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重松清 『見張り塔からずっと』

見張り塔からずっと 見張り塔からずっと
重松 清 (1999/08)
新潮社
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★★★☆☆
読後感、かなり重いです。
ゆっくりと、でも確実に沈んでいってしまう感じ。
リアリティーがあるから
余計に怖いのですよ。
バブル時に購入した夢のマイホーム。
バブルがはじけ、“夢”が無残に砕かれた捌け口を
新しい入居者へ求めた「カラス」
息子を亡くした夫婦の懊悩と危うさを描いた「扉を開けて」
若くして結婚した女性の苦節と秘かな決意の物語「陽だまりの猫」
どれもあり得る話というよりも、
これが現実なんだとつきつけられるようなお話ばかり。
しかも、それが身近に起きてもおかしくないと思わせるのです。
だから本当に読後感が悪い。
それは悪意をみせつけられたらからで、
それでいてその悪意が決して他人事じゃないことを
知ってるからなのです。
気分が優れないときに読んじゃだめです。
へこむこと間違いなし。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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ぴよった

Author:ぴよった
本と、映画と、紅茶と、チョコレートが好きです。最近は落語に夢中です。
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