翔田寛 『真犯人』 小学館

真犯人

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(2016/6/30 18:35時点)



内容紹介より
東名高速道路裾野バス停付近で、男性の他殺死体が発見された。被害者・須藤勲は41年前、息子・尾畑守を誘拐されており、遺体は発見されたが事件は未解決のままだった。静岡県警の日下刑事は、須藤の死と誘拐事件に関連性があると捜査を開始する。尾畑守くん誘拐事件については、時効直前の昭和63年夏、県警の威信をかけて再捜査が行われていた。日下は再捜査の指揮をとった当時の管理官・重藤成一郎元警視に面会を求める。
41年前、静岡県で起きた幼児誘拐事件。
26年前に時効成立した事件が、いま再び動き出す。
二度敗北した静岡県警に、三度目の機会はないはずだった

★★★★☆
失敗すると分かっている誘拐捜査で、
一体どこが悪かったのか、そして犯人は誰なのか、
ドキドキしながら読みましたー!
普通なら捜査の行方が分からずにドキドキするんですが
今回のは失敗するのが前提だったのでスゴイ新鮮!
面白い読ませ方だなーと思いました。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/30 18:40 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
柚木麻子 『幹事のアッコちゃん』 双葉社

幹事のアッコちゃん

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(2016/6/29 21:40時点)



内容紹介より
アッコ女史&“永遠の部下"澤田三智子みたび!
「アッコちゃん・ロス」の方々の嘆きが編集部に届き、期待にお応えして、今回はすべて黒川敦子登場の「オール・アッコちゃん」短編集。
とてつもない存在感でいつでもブレない、ご存じアッコ女史が今回もストレートすぎる叱咤激励を連打します!
妙に冷めた若手男性社員、敵意を持ってやってきた取材記者、そして時間がうまく使えない三智子。
栄養たっぷりのアドバイスはいかが。さくっと読めて元気をもらえるビタミン小説、待望の第3弾!
アッコちゃんの意外な一面も!?

★★★☆☆
今回のでシリーズ完結なのかな?
なんとなく一区切りついたような。
今回のアッコちゃんは強いだけじゃなくって、弱さも垣間見れて良かった。
アッコちゃんも人の子なんだと思ってちょっと安心。
パワフルで囚われないで、自由で。
憧れる上司だなー。
【2016/06/29 21:45 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
澤田瞳子 『日輪の賦』 幻冬舎

日輪の賦 (幻冬舎時代小説文庫)

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(2016/6/24 06:57時点)



内容紹介より
七世紀終わり。国は強大化する唐と新羅の脅威にさらされていた。危機に立ち向かうべく、女王・讃良は強力な中央集権国家づくりに邁進する。しかし権益に固執する王族・豪族たちは、それに反発。やがて恐ろしい謀略が動き始める――壮大なスケールで「日本誕生」を描き歴史エンターテインメントの新たな扉を開けた傑作。

★★★★☆
『若冲』を読んでからというもの澤田瞳子さんにハマってるんですが
これも良かったー!
倭が日本に変わろうとするまさにその時をダイナミックに、
それでいて一人一人の心理描写も丁寧に描かれてて
もう天才かなと。私の中で同じ時代に生きて新刊が読めるなんて
神様ありがとうございますって思ってる作家さんが
何人かいらっしゃるんですが、澤田さんもその一人。
大王と豪族たちとの確執、未だ定まらない国のかたち。
律令を整え、唐に比肩しうる国を作ろうとした人々の奮闘。
国とは、官とはどうあるべきかをまっすぐに問うた一作でもあると思います。
先人たちが残してくれたこの国のかたちに思いを馳せて
胸がいっぱいです。面白かった!

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/24 07:08 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
原田マハ 『ロマンシエ』 小学館

ロマンシエ

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内容紹介より

有名政治家を父に持つ遠明寺(おんみょうじ)美智之(みちの)輔(すけ)は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。恋愛対象が同性の美智之輔は、同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。
ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く羽生(はぶ)光(み)晴(はる)という女性と出会う。凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、偶然にも美智之輔が愛読している超人気ハードボイルド小説の作者。訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。
過去にはピカソなどの有名アーティストが作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが……。

★★★☆☆
ハイテンションで読みやすくって、
笑いあり、涙ありで一気読み!
が!ラスト!なんか急展開でびっくり。
ええーこうなっちゃうの?!ってなりました。
展覧会とコラボした企画はすごく面白いと思いました。
こういう新しい試みは良いですな。
もっと色々なやり方とかありそう。
リトグラフに興味出ましたー。
【2016/06/22 15:17 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
綾瀬まる 『やがて海へと届く』 講談社

