誉田哲也 『ケモノの城』 双葉社
ケモノの城
ケモノの城誉田 哲也

双葉社 2014-04-18
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★★★★☆
絶望。マジで。
打ちのめされました・・・。
読んでる間じゅうずっと吐き気との戦い。
描写が細かくて丁寧なので想像してしまうのです。
その悪夢のような場面場面を。
人はここまで人に対して残虐になれるのかと。
表紙に赤字で「閲覧注意」って書いてほしい。
人が人として生きられないなんてあんまりです。

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【2014/07/31 09:13 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
北村薫 『八月の六日間』 角川書店
八月の六日間
八月の六日間北村 薫 謡口 早苗

KADOKAWA/角川書店 2014-05-29
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★★★★☆
心のやわらかいところをそっとかすめてゆくような
北村さんの文章が顕在で嬉しくなりました。
120ページの
『先に進めず、迷っている道から、ちょっとずれてみる。
そういうことの大切さを、山が教えてくれた。』
っていう文章がすごく好き。
私の場合、これは山ではなく本になるのですが。
派手さはないけれど、滋養に富んだ一冊。

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【2014/07/30 09:10 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
湊かなえ 『豆の上で眠る』 新潮社
豆の上で眠る
豆の上で眠る湊 かなえ

新潮社 2014-03-28
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★★★★☆
なんでしょうこの異様な緊迫感は。
しかも最初から最後まで途切れることがない!
すごいな。
湊さんの描写力に素直に脱帽。
姉の消えた夏が実感を伴ってひしひしと
迫ってくるような、なんとも追いつめられた感!
うーん。うまいなぁ。

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【2014/07/29 09:06 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
斉木 香津 『日本一の女』 小学館
日本一の女
日本一の女斉木 香津

小学館 2014-06-24
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★★★☆☆
なんとまぁたくましいことか!
普通女性が主人公だと強さだけでなく
しなやかさとしたたかさが描かれるのに
サダにはそれがなくって
一本丸太がどーんと芯にあるような強さが目立ちます。
身内にはいてほしくないけれど
こういう人がいるっていうのは励まされます。
あぁ、こういう生き方があっても良いのか!と思えるので。

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【2014/07/28 09:04 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ベリンダ バウアー 『ラバーネッカー』 小学館文庫
ラバーネッカー (小学館文庫)
ラバーネッカー (小学館文庫)ベリンダ バウアー Belinda Bauer

小学館 2014-06-06
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★★★★☆
なんとまぁ!新しい!
アスペルガー症候群の主人公という難しい設定で
しかもまさかのミステリー!
大変面白かったです。
パトリックの「奇行」に驚かされつつも
真実に近づき、やがて明らかにされるという
ストーリーの妙にほれぼれしました。
ウィリアム刑事の「こうやってものごとは変わるのだ」という
言葉が希望にあふれたもので良かったです。
19番の死があまりにもひどいものだったから余計に!!!

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【2014/07/27 08:59 】 | 外文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
金子成人 『付添い屋・六平太 龍の巻 留め女』 小学館
付添い屋・六平太 龍の巻 留め女 (小学館文庫)
付添い屋・六平太 龍の巻 留め女 (小学館文庫)金子 成人

小学館 2014-06-06
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★★★★☆
読んでる間ずっと鬼平のテーマソングが流れてて
なんでだろうって思ったたんですが、
鬼平の脚本家のかただったのですね!!
びっくり。
酸いも甘いもかみ分けて描かれた、情景と人物造形。
あぁ、なんて巧みな文章なんだろうとうっとりしてしまいました。
時代小説界に新風が吹き込む予感!!!

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【2014/07/26 08:54 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
近藤史恵 『胡蝶殺し』 小学館
胡蝶殺し
胡蝶殺し近藤 史恵

小学館 2014-06-20
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★★★★☆
芸の道に進もうとする2人の眩しいくらいの才能や
歌舞伎の奥深さ、そしてそこに生まれる確執と妄執に
強く惹かれました。
2人の行方が気になってずずいっとラストまで読み切りましたが
いやー。良かったです。
こういうラストになると思ってなかったので余計に良かった。
端正な文章も心地良いです!
『美しい夢ならば、夢の中だけでも生きる価値はある』
っていう文章がすごく良かった! 

