴉が共通して出てきて、
不気味さが増しております。
といっても名前だけが同じでみなバラバラの人物なんですが。
そういや『向日葵の咲かない夏』でもS君というのが出てきましたな。
なんかあるのかしら?
表紙のイラストも帯をとると泣いてて怖いです。

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【2009/03/06 21:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
若竹七海 『プラスマイナスゼロ』 ジャイブ
プラスマイナスゼロプラスマイナスゼロ
(2008/12/03)
若竹 七海

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★★★★☆
成績優秀、品行方正、容姿端麗・・・ながらもとてつもなく運の悪いテンコ。
成績最低、品行劣下劣、極悪腕力娘と名高いユーリ。
そして歩く全国平均値、ミサキ。
教師からプラスとマイナスとゼロと言わしめた3人組のであう事件。
ミステリー色ももちろんあるんですが、
それよりなによりスプラスティックな笑いが多くて
大変楽しめました。個々人の魅力も満載でなかなかに
おススメの1冊です。

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【2009/03/05 20:51 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
チェンジリング 
チェンジリング』、見に行ってまいりました!
コリンズ夫人の一人息子・ウォルターの行方が分からなくなり、
警察に捜査を依頼するが、帰ってきた子どもは別人だったー。
1928年に実際に起こった事件を元にしたストーリーだというから驚き。
何に驚くって、警察の尋常じゃなさ。彼らに楯突いた人々は
精神病院に強制的に収容するって、そんなバカな!って思うんですが、
事実だそうで、ほんとに怖すぎます。
しかも、悪意に満ちてる・・・。はぁー。この時代のこの場所に産まれなくて
本当に良かったと思いました。
息子を想う母の気持ちの強さや勇気に敬服。

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【2009/03/04 23:53 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
神永学 『心霊探偵八雲』 角川書店
心霊探偵八雲4  守るべき想い (角川文庫)心霊探偵八雲4 守るべき想い (角川文庫)
(2009/02/25)
神永 学

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★★★☆☆
心霊探偵シリーズ第4弾。
春香が教育実習先でであった気になる少年。
彼は自分が呪われているという。
彼のことを八雲に相談するが・・・。
登場人物が入り組みすぎで、死ぬ為に出てきたのかお前は?!
みたいな人物までいて、それはないだろうという展開なんですが、
それでも読みやすくてスイスイ読めてしまいます。
筆の運びがスムーズなんですなぁ。
ただ、やはりシリーズ物は長くなると面白さが
少しづつ減っていく傾向にあるような気がします。

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【2009/03/03 23:15 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
中村克 『最後のパレード』 サンキュチュアリ・パブリッシング
最後のパレード 「ディズニーランドで本当にあった心温まる話」最後のパレード 「ディズニーランドで本当にあった心温まる話」
(2009/02/26)
中村克

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★★★☆☆
ディズニーで本当にあったキャストとゲストとのふれあいを描いたお話。
ディズニーの接客の質の高さは誰もが認めるところですが、
そんな中でも奇跡みたいな出来事の数々。
グッとくるストーリーが多いので、接客業の方は
勉強になるんじゃないでしょうか。
ディズニーに行くとミッキーが王様だというのをひしひしと
感じるんですが、彼が王様であるために、どれだけ多くの人が
職務を果たしてるかと考えると、なんというか、壮大ですなぁ。
ディズニーの裏側を描いた物語といえば、
『ミッキーマウスの憂鬱』これ、大変面白かったので
おススメです。
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【2009/03/02 23:58 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
清水玲子 『秘密』 白泉社
秘密(トップ・シークレット) 6 (6) (ジェッツコミックス)
★★★★☆
お。こりゃ、今までとは違って過去のお話ですな。
捜査一課にいた岡部さんが薪さんとこにひっぱられて
事件を追うことになるがー。
この事件そのものがすごくやりきれないんです。
清水玲子の描写力をもってすりゃ、やりきれなさも倍増。
人生はこんなにもままならくてやりきれないもんだろうかと。
若干涙目です。
二編目は次に続きそうな青木さんと先生の今後の行方っぽいですな。
はてさてどうなることやら。
そして!あとがきが無かったのが寂しいですなぁ。
けっこう楽しみにしてるのに。

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【2009/03/01 23:59 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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