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荻原浩 『押入れのちよ』

押入れのちよ 押入れのちよ
荻原 浩 (2006/05/19)
新潮社
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★★★★☆
ううん。巧い。
9つの短編集で、やっぱり表題作が良いなぁ。
築35年のおんぼろマンション。
恵太が借りることになったその部屋には
明治生まれの幽霊が憑いていたー。
幽霊のちよがね、もうかわいらしくて
いじましくて!
「予期せぬ訪問者」は笑える面白さ。
はずみで愛人を殺してしまった隆三。
愛人宅でなんとか殺人の証拠を消そうとするが、
なんとそこに訪問者がやってきて・・・。
ドタバタっぷりと、とぼけっぷりがすんごいユーモラス。
荻原浩の初期作品を彷彿とさせます。
他の作品もどれも荻原浩の幅の広さを
みせつけるものばかり。
ホラーチックなものも、ミステリーっぽいものも、
切ないものも、どれも良いのですよ。
やっぱり荻原浩は良いですよ。
本当は『オロロ畑でつかまえて』みたいな
何も考えずに笑える作品をまた書いてほしいなぁとは
思うのですが。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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本と、映画と、紅茶と、チョコレートが好きです。最近は落語に夢中です。
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