やがて海へと届く

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(2016/6/20 08:59時点)



商品内容より
地震の前日、すみれは遠野くんに「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」と伝えたらしい。そして、そのまま行方がわからなくなった――(本文より)
すみれが消息を絶ったあの日から三年。
真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。
親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。
【死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語】

★★★★★
言葉もないくらい良かった。綾瀬まるさんの文章が好きすぎるんですが、
やっぱり良かった。
「フカクフカク」良いものを読ませてもらったって気持ちでいっぱい。
地震の前日にいなくなった友人、そしてその恋人。
限りない喪失と再生の物語。
何が切ないっていなくなった友人視点の物語も
挿入されること。
受け止めきれない哀しみとそれでも生きていかないといけない辛さ。
綾瀬さんならではの言葉のセンスにもう脱帽。
一体どんな高みを目指すのかと末恐ろしい気分です。
ぜひともご一読頂きたい一冊。
きっと心に残る一冊になるはず!!!

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/20 09:06 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
乾ルカ 『花が咲くとき』 祥伝社

花が咲くとき

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内容紹介より
札幌で暮らす小学六年生の瀬川大介には、自らの鬱屈を晴らすささやかな楽しみがあった。
それは隣家に住む、指が二本ない謎の老人佐藤北海が見守る貧弱な樹がつける花芽を削
り取ること。開花を待つ北海の喜びを奪うことで、不満を溜めた老人が“暴発"することを願っ
ていた。だが、夏休みに入ったある日、大介の油断を衝いてその樹が白い花を咲かせる。そ
れを見た北海は突如ボストンバッグを抱えて旅に出発、両親と喧嘩して家出をするつもりだっ
た大介は、急遽、彼を追うことに……。一人の少年の好奇心と冒険心が生んだ心に沁みわた
る感動の物語。

★★★★★
もうね、号泣。
一人の少年の鬱屈がまさかこんな形で昇華されようとは・・・!!!
大介の成長ももちろん良かったけれど
北海さんの抱えていた長年の想いがもう!!
許したいけど、許せない、その葛藤を心中で押し殺しながら
庭先の木を見続けた老人の一生って。
もちろん、相手のずっと後悔を抱え、悔やんで悔やんで
きっと人生がねじ曲がってしまったその胸中も
計り知れないんですが。
いや、すごいの読みました。
これ書いてても思い出し泣きしそう。
オススメです。間違いなし!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/16 09:49 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
長岡弘樹 『教場2』 小学館

教場2

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(2016/6/15 15:32時点)



★★★★☆
一作目が面白かったんで、二作目はどうかいなと思いながら
読み始めたんですが、一作目に負けず劣らず面白い!!
キレッキレの風間教官にうっとりですよ。
なんとういう観察眼!なんという存在感!かっこいー!!
新しい教場でもブレることなく優秀な警察官を育てる教官に
惚れそうになります。警察学校モノって珍しいと思うんで
もっと読みたい!!

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/15 15:36 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
中澤日菜子 『おまめごとの島』 講談社

おまめごとの島

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(2016/6/12 09:59時点)



内容紹介より
親友を頼り、東京から小豆島へやってきた内向的30代イケメン・秋彦。島内のホテルで仕事を始めるが、恋も結婚も諦めたアラフォー女性・言問子と、家庭から逃げ出したいアラサー主婦・真奈美の間で、彼を巡りイザコザ発生。さらに東京育ちの美少女の出現で波瀾万丈の予感!? 平穏に生活していた島の人々を巻き込んで、島へ逃げるしかなかった秋彦の内面が明らかになっていく……。「家族」って何だろう? いちばん大事なものって何だろう?

★★★☆☆
緊張と弛緩のテンポが良くってスイスイ読めました!
瀬戸内の島々の美しさを背景に描かれる人間関係の煩わしさと
それでもやっぱり一人では生きられないが故の絆とつながり。
イケメンヘタレの秋彦も人生に悩む言問子も、家族から逃避したい
真奈美もそれぞれのキャラクターが立派に息づいてて大変面白かったです。
映像化されたら面白そう!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/12 10:05 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
東山彰良 『罪の終わり』 新潮社

罪の終わり

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(2016/6/9 15:50時点)



内容紹介より
小惑星衝突後の世界。恐怖や暴力が蔓延し、他人を信じることも難しい。罪だけ増え続けていた。そこに彼は降り立つ。価値観を破壊し、悩める者を救済する。数々の奇跡、圧倒的な力。誰もが知りたがった。後世、神とよばれた男の人生は、どんなものだったのか――。
★★☆☆☆
うーん?小惑星追突後の世界では人肉食が横行していた。
人が人を食べるという悪魔的な行為を正当化した黒騎士と呼ばれる男の一生。
なんですがうーん。全体的にバイオレンスで価値観や宗教観が独特。
もちろんそれが良いという人もいるのだろうけれど、
感情移入できる登場人物がいなくって唸りながら読みました。
残念ながら私には合わなかったです。『流』が気になってたけど
どうしようかなと考え中。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/09 15:59 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
門井慶喜 『東京帝大叡古教授』 小学館

