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飛浩隆 『象られた力』

象られた力 象られた力
飛 浩隆 (2004/09/08)
早川書房
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★★★★☆
中篇を含む4つの物語。
私のお気に入りは『呪界のほとり』ですな。
肩に龍を乗せた男と辺境の地に住まう
老人との邂逅、追っ手に追われつつ、
その理由を知らない男。ユーモアたっぷりで
彼の苦労がしのばれる。
壮大な物語を予感させるわりに
あっさりと終ってしまったのが残念ですが。
これ続かないのかしら。
・デュオ
天才ピアニストの調律を任された男に起こる不幸。
音楽を文章化するのってすんごい難しいのに、
飛浩隆はあっさりそれをするんだからすげぇなぁと。
・夜と泥の
地球化が進んだとある惑星。
親友に請われ訪れた先の沼地で見る自然の驚異。
3つの衛星に分割統治されているという設定が
すごく面白い。
・象られた力
時をおかずして滅びた3つの星系。
一番初めに滅びた「百合洋」で使われていた図形。
その中でも「見えない図形」を探すよう依頼された
クドウだが・・・。
すごい。星が3つも滅びるなんて。
しかも思いもよらない理由によって。
SFの奥深さやスケールのでかさをまざまざと
見せ付けてくれますな。
いやはや他の作品を読むのが楽しみになっちゃいました。
SFが読みたい! (2007年版) SFが読みたい! (2007年版)
SFマガジン編集部 (2007/02)
早川書房
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ようやくゲットしました。
まだまだSF初心者なもので
ガイドブックは必須。
読んでない本がたくさんあって、
その本たちはもしかしたら私を待ってるかもしれない。
そう思うと、時間はなんて無慈悲に短いんだろうと
嘆息してしまいます。

テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

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象られた力/飛浩隆

SF者の間ではかなり評価が高い作家、作品のようですね。 何かの書評で紹介されていて、そこで書かれていた内容からもしかしたら好みと思い、いつか読んでみたいと考えていたのを、...
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