和久俊三 『円空の鉈』 角川書店
円空の鉈 (角川文庫 緑 421-40)円空の鉈 (角川文庫 緑 421-40)
(1982/10)
和久 峻三

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★★★★☆
6つの短編集。
「紅い月」
研究室の主任教授が行方不明になり、
教授が審査するはずだった
論文も見つからないままだった。
ラストに明らかになる探偵役の心情が哀しいんです。
「金の卵」
人が良いけれど臆病な夫と15歳年下の可愛らしい妻。
そんな夫婦の隣に引っ越してきた老夫婦。
彼らの挙動には不審な点が多く・・・。
結末や犯人の意外さに驚かされます!
他にも4つ収録されてるんですが、
どれも違った読み応えで面白いのです。
そして物語の運びがなめらかというか
大変巧いのです。

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【2009/04/29 23:00 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
活字倶楽部 2009年春号
活字倶楽部 2009年 06月号 [雑誌]活字倶楽部 2009年 06月号 [雑誌]
(2009/04/25)
不明

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活字倶楽部買いましたー。
次に何を読むかの参考にしたり、
読み逃してる面白そうな本をチェックする時に
お役立ち雑誌です。
レビューしてある本の種類が私好みのものが多いのと、
ほんとにみんな本が好きなんだなぁってのが伝わってくるので
毎回買ってしまいます。
ただ、だいぶと女子向けなので殿方には向かないかと思います。

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【2009/04/28 23:29 】 | 雑誌 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
加納朋子 『少年少女飛行倶楽部』 文藝春秋
少年少女飛行倶楽部少年少女飛行倶楽部
(2009/04)
加納 朋子

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★★★★★
幼馴染の樹絵里とともに、
ひょんなことから「飛行クラブ」という妙なクラブに
入ることになった中学1年生の海月。
と、いっても部員数が5人に満たず、
まだクラブとして正式に認可されていない。
まずは部員集めから始めることになるが・・・。
変人の部長やヒトクセある新入部員。
悲喜こもごもの苦労をおうことになる海月と
その話を聞く母の様子がすごく良いのです。
すごく等身大。
なんか登場人物がみんな可愛らしいんです!!!
空を飛ぶ為にする紆余曲折も面白いし、
なにより明るくって楽しい。
変人部長とのかけあいやら淡い恋やら
もう、青春まっさかり。
しかも爽やか!おススメですー。

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【2009/04/27 21:55 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
日経ビジネスアソシエ 2009年5月5日号
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 5/5号 [雑誌]日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 5/5号 [雑誌]
(2009/04/21)
不明

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実は私、文具好きなんです。
文房具さんやら雑貨屋さんはその空間にいるというだけで
幸せな気分になります。本屋さんも同じなんですが。
なので文具特集の雑誌があるとうっかり買っちゃうんですよねー。
今回もまんまと買ってしまいましたよ!
お仕事の効率ややる気アップってのが目的の
文具のご紹介がズラリ。
最近みるみるやる気のなくなっていた仕事を
ちょっとでも楽しめれば良いなぁと思ったり思わなかったり。
90度回転するホッチキスがあって、
中綴じ本を作れるっていう紹介があったので
早速ゲットしてきました!
メモ帳作って楽しんでます。
次に欲しいのはドーナツ型のメンディングテープ。
かわいらしい。
他にも色々欲しいのがたくさん。
文具好きさんにはおススメです!

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【2009/04/26 23:41 】 | 雑誌 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三津田信三 『密室の如き籠るもの』
密室(ひめむろ)の如き籠るもの (講談社ノベルス)密室(ひめむろ)の如き籠るもの (講談社ノベルス)
(2009/04)
三津田 信三

