『挫折を経て、猫は丸くなった』 新潮社

挫折を経て、猫は丸くなった。: 書き出し小説名作集

新品価格
¥1,188から
(2016/7/30 09:26時点)



★★★★☆
よっ!待ってました!!
書き出し小説第二弾!!
書き出し小説とは、そのまんま書き出しだけを集めた小説。
既にある小説の書き出しではなく、新しく書き出しだけを創作したもの。
これがまあ、面白いのなんの!笑わせようとしてるものから
シュールなものまで、相続力の翼がはためいて仕方ない!
常連の投稿者さんとかだと、お気に入りの投稿者さんなんかが
出来てきて、投稿者さんの名前を見る前に
これはもしや誰々さんのでは?なーんて楽しみ方も出来るのです。
一作目も大変面白かったので、あわせてオススメ!

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【2016/07/30 09:32 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
菊池幸見 『走れ、健次郎』 祥伝社

走れ、健次郎

新品価格
¥1,598から
(2016/7/29 10:49時点)



内容紹介より
このレースはどこかおかしい、何かが違う――
先頭集団が五キロのチェックポイントを通過したとき、地方局アナウンサー桜井剛は奇妙なことに気がついた。 盛岡初の国際マラソン大会。 スタートから男がずっと走っているのだ、沿道を。しかもトップについて! たった一人、誰の声援も受けず、なぜ彼は走り続けるのか? 実況が成功すれば、キー局への移籍も夢ではない桜井は男の存在を無視するが……。 快調にレースを引っ張るマラソン界のエース、大会を後援する大手スポーツメーカー社員、アナウンサーの妻、多くの人たちの想いが、謎のランナーに絡まっていく。 熾烈なレースの行方は? そして男のゴールとは?
やがてその走りは、観る人の心を変えていった――。爽快マラソン小説誕生!

★★★★☆
めっちゃ爽やか!!!なんていうか一陣の風を感じた気分。
まずはマラソンにかける様々な立場の様々な熱い想いに胸を打たれ
寡黙に、ひたむきに走るランナー達の戦い、そして
健次郎の走りに胸を打たれました。
素晴らしく良い読後感に感動。
読み逃すのは勿体無い!

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【2016/07/29 10:53 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
秋川滝美 『幸腹な百貨店』 講談社

幸腹な百貨店

新品価格
¥1,404から
(2016/7/29 10:46時点)



内容紹介より
店長をしていた堀内百貨店に事業部長として再び関わることとなった高橋伝治だが、
売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかる。
時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。
伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、
若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めるのだが……

★★★★★
読みやすかったし、共感できるし、読み終わって
よーし頑張ろうって、前向きな気持ちになるし、
めっちゃ良かった!!
売り上げを上げるって簡単なコトじゃないけど、
何もやらないより何でもやってみようとするその姿勢は見習わなくちゃならん!と
思いました。
出てくる食べ物も美味しそうで良かったー!
小売業についてる方に特にオススメ!

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【2016/07/28 21:57 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『鹿の王』 角川書店

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐

新品価格
¥1,728から
(2016/7/27 19:56時点)



内容紹介より
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。

★★★★☆
蜘蛛の糸のように隅々まで練られた世界観の奥深さと、
複雑で重層的な物語のつくりなのに、それを読者まで伝える筆力に圧倒されました。
上下巻でかなり長い物語なんですが、その長さを感じさせない展開でぐいぐい
読んでいけちゃいます。
生きるということ、命をつなぐということ。
領土拡大の野心のために虐げられた人々の悲しみと、
それに飲まれない強さ、なんとも読み応えのある一冊でした!!

