桜庭一樹 『ファミリーポートレイト』 講談社
ファミリーポートレイトファミリーポートレイト
(2008/11/21)
桜庭 一樹

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★★★☆☆
母親が絶対的な存在だった幼い頃。
5歳の駒子は母の真子とともに逃避行のさなかにあった。
母とともにあること、マコのためのコマコであること、
それだけを運命付けられた母娘の絆、もしくは呪いの強さ。
どこからどこまでがネタバレになるのかわかんないので
一応隠してみます。反転させてください。

前半はその逃避行を後半はコマコの自立を描いた物語。
後半、作者と作品がオーバーラップして若干読むのがしんどくなりましたが、
読ませる力というか物語自体の吸引力はすごく強いんです。
ただ、それが物語の面白さとリンクしてるかというと、そうでもないような。
濃密で濃厚な母娘の縁はなんというかファンタジックで面白いのですが、
後半若干テイストが変わるので、うーん。ついていくのがちょっと大変かも?
しかしまぁ、コマコの読書体験は大層羨ましいものですなぁ。
一日何もしないで本だけ読んで暮らしたい。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2008/12/02 21:34 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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