伊坂幸太郎 『あるキング』
あるキングあるキング
(2009/08/26)
伊坂 幸太郎

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★★★☆☆
伊坂幸太郎の新刊ということですんごい期待して読んだんですが、
なんていうか変なんですよ・・・。
仙醍キングスという野球チームの熱狂的なファンである
両親を持つ山田王求。仙醍キングスの選手になるべく生まれ
育てられた彼の伝記。
ところどころ殺人やらファンタジーやらが混ざるんですが、
基本は王求の野球人生を描いてあって
それがすごく変なのです。
今までの伊坂幸太郎の作品に求めるものを
求めるとちょっと肩透かしをくらうかも。
うーん。ほんとに変。

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【2009/08/28 23:57 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
彩坂美月 『未成年儀式』 富士見書房
未成年儀式 (Style‐F)未成年儀式 (Style‐F)
(2009/08/06)
彩坂 美月

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★★★☆☆
夏休み、高校の寮に残る事になった少女達。
彼女達がそれぞれ抱える心の闇と、
彼女達を襲う予想外の出来事。
少女達がワラワラ登場するので
最初誰が誰やら分かりませんでした。
そんでもってあかりとあきらとごっちゃになって、
ハテ?と思いながらも最後まで読みました。
少女の時期特有の透明感みたいなものを感じるし、
読ませる部分もあるにはあるんですが、
うーん。地震が起きた時にこんだけ生き残れるのかしらとか、
ご都合主義な部分も目に付くような。
あと、神崎先生の登場でスプラッタになるんじゃないかと
ドキドキしたんですが、そうでもなく。
うーん。微妙な感じでした。

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【2009/08/24 21:53 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
加賀乙彦 『犯罪』 川出文庫
犯罪 (1984年) (河出文庫)犯罪 (1984年) (河出文庫)
(1984/03)
加賀 乙彦

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★★★★☆
著者の後書を読んでいると、
実際にあった事件をかなり参考にされてるようです。
ただし、外枠は実際にあった事件だけれど、
その心のうつろいはおそらく著者が考えたものなのではないかと。
若干古い本ではあるのですが、
きっと犯罪を犯す人の心理というのは
今も昔もそう変わらないんではないかと思うのです。
ちょっとしたことが積み重なって、ふっとした瞬間に起こる事件。
あぁ、怖いなぁと思うのは、それが決してヒトゴトではないからです。

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【2009/08/23 21:41 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
京極夏彦 『陰摩羅鬼の瑕』 講談社
陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)
(2003/08/09)
京極 夏彦

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★★★★☆
鳥の城で起こる連続?殺人事件。
主である伯爵の婚礼のたびに花嫁が殺される。
依頼を受けた榎木津と巻き込まれた関口は
鳥の城に赴くがー。
意外な!関口君が微妙に役に立ってる場面がある!!
これはスゴイ。まぁ、基本的にぐだぐだになってるんですが。
多分早い段階で真相というか犯人は分かると思うんです。
ただ、その理由が哀しすぎます。
んで、私の理解力が足りてないのか、
またしても何かを読み飛ばしたのか
よくわかんないところが一点。
ネタバレになりますので反転。

伯爵が家を継ぐ前は父親と一緒に暮らしていたんですよね?
父親のことは家族じゃなかったのかしら?
家族ってのが全て剥製なら、自分も剥製でなくちゃおかしいじゃないですか。
長子っていっても家族なような。その認識すらも違っているのかしら。
うーん。よくわかんないけど、決して読み返しません。
だってすごい時間かかるんだもの。

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【2009/08/22 22:44 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『神の守り人 下巻 帰還編』 新潮社
神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
(2009/07/28)
上橋 菜穂子

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★★★★☆
下巻読んでなかった!!!!
ということに気付きました。
えぇ、自分の頭の具合が心配でなりません。
今回の守り人は今まで以上に
戦闘シーンがたっぷりでした。バルサが傷つくのが
もう見てられなかったりするのですが、
どれだけ血にまみれてもアスラを守ろうとする
その姿勢が力強いのです。かっこいい。
国の政や政を陰で支える人々の想いや思惑を超えて
一人の少女を守ろうという強い意志。
その意志を貫けるほどに鍛え上げた肉体と
今までの知識や経験値の高さ。
うーん。やっぱりかっこいいなぁ。

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【2009/08/20 21:27 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
今邑彩 『鬼』 集英社
鬼
(2008/02)
今邑 彩

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★★★☆☆
8編からなるミステリーホラーの短編集。
最初の3編はミステリー寄り、残り5編はホラー寄り。
ぞわっとした厭な感じの怖さがあるものの、
先の展開はけっこう読めてしまうかな。
今邑彩ってすごい好きな作家さんなので、
期待値が高すぎたのかもしれません。
あと、本の四隅に余白が多すぎるような。
これだったら余白を小さめにして文字を少し大きくして
もらったほうが読みやすい。
ホラーだから不安感をあおろうとしたということなのかしら。