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【2016/07/27 20:02 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
野島伸司 『自殺志願』 小学館

自殺志願 (小学館文庫)

新品価格
¥494から
(2016/7/23 07:22時点)



内容紹介
より僕が、少女たちを殺した。

1通目「先生にみんなで最後にメールしようよって言い出したのは、ナツキだったと思う。カオルも、確かに五人も自殺したら、担任に迷惑かかるよねって賛成して。だから先生は、これから全員の遺書めいたメールを受信します」
2通目「全員のメールを読んだ後に、一人だけ、たった一人だけ返信するんです。五人のなかで一人だけです。一斉送信はダメですよ。引き金を引かれた人が生きて残りの四人が死ぬなんて逆の意味のロシアンルーレットですね」
3通目「顔見れば分かる。みんな選ばれたいって思ってる。助かりたい、生きたいっていうのと違うから面白いよね」
4通目「私は殺される。五人の中で真実を話しているのは私だけです。これは私を殺す為の、彼女達が考えた完全犯罪なんです」
5通目「先生、いずれにしろ私は苦しむのはもう嫌なんです。私を幸福にしてください。先生、お願い、私に返信してください」

★★★☆☆
一通だけに返信できる自殺の予告メールっていう設定にまずドキドキ。
そんでもってラストでどびっくり。
センチメンタルの檻に閉じ込められた
一夏の思い出かと思いきや!!!
まさかまさかの展開ですよ。びっくりした!
面白かったですー!

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【2016/07/23 07:24 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
薬丸岳 『ラストナイト』 実業之日本社

ラストナイト

新品価格
¥1,620から
(2016/7/22 07:15時点)



内容紹介より
顔には刺青、左手は義手。
菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、古い友人で
刑務所を出所したばかりの片桐達夫が現れた。
かつてこの店で傷害事件を起こしてから、
自身の妻とも離婚し、32年もの間に何度も犯罪に手を染めてきた男だ。
獣のような雰囲気は人を怯えさせ、
刺青に隠された表情からは本心が全くつかめない――。
何故、彼は罪を重ねるのか?

★★★★☆
片桐さんがどうしても悪い人に思えなくって、
だからずっと「動機」が知りたいと思いながら読んでたんですが
本人の心理描写が一切なくってやきもき!
でも、周囲の人々から立ち上る姿とその過去にやっぱり
そんなに悪い人には思えない。
だからこそ片桐さんの動機が分かった時の衝撃!!
その人生の賭し方に涙。いやー面白かった!

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/22 07:22 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
阿部智里 『玉依姫』 文藝春秋

玉依姫

新品価格
¥1,620から
(2016/7/21 09:35時点)



亡くなった母の弟に会いに女子高生の志帆がやってきたのは山内村。
しかし、そこで志帆を待っていたものは、ゴクとして捧げられるというものだった。
山神の母として生きることを突きつけられるがー。

★★★★☆
八咫烏シリーズ、待望の第5弾!!待ってましたー!!!
しかも今回は変化球できましたな。
今までのメインの登場人物の中では金烏の奈月彦くらいじゃないかな出てるの。
あと、猿と。私、このシリーズの中で猿の出る話がテンションが上がって好きなんですよ。
それはさておき。今回まさかの人間登場!!!女子高生!
烏の世界でまさかこんな風に人間が関わってくるとは!!!意外!!!
12国記シリーズでいうと「魔性の子」ですな。
山神の仕組みとか、烏と猿との因縁とか、この世界がどんどん深く
描かれていって面白いの。
多少、志帆が完璧すぎな気がするのでもにょったけれど、
でも面白い!それでこのあと山内はどうなるのかと、
また続きが楽しみで仕方ない。

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【2016/07/21 09:36 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
柚木麻子 『3時のアッコちゃん』 双葉社

3時のアッコちゃん

新品価格
¥1,188から
(2016/7/20 12:42時点)