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★★★☆☆
刀城言耶シリーズの最新作・・・ということなんですが、
短編集+中編1本で、しかも若干バカミス寄りです。
「首切りの如き裂くもの」
路地の突き当たりで起こる連続殺人。
その場に墓参りに行っていた女性が殺される。
路地には2人の人物がいたが、凶器が見つからない。
一体凶器はどこへ行ったのか?
これを読んでバカミスに走ったのかと思ったわけです。
「迷家の如き動くもの」
薬売りの少女が2人で行商に来た村で一人の少女は見たが、
もう一人の少女には見えなかった「家」
「家」はどうして消えたのか?
ホラー部分もミステリー部分も若干弱いような。
「隙魔の如き覗くもの」
教師に恨まれていた校長が殺される。
しかし、教師達にはみなアリバイがあった。
これのトリックもバカミスに近いものがあるような・・・。
表題が一番まとも・・・でもないんですが、
ホラーとミステリーがうまく融合してました。
まぁ、総じて原書房から出てるものよりも
肩透かしをくらった感がありました。
ゆっくりじっくり時間をかけて長編を書いてほしいです。

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【2009/04/25 23:17 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
横山秀夫 『ルパンの消息』 光文社
ルパンの消息 (光文社文庫)ルパンの消息 (光文社文庫)
(2009/04/09)
横山 秀夫

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★★★★★
横山秀夫は天才か!!!!
どんだけ面白いんだー!と、ちょっぴり興奮してしまいました。
15年前に起こった女教師の自殺事件。
しかし、時効直前になって自殺ではなく他殺ではないかという
信用できる筋からのタレコミが入る。
リミットは24時間。過去の事件を洗い直し、犯人を確保することができるのかー?!
ドキドキのタイムリミットものではあるんですが、
それ以上に過去の悪ガキ高校生達の薄暗い青春と
15年の間に込められた様々な想いが重いんです。
そしてまぁ見事に鮮やかなラスト。
これが処女作だというから横山秀夫の筆力ったら!
横山秀夫は短編小説の鬼だと思ってましたが
いやはやなんの。長編も充分以上に面白い。

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【2009/04/23 21:59 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ヒラリー・ウォー 『この町の誰かが』 創元推理文庫
この町の誰かが (創元推理文庫)この町の誰かが (創元推理文庫)
(1999/09)
ヒラリー ウォー

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★★★★☆
クロックフォードで起こった16歳の少女の殺人事件。
事件が起こるまではどこにでもある普通の町で、
人々は平和に、平穏に暮らしてた。
しかし、事件が起こってから薄皮をはがすように
この町の素顔が覗きだす。
インタビュー形式で綴られるストーリーが
どんどんいびつな展開をみせるのが怖いんです。
犯人は誰なのか?何が彼女に起こったのかも
もちろん気になるんですが、
進むストーリーがどう収束するのかが見所です。
事件の解決には結びつかないのに、
事件の影響を受けた人々が哀れすぎる。
静かに描かれる悲劇が胸を打ちます。
他のも読んでみたくなりました。

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【2009/04/20 22:15 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
海野十三 『赤外線男』 春陽堂
赤外線男 他6編 (春陽文庫―探偵小説傑作選 名作再刊シリーズ)赤外線男 他6編 (春陽文庫―探偵小説傑作選 名作再刊シリーズ)
(1996/04)
海野 十三

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★★★★☆
「盗まれた脳髄」
有名な科学者ばかりが奇妙な病にかかっていると見抜いた探偵は
新たに症状に悩む科学者に出会い、それが
病ではなく事件だと気付く。
なんと彼らは・・・・。
おそらく、今だと色々ひっかかって書けないと思います。
よくもまぁこんな結末を考えたもんだ!
基本ミステリーなんですが、
ホラー風味のものや、世にも奇妙な物語的なものもあって
他の5編も楽しめます。
「夜泣き鉄骨」の探偵の扱いにはかなりびっくりです。
昨日に引き続きこちらも入手が難しいかもしれません。
本の寿命がどんどん短くなってる気がします。
実にもったいないことです。

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【2009/04/19 23:59 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
和久俊三 『特捜検事M』 角川書店
特捜検事M (1977年) (角川文庫)特捜検事M (1977年) (角川文庫)
(1977/12)
和久 峻三

