小川洋子 『猫を抱いて象と泳ぐ』 文藝春秋
|Posted:2010/03/10 22:37|Category : 日文|
猫を抱いて象と泳ぐ
★★★★☆
少年が出会ったのはバスで暮らすマスター。
マスターからチェスの手ほどきを受け、
深遠なるチェスの世界へ身を委ねることに。
少年はリトル・アリョーヒンと呼ばれ、
着々と腕を磨くが・・・。
物語がすごく静か。ひっそりとしてるというか、
ひそやかというか、とても落ち着いた気持ちで
するすると読み進めていけます。
物語の奇想天外さに比べて、登場人物たちが
どこまでも謙虚。
チェスというゲームのもつ面白さや美しさなんかも
表現しながら、物語の面白さも勿論追求。
余韻の残る1冊。
★★★★☆
少年が出会ったのはバスで暮らすマスター。
マスターからチェスの手ほどきを受け、
深遠なるチェスの世界へ身を委ねることに。
少年はリトル・アリョーヒンと呼ばれ、
着々と腕を磨くが・・・。
物語がすごく静か。ひっそりとしてるというか、
ひそやかというか、とても落ち着いた気持ちで
するすると読み進めていけます。
物語の奇想天外さに比べて、登場人物たちが
どこまでも謙虚。
チェスというゲームのもつ面白さや美しさなんかも
表現しながら、物語の面白さも勿論追求。
余韻の残る1冊。