内容紹介より
アッコ女史ふたたび! 大人気の「ランチのアッコちゃん」に、待望の続編が登場!!
澤田三智子は高潮物産の契約社員として、
シャンパンのキャンペーン企画チームに入っているが、会議は停滞してうまくいかない。
そこに現れたのが黒川敦子女史、懐かしのアッコさんであった。
イギリスでティーについて学んできたというアッコさんが、お茶とお菓子で会議の進行を激変させていく。
またもやアッコさんの底知れぬ力をまざまざと見せつけられる三智子であった――
表題作ほか、「メトロのアッコちゃん」「シュシュと猪」「梅田駅アンダーワールド」を含む全4編。

★★★★☆
秋の夜長にお茶を飲みながら読みたい一冊。
心がくじけそうになった時に本当に必要なのは何か。
まっすぐに向かってきてくれるアッコちゃんの姿に惚れ惚れ!
そして出てくるお茶のなんて美味しそうなこと!
キラキラと楽しい読書時間を過ごせました♩
そして今更ながら気づいたんですが、
このシリーズ、ランチ→3時→幹事ってタイトル全部
韻を踏んでたんですね−!

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【2016/07/20 12:46 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
乾石智子 『竜鏡の占人』 東京創元社

竜鏡の占人 リオランの鏡 (角川書店単行本)



内容紹介より
<獅子星王朝>の妃カトラッカ。傾国の美女はその腹心エクスリダオと共に、享楽を満たすために、己の破壊欲を埋めんがために、魔手を三人の王子に伸ばした……。『夜の写本師』の著者が描く抗争と興亡の東方世界!!

★★★★☆
最初カタカナ名のオンパレードでダメだ覚えられない・・・。
エクスダリオ・・・???と慄きながら読みましたが、
それを乗り越えれば面白い!
海外モノとかこういうファンタジーモノは
登場人物の名前がとっつきにくかったりするんですが、
ある程度読み飛ばして物語を楽しむというもの全然ありだと思います!!!
この本も物語はすごく面白いんです。
アラバスの成長とかカトラッカの無垢なまでの凶暴性とか
竜鏡の秘話とか滅びゆく街とか。
細かいところまで設定が練られてて
物語にリアリティがあるのですよ。
乾石さんのそういうところ本当にスゴイと思う。
好きだなー。

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【2016/07/18 09:45 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
かたやま和華 『猫の手、貸します』

猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫)

新品価格
¥562から
(2016/7/17 18:40時点)




内容紹介より。
ある事情で猫の姿になってしまった浪人・宗太郎(通称、猫太郎)。裏長屋で便利屋「猫の手屋」を営む彼の元には、人々の相談が舞い込んで……。奇妙奇天烈な猫のサムライが大活躍するあやかし時代劇!

★★★☆☆
めっちゃ可愛い!!!!
「にゃんまみ陀仏ニャゴニャゴニャゴ」っていうフレーズに
ネコ好きとしてはノックアウトされちゃいますな。
宗太郎には大層嫌がられそうですが、モフモフしまくりたい。
人情味があって、キャラクターがかわゆいくて読みやすい!
気軽に楽しめる一冊です。

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【2016/07/17 18:46 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
綾瀬まる 『桜の下で待っている』 実業之日本社

桜の下で待っている

新品価格
¥1,512から
(2016/7/16 19:56時点)



内容紹介より
面倒だけれど愛おしい――「ふるさと」をめぐる5つの物語

桜前線が日本列島を北上する4月、
新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。
婚約者の実家を訪ねて郡山へ。亡くなった母の七回忌に出席するため仙台へ。
下級生を事故で亡くした小学4年生の女の子は新花巻へ。

実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いを
あざやかな筆致で描く、「はじまり」の物語。
ふるさとから離れて暮らす方も、ふるさとなんて自分にはない、という方も、
心のひだの奥底まで沁みこむような感動作。