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【2009/08/19 21:03 】 | ホラー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『獣の奏者 2王獣編 』 講談社
獣の奏者〈2〉王獣編 (講談社文庫)獣の奏者〈2〉王獣編 (講談社文庫)
(2009/08/12)
上橋 菜穂子

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★★★★☆
獣の奏者完結!!!と、思いきや、3巻4巻がハードカバーで登場。
うーん。この物語だけで完結していると思って読むのと、
まだ続くと思って読むのではやはりちょっと感想が違ってきたり。
この巻で回収できていないところをきっとうまいこと回収してくれるんだろうなぁと
思うので、やはり期待が高まったりするのですが、
じゃあこの巻はというと、どうしたって通過点に感じてしまうわけで、
ちょっともったいないような気がします。んがしかし。
それでも面白いんですな。実に読ませる。
王獣との対話を試みるエリンの試行錯誤。
しかし真王と大公の対立が避けられなくなってくるにつれ
王獣を従わせるということは政治的に大きな意味を持つことに。
エリンが下す最後の判断はー。

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【2009/08/17 23:28 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『獣の奏者 闘蛇編1』 講談社 
獣の奏者〈1〉闘蛇編 (講談社文庫)獣の奏者〈1〉闘蛇編 (講談社文庫)
(2009/08/12)
上橋 菜穂子

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★★★★☆
おお!上橋菜穂子の獣の奏者が文庫版になってる!
闘蛇の世話をする母とともにつましく暮らしていたエリン。
しかし、ある日その闘蛇に異変が起こり、
母がその責を問われることにー。
のー!面白いー!
相変わらず設定がしっかりしてて、
キャラクターが魅力的で、ストーリーが骨太で
ファンタジーだけど、全然ファンタジーだから多少
ご都合主義でも許されるよねみたいな甘えが一切ない。
エリンの成長を見守りながらも
ぐいぐい物語りにひきこまれてしまいます。
次は王獣編。こりゃ楽しみだ!

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【2009/08/16 21:51 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ナイトミュージアム2 ボルト 
『ナイトミュージアム2』見てきました!
前作がすごく楽しかったので今回も!!と、期待してたのですが、
やはりシリーズ物は一作目が一番面白いですな。

自然史博物館の展示物の一部がスミソニアン博物館の倉庫に
運び込まれる事に。しかし、その中には彼らを蘇らせる
不思議な石版も入っていたからさぁ大変。
今では発明会社の社長になったラリーの元へ
SOSの電話が入る。この事態をさてどう収拾するのかー?!

色んなものが甦る楽しさだったり驚きだったりは
1作目で充分味わっただけに、今回は若干
焼き直し感があったような。いや、楽しかったんですが。
でもわざわざ2作作るほどもないかなぁと。

ボルト』も見てきました!
自分をスーパードッグだと信じているボルト。
彼は飼い主のペニーを守る為に日夜働き続ける。
けれど、それは本当はTVドラマのお話の中のことで・・・。
わんこのモフモフ感がたまらんです。
かわえぇー!!!
途中で仲間になる猫のミトンズと
ハムスターのライノもかわいらしくて!!
涙あり、笑いありの楽しい夏休み映画。
ちびっこが多かったです。

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【2009/08/14 22:33 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
角川書店 『サマーウォーズ』 杉基イクラ
サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1)サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1)
(2009/08/10)
杉基 イクラ

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★★★★☆
わー!映画の世界観を壊すことなく、
しかも、映画では語られなかったことまで
描かれてるので映画をより深く理解できちゃいます。
それになんてったってイラストというのかな、
絵がすごくかわいらしいというか初々しいというか、
なんだか爽やかなんです。
今後の理一さんの活躍をかっこよく
描いてくれたらよいなぁ。
実はすごく理一さん好きなのですよ。
あー。やはりもっかい映画見に行こうかしら!!!
って気にさせられます。

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【2009/08/12 23:55 】 | コミック | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
薬丸岳 『悪党』 角川書店
悪党悪党
(2009/07/31)
薬丸 岳

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★★★★☆
探偵事務所で働く佐伯修一のもとへ依頼されたのは
かつて自分達の息子を殺した犯人が少年院を出た後
どんな生活を送っているのかというものだった。
佐伯自身もかつて姉を失うという過去を背負っており・・・。
罪は社会的には刑務所に入ることで償われるけれど、
被害者家族にとって、それはあまり意味のあることではないし、
刑務所を出て加害者がのうのうと生きているなんてことは
あまりにも不公平だと思うけれど、
じゃあだから復讐していいのかといわれるとそれはそれで難しい。
と、いうようなことを考えさせられました。
お話というか、語り口が若干たどたどしいというか、
こなれてない感じがしたのですが、
薬丸岳ってもっとスムーズな筆運びだと思ってたので
ちょっと以外でした。