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【2014/07/25 08:51 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
辻村深月 『盲目的な恋と友情』 新潮社
盲目的な恋と友情
盲目的な恋と友情辻村 深月

新潮社 2014-05-22
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★★★★☆
すっごいですよ。これ。
盲目的な恋だけじゃなくて、盲目的な友情。
鳥肌モノでした。
恋に溺れる蘭花の姿も痛々しいんですが、
友情で描かれる留利絵の姿は痛い。
辻村さんの筆力が進化しまくってる気がします。
スゴイなぁ。
あほの小学生みたいな感想ですが、
すごかった。

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【2014/07/24 08:48 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
椰月 美智子 『消えてなくなっても』 メディアファクトリー
消えてなくなっても (幽ブックス)
消えてなくなっても (幽ブックス)椰月 美智子

KADOKAWA/メディアファクトリー 2014-03-07
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★★★★☆
終わらない夏休みのような郷愁と懐かしさを
感じながら読み進めていったらまさかのラスト!
あんまりにも切ないし、読み終わってから
ふとタイトルを見直してグッときました!!!
「たとえ、消えてなくなっても」、目には見えなくても、
感じられなくなっても、
そこには何かがいたり、あったりする。
いやぁ良いもの読みましたー!
【2014/07/23 08:35 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
朝井リョウ 『スペードのA』 講談社
スペードの3
スペードの3朝井 リョウ

講談社 2014-03-14
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★★★★☆
ほんの一歩、でも勇気のある一歩を踏み出した女性たちの
心の動きが鋭く切りとられてて、読んでて痛いくらいでした。
男性作家さんとは思えない描写で
ハッとさせられるのです。
なんでこんなに女の人の気持ちがわかるんだろう!
過去と現在、3人の女性たち、どのどれもが妙にリアルなんすよー。
面白かったです!

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【2014/07/22 08:33 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
笹本 稜平 『その峰の彼方』 文芸春秋
その峰の彼方
その峰の彼方笹本 稜平

文藝春秋 2014-01-10
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★★★★☆
骨太!!!
恵まれた生活をしているにもかかわらず
リスクを冒してまでなぜ人は危険な登攀に赴くのか。
人の生きる意味、人生とは何かを考えさせられます。
ちょくちょくぐっとくる言葉が出てきて
胸にささります。
『自分で人生を輝かそうとしないかぎり
人生は生れてきて生きて死ぬだけで
そこにはなんの意味もない』(P312)
とか!
ちょっと山に登ろうかという気持ちになりましたが
マッケンリーは無理です。ムリムリ。
【2014/07/21 08:28 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
辻原登 『寂しい丘で狩りをする』 講談社
寂しい丘で狩りをする
寂しい丘で狩りをする辻原 登

講談社 2014-03-26
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★☆☆☆☆
追うものと追われる者の立場の逆転は
スリリングでしたが
話の枝葉が末節すぎて話の本筋を見失いがち。
登場人物に感情移入もできないし、
読んでて辛かった。最期まで読み切った自分を
褒めてあげたい。

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【2014/07/20 07:51 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
清水潔 『殺人犯はそこにいる』 新潮社
殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件
殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件清水 潔

新潮社 2013-12-18
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★★★★★
こ・・・これはすごいの読んでしまいました!!!
日本は法治国家じゃなかったのかと唖然としました。
記者さんならではの理解しやすい文章で
ぐいぐい読まされるのですが、
そこに書いてあることが怖ろしすぎて。
ただひたすらに恐怖。
おぞけをふるいながら一心不乱に読みましたがやっぱり怖い。
足利事件で菅谷さんの冤罪が認められ釈放されましたが、
では、元となった事件の犯人はどこにいるのかー。
そこから話は始まるのですが、
そもそもその元となった事件は北関東にまたがる
少女連続殺人ではないのか―。
そしてなんと清水記者は犯人と思しき男まで
特定しているのです!!!!
けれど依然その男は野放しのまま。
それはなぜか―。
DNA検査や当時の取り調べ手法、
消された証言、そして執行された死刑。
そのいずれもいつかもしかしたら
自分にふりかかってくる火の粉かもしれないのです。
真犯人が捕まらないままのうのうと暮らしている現実に
憤りを覚えます。
一刻も早い事件の解決を望みます。

