大島真寿美 『空に牡丹』 小学館

空に牡丹

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内容紹介より
私のご先祖様には、花火に魅せられて生きた静助さんという人がいる。
親族みんなが語りたくなる静助さんのことを、私は物語にすることにした――。
時は明治。江戸からそれほど遠くない丹賀宇多村の大地主の次男坊として生まれた静助は、村人から頼られる庄左衛門、母親の粂、腹違いの兄・欣市と暮らしていた。ある日、新し物好きの粂と出かけた両国・隅田川で、打ち上げ花火を見物した静助は、夜空に咲いては散る花火にひと目で魅了される。江戸の有名な花火屋たちは、より鮮やかな花火を上げるため競って研究をしているという。
静助は花火職人だった杢を口説き落とし、潤沢な資金を元手に花火作りに夢中になるが、次第に時代の波が静助の一族を呑み込んでいく--。

★★★★★
めっちゃ良かった!!!
ラスト付近で夜空に上がる花火と、彼らの人生、もしくは魂のようなものが
イコールになって「綺麗に咲いて綺麗に散った」んだと思って目頭が熱くなりました。
清助さんのブレない有り様と、その清助さんが惹かれた花火の魅力。
読み終わった後、つい「清助さんって人がいてね・・・」なんて
誰かに囁きたくなっちゃう一冊。良いもの読みました。

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2016/07/07 16:08 】 | おススメ! | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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