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【2009/08/10 21:15 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
サマーウォーズ
サマーウォーズ見てきましたー!!!
すんごい面白かったです!もっかい見に行こうかしら。
憧れのナツキ先輩の田舎に行くというバイトを
引き受けたケンジ。
大おばあちゃんに心配をかけないために、ケンジを
偽の恋人だと紹介するナツキ。
その夜ケンジの元に届いたの数字だけのメール。
実は数学オリンピックの日本代表に選ばれそこねた
経験のあるケンジはその数字の謎を解き返信する。
と、次の日彼を待ち受けていたのは思いもかけないものでー。
どんどんお話が展開して、ナツキの親族がどんどん登場するんですが、
顔と名前は一致しないけれど、全然楽しめてしまいます。
家族って良いなぁって思ったり、
日本の原風景みたいな田舎の景色と、仮想世界の対比、
大家族と個々のアバター、
現実的な女性陣と理想的な男性陣
色んな対比を盛り込みながらもぜんぶまるめて
包み込む世界観の大きさ。
盛り上がりも充分で、キャラクターの魅力もたっぷり。
あぁ、これが日本の原風景だ!みたいな景色や
お家の描写が素敵だし、登場人物が多いので何人かはきっとお気に入りが
見つかるはず!
声優さんに難があるような気がしなくもないけれど、
充分楽しめました。
そして花札が大層面白そうに思えてなりません。

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【2009/08/04 23:50 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
初野晴 『トワイライト・ミュージアム』 講談社
トワイライト・ミュージアム (講談社ノベルス)トワイライト・ミュージアム (講談社ノベルス)
(2009/05/08)
初野 晴

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★★★☆☆
孤児院で育った勇介に大伯父が見つかる。
しかし、その大伯父は急逝し、
彼には博物館が残された。
しかもそれはただの博物館ではなく、
秘密裏にとある研究を進めていたー。
博物館の秘密というと、映画の「ナイトミュージアム」が思い浮かぶのですが、
全然違います。どっちかというとけっこうシリアス。
設定はけっこうファンタジックなのですが、
彼らが出会う状況が深刻なのです。
なんだかどこからどこまでがネタバレになるのかわからないので
以下反転↓
精神だけが過去に跳んでしまった少女・ナナを救うために、
過去へ精神だけ飛ばす能力を持った枇杷と勇介が
活躍するんですが、彼らの行った先の時代が
そりゃまぁひどいんです。悪夢。彼らが向かった先は中世ヨーロッパ!
中世ヨーロッパといえば!そう。魔女狩り。魔女狩りの処刑場に
飛んでしまた彼らは果たして無事ナナを救えるのかー?!
勇介はこちらとあちらとどちらにでも移動ができるので
過去でのトラブルをこちらに戻ってきて
現代の知恵と知識で解決ということもできてしまって、
それが物語りの突破口になったりするんですが、
まぁ、この枚数じゃ足りないだろうと。
面白いんですが、読み足りないんですな。
過去にタイムトラベルといって思い出すのが
マイクル・クライトンの『タイムライン』だったりするので、
このページ数じゃぁ全然物足りない!
あと、私が読み飛ばしてしまってるのかもしれないのですが、
言語の問題ってどこで解決してたんだろう。
今の英語と過去の英語ってきっと違うよねぇ。
でも、なんとなく含みをもたせた物語だったので
まだ続くのかな。次回作に期待です。/span>

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【2009/08/02 21:17 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
三浦しをん 『星間商事株式会社社史編纂室』 筑摩書房
星間商事株式会社社史編纂室星間商事株式会社社史編纂室
(2009/07/11)
三浦しをん

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★★★☆☆
星間商事の社史編纂室に勤める幸代は
仕事のかたわら趣味で同人誌作りをしていた。
しかし、そのことがばれ、なぜか社史編纂室の面々も
同人誌を作ることに!
という、とんでもストーリーで、さらには星間商事の
過去の悪行やらも立ち上ってきたりするんです。
どうにもこうにも作者の趣味だけで書いた感が
丸出しで、好きな人は好きだろうけれど・・・みたいな、
内輪ノリ的な空気がなきにしもあらずかも。
そんなことより注目は帯。
裏が透けて見えるんですよ。
最近の印刷技術というのはここまで
進歩したのかと!スゴイですなぁ。

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【2009/08/01 21:59 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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