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★★★★☆
7編の短編ミステリですが、いやはや面白かった。
初版発行が昭和52年で、技術的なところは時代を感じたりするんですが、
ストーリーの流れや、意外性、心理描写、
どれも今読んでも全然楽しめます。
しかも弁護士をされていたそうで、法律的な知識がしっかりしてるので
それがストーリーの中でちらりと顔を覗かせて、
物語を下支えしております。
でも、これもしかしたら版元品切れになってるんじゃないでしょうか。
古本屋さんとかで探さないと無いかもしれませぬ。

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【2009/04/18 09:47 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
連城 三紀彦 『造花の蜜』 角川春樹事務所
造花の蜜造花の蜜
(2008/11)
連城 三紀彦

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★★★★☆
誘拐事件が発生。
しかし、犯人はこの事件を誘拐ではないと言い、
身代金の金額も被害者家族に決めさせ、
さらには警察が既にいることも知り、認めていた。
彼らの目的は一体何なのかー?
どういう展開になるか読めなくて大変面白かったです。
ただ、後半になると若干ごたつくので、そこらへんを
もうちょっとスッキリさせてくれても良かったかなぁと。
ラストは驚きでした。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/16 21:33 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
アンソロジー 『てのひら怪談』 ポプラ社
てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
(2008/06)
加門 七海、

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★★★☆☆
800文字で描かれた怪談。
ネットで募集されたもののようで、
色んな方が色んなタイプの怪談をかかれております。
中には読んでて背筋がぞくっとするものや、
不可思議なもの、不気味なもの、
色々あってたのしめましたー。
ただ、やはり800字は短いですな。
あまり読んだとう感じがしませんでした。

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【2009/04/15 23:59 】 | ホラー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ある公爵夫人の物語
ある公爵夫人の物語
監督:ソウル・ディブ
脚本:ソウル・ディヴ
キャスト:キーラ・ナイトレイ
裕福な公爵の元に嫁いだジョージアナ。
彼女の不幸な結婚、夫の度重なる浮気、そして自身の見つけた愛、
きらびやかな社交界に隠されたゴシップって感じの映画でした。
キーラ・ナイトレイがめっちゃ美人さんでした!
あと、衣装やら小道具やらが見ごたえたっぷり。
ストーリーはどうってことないし、
男どもは魅力がないし、たいしたこたないんですが、
チャールズ・グレイって紅茶のアール・グレイのモデルになった人なような。
だったらもうちょっとかっちょ良い人を使ってほしかった・・・。
イメージというものがあるじゃないですか。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2009/04/14 22:01 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
荻田尚子  『自分で作れるグミの本』
自分で作れるグミの本―GUMMY BOOK自分で作れるグミの本―GUMMY BOOK
(2009/03)
荻田 尚子

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★★★★☆
表紙が大変かわいらしいのと、グミって自分で作れるんだー!と思って
買っちゃいました。ハリボのコーラグミが好きなので
次の休日にでもコーラ味で挑戦しようかと思います。
作り方も簡単そうなので、私にもできる気がします。
裏表紙とところどころ載ってる女の子のイラストはいまいち
かわいくなくてがっくりでした。
写真とかつくりとかはすごくステキなのに残念。
【2009/04/13 23:01 】 | 趣味 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
本屋大賞 2009
画像がないようですが、今年は黒い表紙でしたー。
もうこんな季節なのかと月日の経つ、その速さに驚きます。
ランキングには若干疑問を感じなくもないですが、
じゃあ何が一番だったかといわれるとハテ・・・となりますなぁ。
去年はイマイチこれだー!!!!ってのがなかったような。
毎年楽しみなのが発掘部門なんですが、
「こんたん」ってのが気になります。面白そう。
毎年読んでみたいなぁと思いつつ読めてないんですが・・・。
【2009/04/12 23:12 】 | ブックガイド本。 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
原宏一 『トイレのポツポツ』 集英社
トイレのポツポツトイレのポツポツ
(2009/02)
原 宏一