東京帝大叡古教授 (小学館文庫)

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(2016/6/8 15:39時点)



内容紹介より
「日本初! 文系の天才博士が事件を解決!
物語の主人公・宇野辺叡古(うのべえーこ)は、東京帝国大学法科大学の教授である。大著『日本政治史之研究』で知られる彼は、法律・政治などの社会科学にとどまらず、語学・文学・史学など人文科学にも通じる”知の巨人”である。
その知の巨人が、連続殺人事件に遭遇する。
時代は明治。殺されたのは帝大の教授たち。事件の背景には、生まれたばかりの近代国家「日本」が抱えた悩ましい政治の火種があった。
★★★☆☆
ミステリー部分もさることながら、
登場人物が生き生きと描かれていて、しかもそれが現実に生きた
人物だったということに驚き!
時代の雰囲気のリアルなこと!もちろんその時代に生まれてないから
わからないけれど、でもきっとこんな時代の空気だったんだろうなってのが
伝わってきました。分からないところもいっぱいあったんで
グーグル先生に頼りながら読みました。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/08 15:44 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
寺地はるな 『ビオレタ』 ポプラ社

ビオレタ (一般書)

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(2016/6/7 09:31時点)



★★★☆☆
婚約者に捨てられた妙。
棺桶なる箱を売る雑貨店で働くことになるが…。
第4回ポプラ社小説新人賞!
と、いうことでこれからちょっと期待の新人さん。
登場人物たちに注がれる視線の絶妙な距離感。
物語から感じられる優しさと慈しみ。
や。良かった。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/07 09:32 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
湊かなえ 『ユートピア』 集英社

ユートピア

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(2016/6/6 10:14時点)



★★★☆☆
湊かなえ節炸裂!美しい海辺の町で起こる不穏な事件。
足の不自由な少女のために立ち上げたボランティア団体「クララの翼」
しかしメンバー同志での軋轢がうまれ…。
一体どうなってしまうのかと固唾を飲んで見守ってしまいました!
やっぱりどす黒い心理描写のうまい作家さんですな。
面白かったです♪

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/06 10:20 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
数多久遠 『黎明の笛』 祥伝社

黎明の笛

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(2016/6/3 08:53時点)



★★★☆☆
こういうシュミレーション小説って今まで読んだことがなかったんですが
面白いですな!
現実にあってもおかしくないと思えるリアリティで引き込まれました!
若干専門用語が多くって、それは一体何なんだい?って
とこがなきにしもあらずかな。
竹島がいつの間にか韓国領土になってたらどうしようっていう
不安ってきっと胸の中にこっそりあって、お話としてなるほど!こういう方法があるのか!と
ちょっと期待しちゃいました。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/03 08:59 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
小川糸 『にじいろガーデン』 集英社

にじいろガーデン

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(2016/6/2 08:47時点)



★★☆☆☆
うーん?
新しい家族の形を描いた優しい作品かと思いきや、
ラストで悲しいことが多くなってちょっと残念。
私は残念ながらこの作家さんとは合わないかなぁ。
『食堂かたつむり』も微妙に苦手だったんですよねー。
うーん。もう買うことはないかな。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/02 08:51 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
朝井リョウ 『世にも奇妙な君物語』 講談社

世にも奇妙な君物語

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(2016/6/1 19:15時点)



★★★☆☆
どの短編も是非とも映像で見てみたい。
朝井リョウさんが『世にも奇妙な物語』を好きすぎて書いたのがこの本らしいんですが
本当に世にも奇妙な〜のテイストが出てて面白かったー!
頭の中でテーマソングが駆け巡りましたよ。
どの短編もありそうありそう!って思いながら読みました。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/01 19:19 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
真山仁 『そして、星の輝く夜がくる』 講談社

そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)

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(2016/6/1 19:07時点)



★★★☆☆
被災地での教育といった重いテーマだけれど
重すぎず、何かを伝えようとする意欲にあふれた一冊!
時にはユーモラスに、けれど大事なところでは外さない、
こんな先生が現実にいてくれたらどれだけの生徒が救われるんだろうって
思いながら読みました。
生きようとする意思にあふれた子供達の描写が希望となって
胸に残ります。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/01 19:11 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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