★★★★★
すっごくすっごく良かった!!
いろんなシーンでグッとくるものがありました。
もうね、心臓わしづかみ。
なんてドキドキさせられる作家さんなんでしょう。
「迷いのない献身の言葉を眺めるうちに、不覚にも胸が詰まった」っていう
文章の潔さやテンポのよさ、心理描写のうまさやらもう全部のせってくらい良い一文。
もちろんストーリーの妙もあるし、一人一人の人生が、
その濃淡が、おしつげがましくなくそっと寄り添うようにそこにあって
良いもの読んだなとしみじみ。オススメです。

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【2016/07/16 20:52 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
さだまさし 『ラストレター』 幻冬舎

ラストレター

新品価格
¥1,620から
(2016/7/15 20:41時点)



内容紹介より
ラジオ局に入社して4年目の新米アナウンサーの寺島尚人は、ある日、
聴取率0%台、誰も聴いていない深夜放送の≪大改革≫に名乗りをあげてしまう。
「みんな小さな人生を生きている。それを伝えたいと誰もが思っている筈です。
そんな葉書を……小声で、ただひたすら愚直に読んであげるのはどうでしょうか」と。
大抜擢で番組を任されることになる。
しかし自分でスポンサーも探せと命令されたり、
ライバル局に邪魔をされたりとトラブル続出。
だが新米アナウンサーの青臭い情熱が、
それまで傍観するだけだったラジオ局の人々を動かし、団結させていく。

★★★★★
恥ずかしながら、さだまさしさんの本を読むのは初めてだったんですが、
めっちゃ良かったです・・・!!!
何度目頭が熱くなったことか!
「小さな人生を歯を食いしばって生きている」そんな全ての人々への
エールのような一冊。
金=正義の価値観のもと、豊かさを見失った全ての日本人に読んでほしい!!!
ラジオって聞く機会がほとんどなかったんですが、聞いてみたいと思いました!
オススメです!

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/15 20:47 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
神狛しず 『京は成仏びより』 MF文庫

京は成仏びより (MF文庫ダ・ヴィンチ)

新品価格
¥680から
(2016/7/14 14:17時点)



内容紹介より
リストラされ、妻に別れを告げられ、親類の一族が暮らすの京都の老舗呉服屋「わたり」に居候をすることになった “僕"は自他共に認めるへタレ男子。しかもやっかいな特技をもっていた。――霊が視えるのだ。さらに、居候先でもっと厄介なものに出会ってしまう。25歳の美しい和装の女性であり、“僕"の祖母でもある渡利稲――つまり幽霊だ。ばあちゃんは「視える」人間を見つけて大はしゃぎ。「成仏させろ」とつきまとう。とはいえ成仏させる技もない僕は、祖母の“未練"の心当たりを元に様々なミッションを行い、京都の町と渡利一族の事件に巻き込まれていく。

★★★☆☆
幽霊のおばあちゃんのユーモラスさに笑っちゃいます。
ヘタレな主人公の巻き込まれっぷりが多少かわいそうになりつつも
いいぞもっとやれとも思ったり。
読みやすくて楽しかった!
ただ登場人物の血縁関係が複雑でわかりにくいのが気になるかな。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/14 14:23 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
安住洋子 『遥かなる城沼』

遙かなる城沼

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¥1,512から
(2016/7/13 15:26時点)



内容紹介より
館林藩の武士である村瀬家の長男惣一郎は、弟や妹、友人と塾や道場通いを続けていたが、藩校に行くことになった弟に幼馴染みの寿太郎が乱暴し、惣一郎から離れていった。父源吾は、罪人を逃がしたことで家禄を減らされていたが、何か事情がありそうだった。そのうち成長した惣一郎は、病に倒れた父に代わって藩の仕事を行うようになる。
そんなある日、筆頭家老の岸田が殺された。表向きは、病死とされた。それは藩を二分しての内紛が背景にあり、源吾は牢破りの件もその派閥争いと関わりがあると、真相を語ったのだった。
やがて、浜田藩への国替えが決まる。嫁を迎え子どもの生まれた惣一郎は、家族とともに、主君の松平斉厚に従った。そこに故郷に帰りたいと、寿太郎からの手紙が届く――。
家族や友情の絆の大切さを歌い上げた、著者久々の書き下ろし時代小説。