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★★★★☆
鴨之木製麺工業に勤める人々を描いた連作群像劇。
一通のメールから始まる従業員450人のワンマン会社の内実。
それぞれがそれぞれの思いを抱えて働いてるんですが、
あー。どれも分かるなぁとしみじみ。
会社ってなんだろう、仕事ってなんだろうと、
日々疑問を感じつつも働いている多くの人が共感するんでは。
馬鹿な上司に、まかり通る理不尽、いかんともしがたい不平等。
モヤッとしたものを抱えつつも辞めるわけにはいかないという絶望。
っていってもそんなに暗い小説じゃなくて、
読み終わってちょっと元気になれちゃうお話の展開になっておりますので
サラリーマンの方におススメです。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/10 22:16 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
泡坂妻夫 『亜愛一郎の逃亡』 東京創元社
亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1997/07)
泡坂 妻夫

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★★★★☆
亜愛一郎シリーズ第三弾にして完結編!
何から逃亡するのか、二巻の解説に
残念ながら亜愛一郎の正体がかかれちゃってるので
丸分かりなわけですが、それ以外は意外性があって大変面白かったです。
あぁ、しかし、やはり最後の最後が分かっちゃってると
イマイチ読むテンションが上がりませんな。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/09 20:49 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ザ・バンクー堕ちた巨像 
ザ・バンクー堕ちた巨像
監督:トム・ティクヴァ
脚本:エリック・ウォーレン・シンガー
キャスト:クライブ・オーウェン、ナオミ・ワッツ

インターポールの捜査官サリンジャーはエラとともに
巨大銀行IBBCを調査していたが
証言者は消され、捜査官までもが暗殺されてしまう。
進む捜査とともに身の危険が高まるが・・・。
最後若干グダグダしましたがでも面白かったですー。
美術館での銃撃シーンはかなりの迫力だし、
ドイツ、イタリア、フランス、トルコ、各国を転々とするんですが、
その都市都市が大変美しいんです。
若干地味目ではありますが、なかなか良かったです。

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

【2009/04/07 21:00 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
泡坂妻夫 『亜愛一郎の転倒』 東京創元社
亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)
(1997/06)
泡坂 妻夫

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★★★★☆
亜愛一郎シリーズ第二弾。
「藁の猫」
徹底した写実性を持つ画家が描いた六本指の少女、おかしな時計の針、
あべこべの鋏。絵から見えてくるものはー?
「砂蛾家の消失」
一夜にして消えた家。いつ、誰がどのように家を消す事ができたのか?
「意外な遺骸」
童謡を真似、撃たれ、煮られ、焼かれた死体。
なぜそのように手の込んだ殺され方をしたのか?
「三郎町路上」
タクシーに突如として現れた死体。
なぜ運転手は気付かなかったのか?
8編の短編が収録されてるんですが、どれも謎が興味深くて、
物語の冒頭に描かれる描写がすごくうまい伏線になってるんです。
面白い。んがしかし!!!
田中芳樹の解説が最悪です。
亜愛一郎の正体をばらしてるんです。ひでぇ!!!
「正体を明かしても魅力がそこなわれることはないと思うので
明かしてしまうが」(P341)
っていうこのセリフに怒髪天を突くといいますかなんといいますか。
もうめっちゃムカつく。読者の楽しみを奪う行為に対して、
ここまで作家が無神経で良いものか。
魅力が損なわれるかどうか、なんであんたが決めるんだ
アホかー!!!

