あの日の指輪を待つ君へ
あの日の指輪を待つきみへを見に行ってきました。
タイトルがなんだかステキだったんで、期待してたんですが、うーむ。
かつて米軍の戦闘機が墜落した現場で見つかった指輪。
50年の時を経て明かされる、
戦争によって引き裂かれた若い恋人達の運命。
チャックが不憫なのと、マリーがかわいそすぎるのと、
テディの勝手さがはなにつくのと、ミーシャ・バートンがかわいすぎる。
・・・現在と過去が交互に描かれるので経年変化が怖かったりします。
アイルランドの国内紛争まで描かれるのはいかがなもんかと。
若手の俳優さんがたくさん見れたのでそれは良かったかも。
なんとなく「きみに読むものがたり」のうっとうしさを彷彿とさせるものがありました。

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【2008/08/29 23:07 】 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
江國 香織 『思いわずらうことなく愉しく生きよ』 光文社
思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫 え 8-1)思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫 え 8-1)
(2007/06)
江國 香織

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★★★☆☆
江国さんにしてはなんだか濃密。
もちろん言葉の使い方やセンスなんかはやっぱり江国さんらしいなぁ、
素敵だなぁと思うんです。家訓も大変ステキだし。
けども、今まで描かれた家族小説とはやっぱりちょっと違う。
それは、三姉妹の抱える問題が現実的であることだけじゃなくて、
物語の底辺に確固たる決意みたいなものがあるからかなぁ。
決意というか、意志というか。
新境地といえばおおげさすぎるかもしれませんが、
今までとはちょっと違う。
その違いが良いと思うかそうでないかは
読者自身の判断によるかなぁ。

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【2008/08/28 22:25 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
平山 瑞穂 『ラス・マンチャス通信』 角川書店
ラス・マンチャス通信 (角川文庫 ひ 19-1)ラス・マンチャス通信 (角川文庫 ひ 19-1)
(2008/08/25)
平山 瑞穂

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★★★★☆
すごい。びっくりするくらい変。
変な話がどこまでもドミノ倒しみたいに続くのです。
もちろん一応の筋はあるし、なんとなくは分かるんですが、
でもすごい変なの。
ここまで変なのってもう、ほんとに才能だと思う。
最初のほうのページで挫折しそうになったんですが、
そこさえ越えれば変な展開のオンパレード。
読みやすいし、物語がどう転がるのかが気になるから
ずずいと読めてしまうけれど、読めども読めども
やはり変。
主人公のやってる事や、考え方って結構普通だったりするのに、
その普通さを周囲は全然許してないっていうか、
それが普通ではないようにあしらうのです。
いやー。異才だと思います。
万人にススメられるかというと、そうではないけれど、
でも確実に一部の人の心を捉えること間違いなし。
だってすごく変だもの。

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【2008/08/27 23:00 】 | 日文 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
今邑 彩 『金雀枝荘の殺人』 講談社
金雀枝荘の殺人 綾辻・有栖川 復刊セレクション (講談社ノベルス イH- 2 綾辻・有栖川復刊セレクション)金雀枝荘の殺人 綾辻・有栖川 復刊セレクション (講談社ノベルス イH- 2 綾辻・有栖川復刊セレクション)
(2007/11/07)
今邑 彩

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★★★☆☆
クリスマスに起こった凄惨な連続殺人。
館の中で死んでいった6人の人々は、それぞれが
それぞれを殺したかのような偽装をされていた。
そこで何が起こったのかを確かめるために集まった従兄達。
しかし、またしてもその館では事件が起こる。
復刊ということなので、若干古い香がしますが、
それも物語にぴったりで、ちょうど良い感じに熟成されております。
過去の因縁や、絡まりあった血縁やら、見立てやら、
もりだくさんな内容ですが、すっきりと読ませるだけの筆力を
持ってる著者なので、すらすらと読めてしまいます。
古きよき香りとともにお楽しみください。

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【2008/08/26 23:39 】 | ミステリー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
誼阿古 『クレイジーフラミンゴの秋』 ソフトバンク
クレイジーフラミンゴの秋 (GA文庫 よ 1-2)クレイジーフラミンゴの秋 (GA文庫 よ 1-2)
(2007/02/14)
誼阿古

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★★★☆☆
学級委員の晴は文化祭の合唱リーダーに選ばれる。
学級委員の任ですら荷が重いと思っていた晴だが・・・。
友人、クラスメイト、仲間、そして先生達とのそれぞれの距離感。
時にはぶつかりあい、時には理解しあう。
いやはや青春ですな。
ラストでまさかの展開になりましたが、まぁ、それもありかなぁと。
問題なのは。登場人物が多すぎること。
書き分けが出来てないのか、私の理解力が悪いのか、
はて。この方は一体・・・という方が何名か。
いつぞや『クレイジーフラミンゴの夏』も読んだんですが、
イマイチこなれていないような印象があります。
っていうかソフトバンクが何故にライトノベルを出すのかが
気になります。新書も出してるし。
どこへ向かうんだろう。

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【2008/08/25 23:43 】 | 青春小説 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
平安寿子 『グッドラックららばい』 講談社
グッドラックららばい (講談社文庫)グッドラックららばい (講談社文庫)
(2005/06)
平 安寿子

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★★★☆☆
ちょっと家を出てくると行ったきり、なかなか戻らない母。
そんな母に動じない父。そんなことには興味の無い姉。いきり立つ妹。
それぞれがそれぞれに生きたいように生きる。
家族の形はなにもひとつだけじゃないし、
最終的に、自分の人生は自分のものなんだと、
深々とうなづいてしまう1冊。
けっこうどろどろした感情の交感があってもおかしくないし、
描かれないこともないんですが、
けれど、それがなにやらカラリと乾いてるんですな。
情緒が無いということではなく、飄々としてるんです。
新しい形の家族小説です!

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【2008/08/24 20:05 】 | 日文 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
上橋菜穂子 『夢の守り人』 新潮社
夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)
(2007/12)
上橋 菜穂子

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★★★★☆
守り人シリーズ第三弾!
今回の目玉はトロガイの過去話!若い頃があったというのが
想像できないトロガイ師ですが、彼女が妻であり、母であった頃、
そして出会った不思議な「夢」と、夢の息子。
作りこまれた世界観と妥協を許さない筆致!
今回も大変楽しんで読めました。
そしてあいもかわらずバルサのタフさには憧れます。
かっちょ良いー。ファンタジーの主人公にしては
年をとりすぎてるんでは?とか思ってたんですが、
なんのなんの。相応の、もしくは相応以上の
経験を重ねたが故の説得力。
いやはや面白い。

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【2008/08/21 20:44 】 | ファンタジー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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