笹本稜平 『分水嶺』 祥伝社

分水嶺

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内容紹介より
風間健介は急逝した父の遺志を継ぎ、広告カメラマンから山岳写真家へと転身した。父の愛した厳冬の大雪山で撮影中、風間は絶滅したはずのオオカミを探す田沢保と出会う。十数年前、遭難の危機をオオカミに救われたという。さらに、彼が亡き父を尊敬していたこと、そして、大規模リゾート開発に絡んだ殺人犯だということを知る。風間は田沢と行動をともにするうちに彼の冤罪を信じた…。

★★★★☆
笹本さんの本はいつでも人生とは何か、
生きるということはどういうことなのかを深く考えさせられます。
決して説教口調ではなく、登場人物の生き方を見て、
自分の有り様を振り返って、あれ?このままでいいのかな?
と、立ち止まる時間をくれるような。

北海道の雄大で寡黙な山と絶滅したといわれているオオカミ、
そして自然の摂理をもはや思い出せなくなってしまった人。

冤罪なのに、それを受け入れ、己のなすべきことに
ただひたすらに邁進する田沢の姿が孤高で尊くって!!!

良いもの読みました。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2016/08/03 19:24 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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