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/06 23:48 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
安東みきえ 『まるまれアルマジロ』 理論社
まるまれアルマジロ!―卵からはじまる5つの話まるまれアルマジロ!―卵からはじまる5つの話
(2009/03)
安東 みきえ

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★★★★☆
頭のうちどころの悪かったくま」の安東みきえ最新刊!!!
か・・・かわいらしすぎる。
「オケラのお月見」
虫ケラなんていわれるけど、ケラの父親は土の中の知識のことなら
なんだって知ってる物知り。
だけど、そらに浮かんでる月のことは実はよく知らない。
子どもにせがまれてお月見に行く事になるが・・・。
たとえどんなにちっちゃくたって、小さい事でバカにされる必要は無いし、
大事なのはそんなことじゃないって教えてくれる一編。
「オオカミの大きなかんちがい」
卵を拾ったオオカミ。卵はオオカミの声を聞き、
オオカミの為になんにだってなるって決めた。
小鳥とオオカミのやりとりがおかしすぎるんです。かわいらしいっ!!
そして最後の最後。オオカミが気付く勘違い!こりゃひどい!
「ハゲタカの星」
「卵があった。
その卵の中ではヒナが悩んでいた。
このカラをやぶって世の中に出ていくべきかどうか。
出ていくほどの世界かどうか。」(P82)
いいなぁこの文章。すごく良い。
ハゲタカに生まれたヒナがカンムリクマタカと比べて
見劣りするハゲタカの姿にがっくりする。
ハゲタカのお父さんのプライドを持った姿がかっこいいんです。
途中で出てくるハイエナの描かれ方も良いんですなぁ。
「まるまれアルマジロ」
だちょう夫婦の抱えている卵はもう、生まれることのない卵。
妻は泣いてばかりで、夫は卵を見えないところへ持っていくが・・・。
イラストのだちょうがかわいらしすぎます。
卵の代わりに発見されたアルマジロの動きもステキ。
5編ともすごく良かったです。むー。良いなぁ安東みきえ。好きだー。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/05 23:36 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
藤崎慎吾 『ハイドゥナン 2』 早川書房
ハイドゥナン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)ハイドゥナン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)
(2008/05)
藤崎 慎吾

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★★★★☆
いつ一巻を読んだのか、どんな内容だったのかもおぼろげにしか思い出せないのですが、
ようやっと二巻目を読み終わりましたー!面白かったー!
琉球周辺で起きる地殻変動が確認され、沖縄に沈没の危機が迫る。
最新の技術、最高の科学者達がそろい、事に当たるとともに、
与那国島では神の依り代たるムヌチに神からの伝言が伝わっていたー。
と、いうわけで、サイエンス+シャーマニズム+人類の叡智がうまい具合に
寄り集まってそりゃまぁ、面白い小説になっているのです。
4巻のうちまだ半分しか終ってないのにも関わらず
スケールのでかさは既に半端ないのです。
SF好きは必読。

テーマ:SF小説 - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/04 21:32 】 | SF | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
木地 雅映子 『マイナークラブハウスへようこそ』
マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫) (ピュアフル文庫)マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫) (ピュアフル文庫)
(2009/01/10)
木地 雅映子

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★★★★☆
文武両道の有名私立学校・桃李学園の敷地の片隅にある古い洋館。
そこには部員数5名以下の非公式な文化部ばかりが集っていた。
個性的な面々が繰り広げる青春群像劇。
ほんとに個性的な子たちばかりなのですごく楽しいんですが、
それぞれ抱える問題や、脆さも描かれて、やっぱり面白いんです。
シリーズ物になりそうなので今回描かれなかったことや、
今後が気になります。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

【2009/04/03 21:16 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ワルキューレ
ワルキューレ見てきましたー。
ヒトラーの暗殺計画に端を発した政府の転覆を目指す将校達を描いた
映画だったんですが、うーん。結末として史実を知ってしまってるので
どうなるんだろうというドキドキ感は最初から望むべきもない。
と、なると、将校達が何を想い、どのような経過で加担していったのかを
もうちょっと丁寧に見せてくれても良かったかなぁと思いました。
映画が始まってからテロップで時代背景やらが語られるんですが、
それやるなら映画という媒体を使わずに本にすりゃ良いじゃないかと若干モヤっと。
そういうところも映画の中で映像で語って欲しかったなぁ。
史実に疎いのでどんどん登場人物が増えて、名前が覚えきれませんでした。
あ、あと軍服がかっちょよかったです。

テーマ:今日観た映画 - ジャンル:映画

【2009/04/01 23:23 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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