★★★★☆
まっすぐで真っ当で心の持ちようの美しい登場人物たちが眩しかった!!
なんだか心の汚れが祓われたようです。
時代小説だからって敬遠せずにもりもり挑戦していただきたい。

テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/13 15:30 】 | 歴史小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
秋吉理香子 『聖母』 双葉社

聖母

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¥1,512から
(2016/7/9 08:41時点)



内容紹介より
東京都藍出市で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。
事件のニュースを見た主婦・保奈美は、大切なひとり娘は無事だろうか、と不安に陥る。
警察は懸命に捜査を続けるが、犯人は一向に捕まらない。
娘を守るため、母がとった行動とは。『暗黒女子』の著者が放つ驚愕の長編ミステリー!

★★★★☆
『放課後に死者は戻る』を読んだ時まんまと騙されたんで
今度こそ!!と、ちょっと身構えながら読んだんですが、
またしてもまんまとしてやられました。悔しいー!
トリッキーで大胆で挑戦的!まさかの展開で
面白かったです。次こそは騙されないぞ。おー!

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/09 08:45 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
恩田陸 『消滅』 中央公論社

消滅 - VANISHING POINT

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¥1,944から
(2016/7/8 10:23時点)



内容紹介より
超巨大台風のため封鎖された空港。別室に集められた11人の中に、テロ首謀者がいるというらしい。
閉鎖空間で推理合戦が始まった!

★★★★☆
めっちゃ面白かった!恩田陸さんやっぱ好きですわー。
空港ってそもそも非日常な空間なのに、
さらに通信障害やら台風やらテロやらで積み重なる非日常!
ドキドキしながらもどことなく楽観的というか
ユーモラスでラストのオチも素晴らしかった。
彼は良い営業マンになれますな。
恩田さんのこういうの久しぶりに読んだ気がします。楽しい読書でした。
おすすめ!

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/08 10:27 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
大島真寿美 『空に牡丹』 小学館

空に牡丹

新品価格
¥1,620から
(2016/7/7 16:01時点)




内容紹介より
私のご先祖様には、花火に魅せられて生きた静助さんという人がいる。
親族みんなが語りたくなる静助さんのことを、私は物語にすることにした――。
時は明治。江戸からそれほど遠くない丹賀宇多村の大地主の次男坊として生まれた静助は、村人から頼られる庄左衛門、母親の粂、腹違いの兄・欣市と暮らしていた。ある日、新し物好きの粂と出かけた両国・隅田川で、打ち上げ花火を見物した静助は、夜空に咲いては散る花火にひと目で魅了される。江戸の有名な花火屋たちは、より鮮やかな花火を上げるため競って研究をしているという。
静助は花火職人だった杢を口説き落とし、潤沢な資金を元手に花火作りに夢中になるが、次第に時代の波が静助の一族を呑み込んでいく--。

★★★★★
めっちゃ良かった!!!
ラスト付近で夜空に上がる花火と、彼らの人生、もしくは魂のようなものが
イコールになって「綺麗に咲いて綺麗に散った」んだと思って目頭が熱くなりました。
清助さんのブレない有り様と、その清助さんが惹かれた花火の魅力。
読み終わった後、つい「清助さんって人がいてね・・・」なんて
誰かに囁きたくなっちゃう一冊。良いもの読みました。

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/07 16:08 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
仙川環 『極卵』 小学館

極卵 (小学館文庫)

新品価格
¥724から
(2016/7/3 08:33時点)




