乾ルカ 『花が咲くとき』 祥伝社

花が咲くとき

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内容紹介より
札幌で暮らす小学六年生の瀬川大介には、自らの鬱屈を晴らすささやかな楽しみがあった。
それは隣家に住む、指が二本ない謎の老人佐藤北海が見守る貧弱な樹がつける花芽を削
り取ること。開花を待つ北海の喜びを奪うことで、不満を溜めた老人が“暴発"することを願っ
ていた。だが、夏休みに入ったある日、大介の油断を衝いてその樹が白い花を咲かせる。そ
れを見た北海は突如ボストンバッグを抱えて旅に出発、両親と喧嘩して家出をするつもりだっ
た大介は、急遽、彼を追うことに……。一人の少年の好奇心と冒険心が生んだ心に沁みわた
る感動の物語。

★★★★★
もうね、号泣。
一人の少年の鬱屈がまさかこんな形で昇華されようとは・・・!!!
大介の成長ももちろん良かったけれど
北海さんの抱えていた長年の想いがもう!!
許したいけど、許せない、その葛藤を心中で押し殺しながら
庭先の木を見続けた老人の一生って。
もちろん、相手のずっと後悔を抱え、悔やんで悔やんで
きっと人生がねじ曲がってしまったその胸中も
計り知れないんですが。
いや、すごいの読みました。
これ書いてても思い出し泣きしそう。
オススメです。間違いなし!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/06/16 09:49 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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