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【2014/07/19 08:16 】 | ノンフィクション | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
和田竜 『村上海賊の娘』 新潮社
村上海賊の娘 上巻
村上海賊の娘 上巻和田 竜

新潮社 2013-10-22
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★★★★★
すんごい面白かった!!!
景のまっすぐさにしてやられました。
野蛮でがさつなだけじゃなくって、
どこまでもひたむきで一本気で目が離せない。
ラスト付近の戦の描写は圧巻!!
手に汗握りながら血沸き肉踊るという体験をいたしました。
村上水軍の戦いがどういうものなのか
目の前にありありと思いうかびました。
上下巻というぶあつさに慄く面もあるかと思いますが
全然長さを感じさせません。
ぜひぜひご一読をー!!!
【2014/07/18 07:55 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
奥田 亜希子 『左目に映る星』 集英社
左目に映る星
左目に映る星奥田 亜希子

集英社 2014-02-05
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★★★☆☆
人はどこまでも孤独でひとりだけれど
だからこそ誰かを求めたくなる。
伝わらない想いと伝えたい想いと人の孤独を
描いた恋愛小説。
【2014/07/17 07:44 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
金城 孝祐 『教授と少女と錬金術師』 集英社
教授と少女と錬金術師
教授と少女と錬金術師金城 孝祐

集英社 2014-02-05
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★☆☆☆☆
すばる文学賞けっこう好きなんですが
その中で一番意味が分からなかった一冊。
なんだこりゃ!と思いながら読み始めて
なんだこりゃ!と思いん柄読み終わりました。
なんだこりゃ!!!
【2014/07/16 07:41 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
真梨幸子 『人生相談』 小学館
人生相談。
人生相談。真梨 幸子

講談社 2014-04-15
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★★☆☆☆
読み始めは物語の展開がどう転ぶか分からなくて
ひきこまれたんですが、登場人物が増えるにつれ、
誰が何でどうなったのか良く分からなくなって
最終的にこんがらがって終わってしまいました!!!!
私の読解力と記憶力のなさが露わにされてしもうた!!!
精進しよう。
【2014/07/15 07:38 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
伊東潤 『天地雷動』 角川書店
天地雷動 (単行本)
天地雷動 (単行本)伊東 潤

KADOKAWA/角川書店 2014-04-22
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★★★★★
めっちゃ面白かったです!!!
勝頼、家康、秀吉、帯刀。
複数の視点で描かれる長篠合戦。
戦国に生きた人々のそれぞれの立場とそれぞれの生き方。
鮮やかに描き出された戦国人たちのいきいきとした姿!
そして登場シーンは少ないのに
血なまぐさい魅力たっぷりの信長。
読んでるうちに高揚感がふつふつとわいてくる一冊。
けれど、読後に感じるのは寂寥感や
戦にまみれるしかなかった悲哀。
やー。面白かったなぁ。
オススメです。
【2014/07/14 07:33 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
谷瑞穂 『異人館画廊』 集英社文庫
異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)
異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)谷 瑞恵

集英社 2014-02-25
売り上げランキング : 16450


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★★★☆☆
絵画にこめられたイコン(図像)を読み解くことに長けた千景と
おさななじみの透麿の物語。
図像術ってのがあるんですねー。楽しそう!!
絵画にこめられた謎ってのにときめきますが
よく考えりゃ『ダヴィンチコード』もそうでしたね。
美男美女コンビが頑張る話で
よくもわるくもラノベレベル。
【2014/07/13 07:33 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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