内容紹介より
天使の卵か悪魔の卵か……。
吉祥寺にある有名自然食品店で売られている卵は、極上の味、『極卵(ごくらん)』と呼ばれて大人気の商品だった。しかし、この極卵を原因とする、食中毒事件が発生。時間がたつうちに幼児の感染者が次々に死亡していく。餌、衛生管理は完璧だったはずなのになぜ汚染されたのか。
疑惑を追い始めた元新聞記者の瀬島桐子。桐子の同級生だった野々市純子の長男も中毒患者のひとりに。純子はカリスママダムといわれブログ上では著名な存在だった。被害が拡大していくなか、過激なまでに業者を糾弾していくモンスター消費者の広告塔に祭り上げられる純子。話題性抜群と、事件を煽る新聞、テレビメディア各社。そして事件の裏には遺伝子組み換え食品を手がける大企業の影が……。

★★★★☆
導入部からしてめちゃめちゃ面白かったです・・・!!!
良い卵を食べたはずなのになぜ被害に遭わねばならなかったのか。
複数の視点で描かれる事の真相とはー?
ぐいぐい引っ張られてあっという間に一気読みの一冊。
面白かったなー。おすすめです。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/03 08:38 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
遠野りりこ 『マンゴスチンの恋人』 小学館

マンゴスチンの恋人 (小学館文庫)

新品価格
¥659から
(2016/7/2 07:02時点)



内容紹介より
すべての人に刺さる4つの恋の物語
幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に恋する女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラスメイトの秘密を知ってしまった少女。かつての恋の痛手に苦しみながら、レズビアンであることをカムアウトすべきか悩む生物教師。
十代の後半、人は性への意識が高まり、性自認が確立しはじめる、サナギのような時期。多感な心は揺れ、痛み、傷つきながらも、人を好きにならずにいられないセクシャルマイノリティのそれぞれの恋を描いた、すべての人に刺さる4つの物語。
全国書店員さんはじめ、芸能界やマスコミから絶賛された第12回小学館文庫小説賞受賞作が、待望の文庫化。

★★★★☆
硬さや青さを残した10代の瑞々しい恋が丁寧に描かれていて
とっても良かったです!
視線の行方だけで分かる苦しい恋に胸を痛めたり、
「痺れるようなあたたかな幸福が私の中に満ちる」って思える本当に幸福な
人とt気に共感したり。
様々に紡がれた恋模様のどれもが切なくて愛おしかったです!

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/02 07:07 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
石川智健 『60 tとfの境界線』 講談社

60 tとfの境界線

新品価格
¥1,782から
(2016/7/1 07:13時点)



内容紹介より
老刑事・有馬と、女性検察官・春名、若手弁護士・世良の三名は、「誤判対策室」に配属された。無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織だ。配属から半年後、有馬は行きつけの飲み屋の女将・綾子から不穏な話を聞く。最近来た二人組の男客が、殺人の犯行を仄めかすような話をしていたというのだ。冤罪事件に関わっているのではないかと有馬は疑い、該当する事件を突き止める。2011年に母親とその子供二人を殺害した罪で、古内博文という男の死刑が裁判員裁判で確定していた。誤判対策室は調査を開始し、綾子が言っていた怪しい二人の内の一人の身元を割り出す。大窪という男が判子詐欺の容疑で捕まったのだ。有馬と世良がその線を調べていくうちに、古内の娘・琴乃が詐欺事件に関わっている可能性が浮かび上がる。しかも、その夫の矢野高虎は、殺人を仄めかしたもう一人の男かもしれないのだ。──迫りくる古内の死刑執行。有馬は警察の取り調べ記録を、春名は検察の証拠品リストを、世良は解剖医の鑑定書を、それぞれ洗い直すとに!

★★★☆☆
「誤診対策室」っていう設定が面白い!
近い将来できそうな気がする。
ただ、出だしから序盤あたりの展開が遅い。
もう少しスピーディーだったら良かったんですが。多少くじけそうになりました。
誤診対策室の真の目的やら後半はすごく面白かった!
ちなみに私、この方のエウレカの確率シリーズ好きです。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/01 07:19 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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